2007/12/28

よいお年を。  雑感

今日の午後から帰省して、戻ってくるのは「3日」。
田舎にはPCがないので、それまで更新はストップですナ。

今年は娘が生まれて、「私」の方はナカナカ充実した(バタバタした(笑))一年だったけど、「公」の方は入社以来、見舞われたことのない事態に次々と襲われて、最後まで戸惑いが拭えない一年だったかな、と。
色々考えるキッカケにもなって、ある意味じゃ面白くもあったんだけどね。(ま、二度と同じ事態に見舞われたくはないが)

さて、来年はどんな年になるやら。

よいお年を。

2007/12/27

雪沼とその周辺  

著者:堀江敏幸
出版:新潮文庫
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川端康成文学賞受賞!
谷崎潤一郎賞受賞!
木山捷平賞受賞!
でもって「本の雑誌が選ぶ2007年度『文庫部門』第3位」(笑)!

・・・なんだけど殆ど知らなかったナァ、「堀江敏幸」。
「どっかで聞いたことがあるんだけど」
くらいの引っ掛かりはあったんだけど、作品を読むのは初体験。
で、読後は、
「もっと早く読んどきゃ良かった」。
かなり気に入りました。

短編集なんだけど、物語としてはさほどドラマチックなものはない。
登場人物を訪れる「ある瞬間」を描きながら、その「瞬間」が何か「決定的」であるというわけではなく、またその描き方も「暗示的」な感じもあって、全てが伝わってくるわけではない。
「それでどーなるんだよ!」って思わないでもない作品もあったんだけど(笑)、全体としての世界観がいいんだよね。それに文章が静謐な感じがあって、味わい深い。
舞台は「雪沼」という架空の田舎町に設定されているけど、作品のイメージはすごく「都会的」だ。
好き嫌いはあると思うけど、(「キングとジョーカー」とは逆に)僕とは相性がいいんだろうな。

作者紹介を見ると「64年生まれ」。僕とは同世代。
「それにしちゃ、ちょっとおさまり過ぎじゃないか」
という印象もあんだけど、一方で「村上春樹」や80年代のアメリカ文学ブーム(というほどだったかどうかは分かんないけど)の影響を受けて、と考えると割と納得感がある。
逆に言うと、そこが「弱点」かもしんないな。でも読んで楽しむにはそんなことは関係ないしね。

「他の作品も読んでみたいな」と思っているところです。

2007/12/26

キングとジョーカー  

著者:ピーター・ディキンスン 訳:斎藤数衛
出版:扶桑社海外文庫
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「英国女王が挑む怪事件 奇抜な舞台設定に 巧緻な謎解きが展開」(帯)

まあそういう話なんだけど、ちょっと読む人を選ぶ作品かなぁ。
王室の表現や、王族の心情など、凝った設定と書き込む筆力には感心させられたが、僕自身は今ひとつ最後まで乗り切れなかった。
「解説」で「山口雅也」が褒めてるのは良く分かるんだけどね。(舞台設定に凝る辺りには通ずるものがある)

意識するにせよ、しないにせよ、「本格推理」は「舞台設定」で線引きし、「世界観」を構築することに特徴があるジャンルだとも言える。

世紀末のゴシック的世界、伝説と因習に囚われたおどろおどろしい世界、モダンな都会の隙間に滑り込む影の世界、上流社会の中のある種の閉ざされた世界、外部からの連絡が途絶えた絶海の孤島、奇人の建設家が造った摩訶不思議な作りの館・・・

本書の場合、それが「架空の」英国王室になっているわけだ。
実はこの「架空の」というあたりが僕が乗り切れなかった理由の一つでもある。
「アナザーワールド」モノというのは結構好きなジャンルで、それだけに何となくそういうSFテイストの設定を勝手に期待しちゃってたところがあるのだ。
ところが本書の場合は、確かに「アナザーワールド」ではあるのだが、
「作者はこのエリザベス一家を架空のビクター二世一家とすりかえて、一つの物語を創作した。史実と違うのはその点だけで、それ以外はチャーチルを筆頭としてすべて実在する」(訳者のノート)
と言うわけで、SFテイストなんかありゃせんのですな(笑)。
コッチの勝手な思い込みなんだけど、ここら辺も僕と本書の波長がずれちゃった原因として小さくないと思う。
(この王室の「すりかえ」のネタ元は「ヴィクトリア女王」(中公新書)を読んだばかりだったのでスッキリ頭に入った。それを狙って読んだわけじゃないんだけど)
「舞台設定の懲り方を除いたら、このトリックはどうなの?」
ってぇのもあるけど(笑)。

