2008/4/29

ST警視庁科学特捜班  

著者:今野敏
出版:講談社文庫
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今野敏の警察小説の「東京ベイエリア分署」シリーズとは別のシリーズ。
「多様化する現代犯罪に対応するため新設された警視庁科学特捜班、略称ST」の活躍を描く作品。(「陽炎」に登場人物の一人がゲスト出演していた)

「東京ベイエリア分署」が安積班の地道な捜査活動と、安積警部補を中心とした刑事たちの「人間味」を「売り」にしているのに対し、本シリーズは「警察」という組織に収まり切らない、特異な技能を持ったチームが、組織の論理を引っ掻き回し、対立しながらも、目覚しい成果を挙げる、
という構成になっている。
・・・んだけど、存外きっちりと「捜査」の流れを押さえている感じがあって、「さすがベイエリア分署の作者」ってところもある
その分、STチームのハチャメチャ振りが「予定調和」の範疇に収まっちゃってるような気もするけどね。

まあメンバー個々の活躍も十分に描けてなくて、キャラ立ちもハッキリしてないところもあるけど、ここはシリーズとしてもう少し追いかけていかなきゃ何とも言えないというところかな。
熟練の筆で、さすがに楽しめるようになっているから、それはそれでシリーズを読む楽しみができたことは嬉しい。

「東京ベイエリア分署」のストックが切れても、当分はコッチで楽しめそうだ(笑)。

2008/4/28

面白いんだか、面白くないんだか・・・  映画

まあでも、ただコーヒー飲みながらくっちゃべってるだけの話を11本も観通したんだから、面白かったんだろうな。
・・・多分。
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  Coffee and Cigarettes

おしゃれになり過ぎそうなところを微妙に抑え、作り込み過ぎすぎないように適度なアドリブ風味と抜け具合を加味させる。
ここら辺のセンスがジャームッシュなんだよね。
「テーマ」なんかは全くないけど、みせてくれるってヤツ。

個人的には(中ではちょっと「作り」っぽさが目立つほうなんだけど)ケイト・ブランシェットの一人二役と、グダグダ具合満載のトム・ウェイツ&イギー・ポップが面白かった。
ビル・マーレイも「さすが」って感じではあったね。

ま、「暇つぶしになら、どうぞ」って映画ではありますかね。

2008/4/27

2時間は無理だった。  雑感

土日と、僕の両親が上京してきていた。
日曜に従弟(僕の父の弟の息子)の披露宴に出席するためだった。

土曜の昼に到着して、夜は近くのレストランに食事に出掛けた。
それほど格式ばった店ではなかったんだけど、一応大人はコースで。
息子はお子様セットにして、娘の方は持ち込みの離乳食と言う構えだった。

息子は普段以上にバクバク食べてくれたし、娘も機嫌よく過ごしてくれたんだけど・・・
コースの2時間は、やっぱもたんワ(笑)。
1時間を過ぎる頃には二人とも食べるものもなくなり、飽きがきはじめて、アッチへちょろちょろ、コッチへチョロチョロ・・・。
その度に誰かが追い掛け回す羽目になり、落ち着いて食べるには程遠い状況。
騒ぐ訳じゃないんで、店の人もお客さんも温かく見守ってはくれるんだけど(コッチがそう思ってるだけかもしれんが)、追いかけるほうはヘトヘトになってしまった。

やっぱり個室じゃないとマダマダゆっくりは出来ないナァ。
・・・ってことを再確認した夕食のひと時であった。

2008/4/26

ゴールデンウィーク突入!  雑感

いよいよゴールデンウィーク突入!

・・・なんだけど、今年も遠出の予定はあまりなし。
ホントは飛び石のところを全部休暇取得して、帰省も含めて、色々行こうと思ってたんだけど、ちょいと仕事の方の都合でそうもいかず、基本、カレンダー通りということになってしまった。
う〜ん、残念(涙)。

ま、この土日は僕の両親が上京してくるし(いとこの結婚式のため)、後半の連休のところでは何とか一泊旅行はしたいと思っている。
まあ、
「タップリ子どもの相手をして、少し妻に骨休めをしてもらう」
これが今年のGWの目標かな?
(単にお荷物が一つ増えるだけだったりして(笑))

