2005/11/9

日本世間噺大系  

著者:伊丹十三
出版:新潮文庫
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以前、文春文庫から出ていた伊丹十三のエッセイが最近新潮文庫で再販され、懐かしさとともに購入している。
エッセイに関しては十代後半から二十代にはまり、色々な作者のものに手を出したが(自分に自信がなくて、ライフスタイルを探してたのかなぁ。思えば虚しい…)、伊丹十三もその重要な一角を占めていた。
スパゲティの作り方・食べ方、眉間の皺に関する考察なんかは明らかに影響受けてるなぁと、今回「女たちよ!」や「ヨーロッパ退屈日記」を再読して、改めて気づかされたりもした。

でも実はこの本だけは今回初めて購入・読了したんだよね。
今となっては理由は良くわからないんだけど、多分「自分が聞きたいのは伊丹十三のライフスタイル。他の人間の意見じゃない」みたいな感じがあったんじゃないかな。実際には題材を選ぶのも、それをまとめるのも「伊丹十三」なんだから、そこにこそ重要な視点があるんだけど、そのことに当時の自分は実感がなかったんだろう。

今回、初めて読んで、すごく楽しんで読み終えることが出来た。
「こういうのは伊丹十三にしかできないだろうなぁ」
というのが正直な感想。
ここら辺のスタンスが、克明な取材に支えられた彼の映画作品群(「マルサの女」「スーパーの女」等々)にも通じるトコがあるんじゃないかとも思ったりして。
でも同時にそこには何らかの袋小路みたいなものも感じられて…って、これは彼の最期を知っている者の感慨でしかないかな。

面白い本だけど、僕が選ぶなら「ヨーロッパ退屈日記」。
これは彼の映画作品で、「マルサの女」より、「お葬式」が好きなのに通じるとこがあるかもしれない。

2005/11/9

いつもちこくのおとこのこ  

「いつもちこくのおとこのこージョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー」

著者:ジョン・バーニンガム
訳:谷川俊太郎
出版:あかね書房

Naruさん絶賛の本作をAmazonで購入した。
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いやぁ、いいね。こういうの大好き。
ちょっと「マザー・グース」に似た感じもあるかな(訳者のせいか?)。
Coolな作品だと思います。

ところでこの先生なんだけど、どっかで見たことがあるような気がするんだよね。
なんだっけなぁ…。



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