まあ凝った作品なのは確かなので、はまれば気に入る人もいるだろうね。「本の雑誌が選ぶ文庫ベストテン」のドッカにも入ってたし。
従って「僕とはあまり相性が良くなかった」というだけの話。

2007/12/26

クリスマス・プレゼント  雑感

家族からのプレゼントはツリーの下。
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サンタさんからのプレゼントは靴下の中へ。
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朝起きて、プレゼントを見つけて、勿論息子は大喜び。
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サンタさんからは「お願い」通り、「ウルトラセブン21」の人形。
妻の実家からは洋服、僕たち両親からは娘と二人に絵本を2冊(「三匹のやぎのがらがらどん」と「にじいろのさかな」)プレゼントした。

ちなみに「お願い」できない娘には、妻が代わって、「お皿」を「お願い」。
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・・・それって実用品じゃ・・・?

2007/12/25

クリスマス・パーティ  雑感

クリスチャンじゃないけど、昨晩はクリスマス・パーティ。
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ケーキとキッシュは、何とか風邪から立ち直った妻のお手製。
頑張りすぎて、スタートが少し遅くなっちゃったけど(ひとしきり、「ご飯食べる〜」と息子は騒ぎ、待ち疲れた娘は眠っちゃった(笑))、美味しかったよ。
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お利巧にも、食事が終わる頃に目を覚ました娘も加わって、記念撮影。
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自分の事を考えたら、10代の後半になったら、こんな風に「家族でパーティ」なんて期待できないね(笑)。
でもまあ、もう数年は楽しめそうだ。

メリー・クリスマス!

2007/12/24

妻の撃沈  雑感

一度は乗り切ったかと思ってたんだけど、妻の風邪の具合が昨日は悪化してしまった。
朝方、
「今日はなんだか寒いような気がする」
と言ってて(確かに気温は低かったんだけどね)、熱を測ってみたら、「38.5度」。
「ゲッ」と思っているうちに、昼前には「39.5度」という有様になってしまい、急遽、区の「休日救急診療」に駆け込んだ。
(妻は滅多なことでは医者や薬の世話にはならないんだけどね)

「インフルエンザ」が怖かったんだけど、結果としては「たちの悪い風邪」とのこと。
薬を飲んで、少し休んだら、夜には36度台に熱も下がり、一安心。
さて今朝は良くなってるかな?
クリスマスに寝込むようなことは避けたいだろうからなぁ。

2007/12/24

ヴィクトリア女王  

・「ヴィクトリア女王 大英帝国の"戦う女王”」
著者:君塚直隆
出版:中公新書
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1838年19歳にして英国女王の座に着き、1901年81歳でこの世を去った英国女王の伝記。
その一生は英国が「大英帝国」として絶頂期を迎える過程と重なっているとともに、「君臨すれども統治せず」(ウォルター・バジェット)という理想的君主のモデルともされている。(ま、実情はかなり違っているようだが)

本人もかなり興味深い人物ではあるが、何より「時代」が面白い!

「貴族政治から大衆民主政治へと移り変わる時期の国内の政党政治や議会政治。ウィーン体制が崩壊し、ビスマルクの時代を経て、列強間がブロック化していく時代の激動のヨーロッパ国際政治。そして、イギリスを先頭に、欧米諸国が競って植民地の拡大に乗り出した世界大のスケールでの帝国主義競争。世界がまさに近代から現代へと移り変わろうとする時代」(あとがき)