2008/4/26

財務3表一体理解法  

・「決算書がスラスラわかる財務3表一体理解法」
著者:国貞克則
出版:朝日新書
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実は「簿記でも勉強しようかなぁ」とここ数年漠然と思っている。
「漠然と思ってる」だけでナカナカ実行に移していないからダメなんだけど(笑)、「会計的基礎知識の必要性」というのを感じているのは確かだ。
(別に会計士とかを目指してるわけじゃない。「簿記3級」くらいなら数十時間の勉強でOKらしいしね)

本書は「簿記を勉強しなくても会計がわかる」「すらすら決算書が読める」ということでちょっと評判になった本。
「決算書の読み方」ってぇのは勉強会も受講したし、何冊か本も読んだんだけど、何となく「身になってない」気分がしているので、手に取ってみた。

損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CS)の繋がりに着目し、その流れを抑えることで決算書の読み方を理解しようと言う作品。
この3表の繋がりを解説している部分は読んでて異常な眠気を覚えちゃったんだけど(笑。これは本書が悪いんじゃなくて、単に僕の苦手意識の為せる技)、その後に具体的な例を元に、手順を踏みながらその繋がりを追いかけてくれていて、確かにそれをフォローするだけで、何となく3表の繋がりが頭に納まるようになっている。
そういう意味では「評判になるだけのことはある」と思うね。
(今までの勉強会なんかでは割と「キャッシュフロー計算書」は軽視されてた感じがするけど、確かにこういう風に3表の繋がりを押さえて、全体としての「意味」を頭においておくと言うのは、有効な理解法だと思う)

じゃあこれで「決算書が読めるようになったか?」。
確かに「見る視点」は頭の片隅に入ったように思うけど、これを自分のものにするには、実際の「決算書」をいくつも見てみる必要があるだろうね。
そうじゃないと結局は身にはつかない。

と言う訳で、現在、自分が勤めている会社の決算書を眺めているところです(笑)。

2008/4/26

陽炎  

・「陽炎 東京湾臨海署安積班」
著者:今野敏
出版:ハルキ文庫
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「東京ベイエリア分署」シリーズの短編集。
他のシリーズ作品の登場人物がゲスト出演したりして、なかなかバラエティにとんだ作品集になっている。
「トウキョウ・コネクション」なんか、ネタ的には短編で終わらせるには惜しいような作品も入っている。(ま、もっともコッチの路線を長編でやったら「新宿鮫」になっちゃうかな)
「部下たちから見た安積警部補」って視点も入っていて、短編集としてもシリーズが安定化していることが覗える。

このシリーズ、僕の母がエラク気に入っていて、実家に送ったシリーズ作品は一気に全部読み上げてしまったらしい。
「次はまだか」
と言ってたので、GWに上京してきたときに渡そうと思い、今回急いで読んだ。
いや、僕も大好きだから、別に「無理して」って訳じゃないんだけどね(笑)。
「次が気になって、読み出したら止まんないんだよね」
と母は言ってたが、確かに。僕も本作は一気に読み終えました。

ま、これで帰りの飛行機の中で読む本は渡すことが出来るな(笑)。

2008/4/25

メンタリング・マネジメント  

・「メンタリング・マネジメント 共感と信頼の人材育成術」
著者:福島正伸
出版:ダイヤモンド社
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「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」の作者によるマネジメント論・リーダー論。

「期待される人材像」とは「自立型人材」であり、その育成のためには従来の「管理型マネジメント」ではなく、「メンタリング・マネジメント」が必要である。
そのためにはリーダーが「メンター」となって、「見本」を見せ、部下の「信頼」を得たのちに「支援」をしていくことが求められる。

・・・ザーックリ言うとこんな話。

「得るものを変えるためには、まず与えるものを変えれば良い
他人を変えたければ、自分を変えれば良い
人を育てるければ、自分が育つ姿を見せることである」

と、「マネジメント」「人材育成術」と言いながら、結論としては
「自分が成長し続けなければならない」
という、結構マネジャーにとっては厳しい(笑)内容になっている。

しかし読んでて頷かされるところは多かったよ。
自分の至らなさを指摘され続ける感じなんで、それはそれで「痛い」んだけどね。
「マネジメント」のスキルなんていう意味では「コーチング」に重なる部分も多いし、具体的な手法としてはその手の本を読んだ方がいいかもしれない。
ただその根幹にある、「如何に人を育てていくか」、いや「如何に自分が育っていくべきか」を考える上においては、本書は価値のある内容だと思う。
ここで定義されている「自立型人材」なんか、改めて考えるに、なかなか参考になったよ。

まだまだ自分には至らないところが沢山ある。
それはまだまだ自分には変わっていく余地があることだ!

