2009/6/29

できる男の活力マネジメント  

・「できる男の活力マネジメント 男のアンチエイジング58の最新知識」
著者:朝倉匠子
出版:ディスカバー携書

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「できる男」んところは置いといて、ここのところ、三沢光晴やマイケル・ジャクソンに加え、身近にお客さんの急死なんかもあって、ちょっと健康管理に意識が向いたところで購入したのがコレ。
「ダイエット」や「筋力向上」といった視点だけでなく、「アンチエイジング」って観点から最新情報を紹介してくれてるところが本書の特徴だろうね。

「ダイエット」絡みのところや、「保湿」「小ギレイ化」のあたりの話は、(やれてるかどうかは別として(笑))知識としてはそれなりに知っていることが結構多い。
本書で「お?」と思わされたのは「男性ホルモン」のこと。
この「男性ホルモン」の働きについて解説し、これを上手く活用することで、「アンチエイジング」を実現する。
これが本書のメインテーマといってもいいだろう。
「最新知識」も、ココらへんに重点的に盛り込まれている。
「菜食主義はアンチエイジングにとってはマイナス面もある」「玄米食はいいことばかりでない」等々
何やら「草食系男子を目指せ」ってなイメージもある「アンチエイジング」に、「いやそればっかりじゃ駄目なんだよ」と、作者は言ってくれているようである。
(とは言え、暴飲・暴食・肥満・喫煙・飲みすぎ・・・が駄目なのは当然なんだけどね。)
ま、結局は何事も「ほどほどに」ってことかも(笑)。

なかなか楽しく読めたんだけど、「実用書」としてはもう一歩、具体的な食事例や食品の実例を分かりやすく提示して欲しかったな。
エクササイズの例なんかも入ってるんだけど、ここももう少しまとめて、図解なんかも入れてもらえるとありがたい。

もっとも作者は本書で塩野七生の「男たちへ」を目指したとのこと。
となると、「実用書」的な体裁にはなりませんな。
しかしチョットそれは目標を高く置き過ぎてるんじゃないかなぁ(笑)。
残念ながら、そこまでの格調は本書にはありませんヨ。
(役には立つんだけどね)

2009/6/28

「甘い」のは予想済み。  映画

金城一紀原作・脚本、岡田准一・堤真一主演
・・・と来れば、最近のテレビドラマの中では僕がかなり気に入っている「SP」のチーム。
まあ作品としてはコッチのほうが先になるんだけどね。

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  フライ、ダディ、フライ

原作は以前読んでいたので、「甘い」のは予想済み。
脚本も原作者がやってるんだから、そこら辺のテイストはそのまんまである。
ただその「甘さ」がこの作品を心地よいエンターテインメントにしているのであり、従ってそれを「欠点」とは言えないだろう。
もう少し演出をシャープにしてもいいかなとは感じたけど、全体としては心地よく楽しむことが出来たと思う。
まあ一言で言えば、「ファンタジー」。
青春を楽しむ若者と、頑張るオッチャンにとっての、ネ。
それはそれでいいんじゃない?

堤真一が演技が出来るのは当然として、結構、岡田准一がいい。
ジャニーズがバカに出来ないのは、こういう人材を輩出するところなんだよナァ・・・。

2009/6/28

新チームでの仕事が始まる。  雑感

ここ数日、30度を越える「あっつ〜い」日が続いていたが、今日は午後から結構激しい雨。
全く予想してなかったので、葛西の水族館に家族で行ってたんだけど、施設を出たところで降り出されて散々でした。
まあ子どもたちは楽しそうだったからいいけどね。

7/1の定期異動だけど、先週末で私のチームから異動するメンバーは最終出勤となり、来週からは新しいメンバーでの仕事が始まる。
長く所属していた中核メンバー二人が抜けてしまったので、キツくなると思うんだけど、まあ転勤族の宿命ですな、これも。

それにこれを機会に、残されたメンバーの成長が期待できるってのもある。
マネージャーとしてはそちらを期待し、サポートしていきたいところ。
まあこちらも心機一転、頑張りましょう。

2009/6/27

冷たい銃声  

・「冷たい銃声」
著者:ロバート・B・パーカー 訳:菊池光
出版:ハヤカワ文庫

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スペンサー・シリーズ第32作。
僕は決してこのシリーズのいい読者ではないんだけど(10作くらいは読んでるかな?それでも)、それにしてもよく続いてるね。
「アメリカの『今』の一部を反映したシリーズ」
といった評価を聞くこともあるけど、これだけコンスタントに続いていると確かにそういう性格もあるだろう。

本作では、あの「完全無欠の男」ホークが銃で撃たれ、入院しているところからストーリーがスタートする。
その病床から復帰し、自分が撃たれた事件の背景を暴きだし、キッチリと落とし前をつける。
そういう物語だ。