僕はイギリス国内政治の歴史には詳しくないので政党政治の立役者たちのことはあんまり知らないが、イギリス国内での有名どころがワンサカ出てきているのは窺がうことが出来る。(本書の多くは、女王と政党政治とのせめぎ合いに割かれている。これが人間模様に溢れていて、結構、面白いんだよね)
国際政治のほうは、まさに「オンパレード」って感じ。
女王のライバルとなるビスマルクを筆頭に、ナポレオン三世、ドイツ皇帝ヴィルヘルム一世、ロシア皇帝アレクサンドル二世・三世、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ一世。そして晩年には、第一次大戦のきっかけをつくるドイツ皇帝ヴィルヘルム二世と、日露戦争を起こし、革命に倒れるロシア皇帝ニコライ二世の即位に立ち会うことになる。(いずれもヴィクトリア女王とは親戚関係にある・・・ってあたりがヨーロッパ)
ヴィクトリア女王の時代は日本にとっては「明治維新」とも重なっており、遣欧使節団の岩倉具視が登場したり、日清戦争が背景に登場したりと、ここら辺も興味深い。

全般に面白かったけど、特に印象に残ったのは、「アルバート公(女王の夫君)の生涯」「老大人グラッドストンとの確執」「晩年のビスマルクとの謁見」あたりかな。
いずれもドラマティックで、幕切れには一抹の「哀しみ」を感じざるを得ない。
ここら辺は「歴史的事実」でもあろうが、作者の筆加減によるところも少なくないんじゃないかと思う。

それにしても「中公新書」。頑張ってるナァ(笑)。
こういうしっかりした作品を「新書」で出版するというのはたいしたもんだと思う。
「老舗の意地」もあるんだろうけど、こういう路線を堅持して欲しいもんである。

2007/12/23

高知出張  雑感

木曜・金曜と、高知へ年内最後の出張。
木曜日はホテル(土佐ロイヤルホテル)で終日会議&懇親会で、翌日は「黒潮カントリークラブ」で懇親コンペ。
ホテルとコースは隣接してるので、高知まで行って、見たのはホテルとゴルフ場だけという出張だった(笑)。

先週は茨城、今週は高知とゴルフ遠征続き。
ゴルフが好きな人ならたまらないだろうけど、僕はどうもダメなんだよネェ。どうせやんなきゃいけないんだから、好きになった方が得だとは思ってんだけど・・・。
全く嫌いなわけじゃなくて、それなりに楽しみはするんだが。
ま、スコアが「120」をウロチョロしてるようじゃ、好きにもなれんわね(笑)。
(先週に引き続き、「黒潮」も非常に整備されたいいコースだった。11月末には「カシオ・ワールド」が開催されている。
しかしそのせいか、グリーンが無茶苦茶難しい。
「2段グリーンの奥に切ってありまぁす」
なんてぇのがザラだったからね。
僕だけじゃなくて、参加者全員がパットに苦しめられていた)

面白かったのは、ホテルとゴルフ場で他のお客さんのトップと偶然遭遇したこと。
「奇遇やナァ」
と声を掛けられたけど、いや、全く。
それだけ有名なコースと言うことだろうけど、何もこんなトコでって感じだ。
あちらもパットのほうは散々だったとのコトであった(笑)。

2007/12/20

風邪模様  雑感

「インフルエンザ」じゃないんだけど、ウチの中で「風邪」が流行っている。
日曜の夜から娘が発熱、妻に移って、昨日は息子の具合が悪かったらしい。
1日、2日で熱は下がってるから大事には至らないんだけど、息子も娘も何か調子が悪いらしく、不機嫌なことが多いので、妻は結構大変そうだ。

さて後は僕なんだけど、どーかなー。
「風邪のクリスマス」
は避けたいけどネェ。

2007/12/19

Girls In Their Summer...  音楽

ブルース・スプリングスティーンの新譜「マジック」の中の一曲の題名が、
「Girls In Thier Summer Clothes」。
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ん?
本棚を探してみる。
思ったとおり。
僕の大好きなアーウィン・ショーの「夏服を着た女たち」の原題が、
「The Girls In Thier Summer Dresses」。
さて、ボスはショーのことを知ってたのかな?

このショーの短編は有名らしいけど、現代のアメリカでどの程度知名度があるのかは分からない。歌詞を読む限り、意識してるとは思えないけどね。
それはともかく、この曲は初期のボスを思わせるセンチでロマンチックなトコがあります。
朝、丸の内を歩いてて、コートを着て歩くOLさんたちを眺めながらこの曲を聴いて、ちょっと僕もおセンチな気分になっちゃった(笑)。




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