・・・と「プラス受信」しておくことにします(笑)。

2008/4/25

ミラノ 朝のバールで  

著者:宮本映子
出版:文藝春秋
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何数間か前の朝日新聞の書評で取り上げられていて気になっていた作品。

イタリアで生活していた(いる)日本人女性のエッセイと来ると、どうしても「須賀敦子」を思い出さずにはいられない。
実際、僕が書評で本書に目が留まったのも、その連想が根本にあったんだろうと思う。

須賀敦子氏がイタリアに住んでいたのは60年代から70年代。そしてそのことを書き始めたのは90年代に入ってから。
本書の作者は未だイタリアに住んでいて、その20数年にわたる「現在」のことを書いている。

当然そこには趣の違いが出てくるのだが、どこか似通った雰囲気があるのも確かだ。
具体的には「抑制された筆致」にそれが見て取れる。
その向こうには「人生」というものに対する、ある種の諦観と、それと裏腹になった楽天主義だろうか?

「人生なんて車輪のようなもの」
「人生なんてブリオッシュだよ」

受け取り様によっては「禅」的でさえあるその言葉を、陽気で楽天的なイタリア人が口にすると、何だか不思議な景観になる。
それを見つめる「何かしら」が心の底にある日本人女性。
須賀敦子やこの作者にあるのは、そんな佇まいだと思う。

ま、ズッと須賀敦子の方が内省的で「重い」感じはするけどね。(経験の重さ、時代の差なんかがそこにはある)
それでも本書は単純な「イタリア大好き!」ってエッセイではないと思うよ。
本の装丁もちょっと良い感じ。

思った以上に「気に入った」作品になったナァ。

2008/4/24

パパの極意  

・「パパの極意 仕事も育児も楽しむ生きかた」
著者:安藤哲也
出版:NHK出版生活人新書
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僕自身は結構「子育て」を楽しんでる方だと思ってたんだけど、本書を読むと「まだまだ」だなぁ。もっともっと関わっていけることに気付かされた。
ガンバらなきゃ、いや、楽しまなきゃね、もっと。

独身の頃に比べて、結婚して視点や考え方が変わったと言うのはあるけど、子どもが生まれたらそれがもっと大きく変わり、広くなった気がしている。
そしてそれは子どもの成長につれて変化していて、この間、息子が幼稚園に入園したことで、また違うステージに入った感じだ。
「子どもの成長とともに親も成長している」ってことなんだけど、これは新鮮な気持ちだし、少し不安ではあるんだけど、結構ワクワクもしている。
小学校に入ったりしたら、また大きく変わってくるんだろーなー。

ちょっと考えなきゃいけないのが「地域コミュニティとの関わり方」かな。
「保護者会」や「PTA会」に関わることには抵抗ないんだけど、転勤があるからネェ、僕の仕事は。
どっかで家族は置いて「単身赴任」ってぇのは覚悟しているんだけど、さすがにそうなると僕が「地域コミュニティ」と関わる頻度は低くなっちゃうだろう。
ネットとかで、昔とは環境は変わってきてるけど、それでもこういうのは対面して進めていくことに意味があると思うからネェ。

ま、すぐにどーのこーのって話ではないし(大体「どこに住むか」も決まってない)、僕の家族ナリのあり方を考えていけばいいとは思ってるんだけど、ちょっと頭においてく必要はあるかな、と。

そーゆーこと考えること事態が「楽しい」んだけどね(笑)。

2008/4/23

文明の利器  雑感

そう言えば、「STUDY HACKS!」を読んでから、グーグル・リーダーを使うようになったんだけど、今更ながら、コレ便利だネェ!(笑)

「RSS」はさすがに知ってたけど、
「まあ見るサイトやブログは限られるから」
と思って使ってなかったんだよね。
でも使い出したら、その便利さにビックリ!

う〜ん、こういうのって、やっぱり使ってみてから判断すべきだナァ、と
知らずに過ごした年月を後悔しながら思っている次第。



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