2009/3/25

天使と悪魔  

・「天使と悪魔」<上・中・下>
著者:ダン・ブラウン 訳:越前敏弥
出版:角川文庫
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「ダヴィンチ・コード」のロバート・ラングトンを主人公とするシリーズ作品。
「ダヴィンチ・コード」に続いて映画化されるんだけど、小説はコッチのほうが先に出版されてるんだよね。

「トンデモ学説」「陰謀史観」を駆使しながら、展開の目まぐるしいジェットコースター・ノベルに仕立て上げたって言うのが、「ダヴィンチ・コード」だったけど、その路線は本作も同様。
ヴァチカンに対抗する「イルミナティ」という秘密結社の陰謀に対抗して右往左往する主人公たちの姿が活写されている。
ネタ的には「キリストの秘密」を取り扱った「ダヴィンチ・コード」の方が間口が広い感じがするけど、個人的にはコッチのほうが興味深いものがあったな。

(「ダヴィンチ・コード」と)「両方を読んだ人は、圧倒的に、『天使と悪魔』の方が面白いと答えています。」

ってのが「映画化」を踏まえての書店での「売り」になってるけど、僕も同感。
「陰謀」に重なるテーマとして、「宗教と科学」ってのがあって、ここが作品の「厚味」になってるような気はするね。
まあ大した「厚味」じゃあないんだけど(笑)。

「数時間の愉しみ」
という意味では、結構楽しめる作品と言えましょう。
「読んで人格が向上する」
ってなことは「全く」ないけどね(笑)。





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