2006/7/10

滅びゆく国家  

「滅びゆく国家 日本はどこへ向かうのか」
著者:立花隆
出版:日経BP社
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日経BPのウェブサイトに掲載していたものを集めた本。
立花隆の取材力・分析力の凄さは「田中角栄研究」で承知しているが、時事的なコメントはあまり読んでなかったので、その手のものとしては初めて手にした作品になる。

不定期に時事に関する自分の考えや感想をまとめたもので、例えば郵政解散における小泉自民党の勝敗の「読み」を全く外したあたりの記載もチャンと残していて、誠実さを感じさせる内容になっている。
一読すると、「1年余りで色々なことがあったんだナァ」と感慨深い。章立てで見ると、「ライブドアショック」「天皇論」「靖国論・憲法論」「小泉改革の真実」「ポスト小泉の未来」「イラク問題」「メディア論」
確かに指摘するように、後世から見たら重要な転換期になるような時期を今日本は迎えているのかもしれない。直接的にそういう記述があるわけではないんだけど、題名には立花隆の悲観的な現状把握が込められているんだろう。

政治的な立場に深くコメントする気はないが、作者と僕では意見が一致しないところも結構ある。
でも「日中戦争」に関して、その経緯に対する知識の足りなさが問題だとする指摘には深く納得。個人的には社会人になってからここら辺は勉強しているのだが、この点に関する知識がなくて、現代史やアジア外交に関してコメントするのはポイント外れになる可能性が凄く高い。
(出張中に平和記念公園に行った。訪れるたびに、原爆の悲惨さを再認識するが、中国・韓国では、日本軍の侵略がこれ以上の規模と実感を以って、随所で「再認識」されているのだろう。この根っこの部分を忘れてはいけないと思う)

まあでも、小泉さんに関する予想(「キング・メーカー」になろうとしている)はハズレるんじゃないかなぁ。ちょっと「読み」という点では、分析力ほどのキレはないような気がします。

2006/7/10

出張  雑感

水曜日の夜から土曜日の夕方まで出張していた。
広島だ。

メインはお客さんの会議のオブザーブ参加だから、大した仕事はしてないのだが、それでも長距離移動して、違う環境下で色々な人と会うと言うのは疲れるもの。日曜一日はユックリさせてもらったんだけど、何となく疲れが芯のところに残っているような気がする。
まあ何度も書いてるけど、歳だよね、ホント(笑)。

出張から帰ってきて、妻と息子の顔を見ると強張っていた心のどこかが解れたような気がした。
こんな風になるなんて、予想もしてなかったナァ。



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