2007/10/10

人生、勝負は40歳から!  

著者:清水克彦
出版:ソフトバンク新書
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来週の研修の事前課題で参考図書として選定された一冊。
必読書のドラッガーが「知識労働」を核に、理論的に個人としての「あるべき論」を展開していたのに比べると、本書は具体的な事例を交えながら、割と俗に「中年の自己変革」を語っている。

「これまで社会人として何とかやってきた自分に、まず自信を持つことだ。そのうえで、心の持ち方を変え、時間の使い方を工夫し、人付き合いを見直し、そして、人とのコミュニケーションや自分の見た目をちょっとずつ磨いていけばいいのだ。」

あとがきのこの文章が本書の構成そのもの。
自分自身の経験も踏まえた話も多く含まれていて、理解しやすい内容になっている。実際、
「そりゃないだろう」
と反発するようなコトはなかったと思う。
なかったんだけど、「やれるかどうかは別」でもあるんだけどね(笑)。

必読書が「建前」で、参考図書が「本音」という読みもありえると思うんだけど、とすると会社が我々に求めているのはこーいうコトなのかね?「副業のススメ」みたいなとこもあって、まずいんじゃないかと思わないでもない部分もあるんだけど。
まあでも前向きなナイスミドル(死語という気もするが)を目指す中年オヤジが増えることは悪いことじゃないか?(笑)

面白く読んだけど、自分じゃ買わなかった本だね、こりゃ。
(作者は南海放送のコメンテーターもやってるらしい。田舎に帰ったときに、どんな「ナイスミドル」やら、チョット見てみたい気はした)

2007/10/10

探偵ガリレオ  

著者:東野圭吾
出版:文春文庫
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単行本で読んだ気が微かにしないでもなかったんだけど、ドラマ化で店頭に並んでいるのをパラパラ見ても記憶が蘇らなかったので、
「まあいいか」
と買ってみた。

物理学者が探偵役になる短編集で、収められてるのは5編。いずれも科学的なトリックを使った事件になっている。
「科学的思考で事件を解決する」というのは推理小説の基本パターンだが(ホームズとかね)、最新科学をバックにした結構大掛かりなトリックが取り扱われているのが本書の特徴だろう。
(実現性があるのかは僕の浅薄な知識では何とも言えないんだけど、少なくとも「それらしく」はなっている。エンターテインメントとしてはそれで十分だろう)

まあ面白くは読んだんだけど、探偵役のキャラが今ひとつ立ってないのはチョット不満かな。テレビドラマ化されるらしいけど、事件の方は割りとけれん味があるからいいとして、ここら辺はどうするのか気になるところではある(どーせ見ないんだけど)。

今回初めて知ったんだけど、少し前に評判になった「容疑者Xの献身」もこのシリーズなんだね。評価は二分してるようだけど、確かにこのノリだと読むかどうか・・・。
どうも「東野圭吾」は僕とはちょっと相性が悪いようである。



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