従って本作の主人公は「ホーク」と言ってもいい。
まあだからこそ、久しぶりにこのシリーズを読んでみる気になったんだけど(笑)。
しかしその分、「私立探偵小説」と言うよりは「アウトロー小説」的な印象が強いね。
言ってみればハメットの「ガラスの鍵」みたいな感じかな。
スペンサー自身、すっかりモラルに欠けちゃってるイメージがあるしなぁ。(自分が人を殺さなくても、その手伝いをしたら「同罪」だろう、やっぱり)

あと、スペンサーの「お喋り」があまり気にならないって言うのもあった。
僕がこのシリーズに乗り切れない最大の理由は
「自分語りが多いスペンサーが、どうも今ひとつ」
って言うのがあったんだけど、本作では殆どそれが気にならなかったのだ。
番外的な話だからこそなのか、そういうキャラに変わってきてるのか、僕の受け取り方が変わってきたのか・・・
ナカナカ興味深いところではある。

まあ「初秋」のような傑作ではない。
でも思ってた以上に楽しむことができたってのも事実。

もしかしたら次に文庫化された作品は読んじゃうかもしれません。

2009/6/26

マイケル・ジャクソン、逝去  

確か58年生まれで、プリンス、マドンナと同じ年なんだよね。(50、51ってとこ)
他の二人が現役感バリバリなのに比して、確かにマイケルの場合は「過去の人」って感じがあったが(その分、デビューは無茶苦茶早いんだけど)、それにしても・・・。

2009/6/25

グリーン・ニューディール  

・「グリーン・ニューディール 環境投資は世界経済を救えるか」
著者:寺島実郎、飯田哲也、NHK取材班
出版:NHK出版生活人新書

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「グリーン・ニューディールとは何か?」
について、アメリカの現状、オバマ政権が取り組もうとしている施策の内容、その先に見える社会の方向性について論じるとともに、日本の現状と方向性についてまとめた一冊。
NHKらしく、キッチリとまとめた内容になっていて、頭の整理をするのにはカッコウの一冊といってもいいと思う

「グリーン・ニューディール」を考えるとき陥りがちなのは、それを単なる「環境対策」「温暖化対応策」と考えてしまうことだろう。
そういう視点にとらわれると、「CO2は温暖化の主因ではない」とか「日本は環境対策を先んじて行っているから、同じ土俵にのるべきではない」とか言った議論に振り回されることになる。
「グリーン・ニューディール」が「環境問題」と密接に関係していることは間違いない。
ただ一時期の「環境ブーム」と違うのは、そこに「経済対策」「国際戦略」の視点が加わっていることだ。

新しいインフラの構築を行うとともに(ココは「公共投資」による経済刺激策になる)、技術革新をベースとし、新たな技術革新を導く新しい産業を創出するという「経済対策」。
化石燃料の依存度が高いことは、中東やロシア・中南米への依存度を高めることなるが、グリーンエネルギーの比率を高めれば、その分だけそうしたジレンマから解き放たれるという「国際戦略」。

非常にリアリスティックな戦略に裏打ちされていることが、「グリーン・ニューディール」の特徴だと思う。
そして「輸出産業頼り」の産業構造を持ち、「中東の石油依存度」が極めて高い我が国にとってこそ、こういう戦略は重要だといえるのじゃないだろうか。
(「にもかかわらず」・・・ってのが本書の後半なんだけどね)色々考えさせられる作品だし、(先日読んだ「脱『ひとり勝ち』文明論」と同様)未来に対する希望も感じ取れる一冊ではある。

ところで先日、麻生首相が「地球温暖化対策」の中期目標を「マイナス15%」と発表した。
これが具体的にどういうものかが本書には書かれている。

<・太陽光発電は現状の40倍に導入拡大。これを実現するには、建築基準法を改正しすべての新築住宅に太陽光パネルの設置を義務化。一部の既設住宅にも義務化が必要。
・次世代自動車は新車販売台数の100%、保有台数の40%に普及拡大。これを実現するには、従来自動車の販売禁止(中古車含む)や車検時に適用不可とするといった政策が必要。>(P.171)

・・・こりゃハードル高いね。

ただ一般的には「マイナス15%」でも目標が低いという評価。
となると真面目に目標達成するためには、日本の社会や産業構造のあり方そのものを変革していかなければならない。

本気かな?

2009/6/25

そのまんま首相  

昨日は午前中の大雨のあと、午後からは涼しく過ごせた。

お客様の担当者が急死され、午後から佐倉へ向かい、通夜に参列。
先週は元気に出勤していたのだが、月曜日に出勤してこず、連絡も取れないので、管理人立会いで部屋を明けてもらうと、布団の上で亡くなっていた・・・と会社の方のお話。
45歳、独身。
少し心臓の具合が悪く、検査入院して経過を見ているところだったらしい。

80歳くらいの喪主のお父様が痛々しかった。
親より先に逝ってはいかんのだよな。

自民党・古賀選対委員長の出馬要請に、
「総裁としてなら」
と言ったというそのまんま東。

地方を変えるためには地方分権を進めなきゃいかん。
そのためには国政に関与する必要がある。
それをもっとも効果的に行うには、権限のある役職につく必要がある。
もっとも権限のあるのは・・・

という考え方そのものは間違ってないだろう。
ただそこに「そのまんま東?」ってのが正直なところ。
彼の行政手腕を評価する視点が、まだ僕にはないからね。

やっぱり1期は知事をやったほうが良いと思う。
地方から国政に意見する姿を見せてもらい、具体的な成果に向けて、どのようなアクションを取るのか、それを評価させてほしい。
今、国政に転じたら、
「やっぱり『宮崎知事』ってのは、単なる足掛かりだったんだ」
と思わざるを得ないヨ。
そんな人物が首相になっても、この国が良くなるとは思えないな。

2009/6/24

1Q84  

・「1Q84 Book1<4月〜6月>・Book2<7月〜9月>」
著者:村上春樹
出版:新潮社

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発売早々に100万部を突破し、未だに売れ続けている村上春樹の最新長編。
この「Book1」「Book2」ってとこに、「続きがあるのでは」という疑い(笑)を抱き、何となく読むのを控えていたんだけど(「ねじまき鳥クロニクル」という「前科」があるからね、村上春樹には)、結局我慢しきれずに読んでしまった。
一週間くらいかけるつもりだったんだけど(上下で千ページくらいあるからね)、3日くらいで一気読みしちゃったよ。
やれやれ。

今までの長編と違い、本作は全編三人称で書かれている。
でも視点はコアとなる主人公二人(青豆/天吾)に沿ったスタイルになっているので、従来の村上春樹スタイルから大きく変わった印象はあまり感じなかったかな?
「若干、独特の比喩が減っている感じがする」
まあその程度。
主人公の一人である「青豆」は「思索タイプ」ではないので、それはそれで自然な結実なんじゃないかとも思う。

物語をどう評価するかは、やっぱり読む人次第。
個人的には「100万部突破」ってのはどうかとも思うけど、「読むに値する」ものは確かにあると思う。
「結局は『失われたもの』の話なんですな」
「最後は『愛』なの?」
ってのも正直な感想なんだけど(笑)、「それが村上春樹」とも言えるからね。

事前にチラッと書評なんかを読んでた印象では「オウム真理教」との関係に言及されてたものが多かったけど(村上春樹にはそれに関する作品が2作あるし)、ここはどーかなー。
確かに「無関係」ではないだろう。
ただそれを前面に本作を論じるのは、ちょっと誤解を招く面もあるんじゃないかと思う。
「善/悪」のバランスについて語る本作の「リーダー」を、「麻原彰晃」とは重ねられないし、重ねるべきでもない。
本作の宗教団体の描き方には確かに「オウム真理教」を想起させるものがあるんだけど、だからといって「これは『オウム真理教』をモデルとした小説だ」というのは言いすぎだと思うよ。
逆に言えば、そういうハレーションを避けるためにも、本作はあの事件から一定の期間を経た後に書かれてるんじゃないかね。

さて、本作に続編はあるのか?
先に読んだ妻の意見は「あってもおかしくないし、なくても納得できる」。
僕もそう思うよ。
これはこれで収まるべきところに収まっていると思うし(「解決されてないことがある」とも言えるけど、全てが詳らかになることがないのも村上春樹作品の特徴でもある)、もう少しこの「先」を見てみたいとも思う。
どちらであっても納得はできる。

でも出来得るなら、もう少し先を読ませて欲しい。
そしてそこで描かれた「世界」が、もう少し「明るい」ものであることを期待したい。

・・・それが「青豆」と「天吾」の物語への僕の希望でもある。

2009/6/23

あっつい・・・!!  雑感

「30度越え」。
いやぁ、暑かった・・・。

午前中は健康診断だったんで良かったんだけど、午後からのお客さん訪問では、2時間弱の外出で溶けそうになっちゃった(笑)。
「クールビズ」だからいいけど、ネクタイなんかしてた日にゃ、熱中症でやられちゃうね。
「温暖化」・・・やっぱり進んでるのかな。

午前中の健診は思ってた以上に「待ち時間」が長くて、おかげで読書が進んだ。
今週一杯くらいは楽しめるかと思ってた「1Q84」も、「Book2」が残り100ページあまり。
今日明日中には読み上げちゃいそうだ。

早く読み終えたいような、もっと楽しみたいような・・・

でもそういう気分になるってのは、読書の醍醐味だよね。

2009/6/22

ついに手を出しております。  雑感

今日の東京は終日「曇り」。
雨よりはいいけど、気分は「ドンヨリ」(ま、「仕事」のせいってのもあるんだけど)。

週末から遂に「1Q84」を読み始めた。
先に読んだ妻からは、
「続きがあってもおかしくない」
と言われたし、書評をチラホラ読んでも、ここら辺はビミョーなところなんだけど、せっかく早々に購入したんだからね(笑)。

今は「Book1」の半分くらい。
なかなか面白い。
でも昔みたいに「徹夜して一気に」って感じにはならないな。
これは「作品のせい」というより、「歳をとったから」だと思うけどね。

ちょっと寂しい気分。



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