2009/3/28

参った。予想外の出来。  映画

「評判の高いアメコミ(グラフィック・ノベル)の映画化」
と言うので観に行ったんだけど、正直期待はしてなかった。

「有名なアメコミヒーローのパロディみたいなキャラクターは、本家を知らないと楽しめないだろう」
「中核となるロールシャッハをマスクにしたヒーローがカッコイイとは思えない」
「『あったかもしれない社会』(「ニクソンが大統領を続けてる」とかね)というSFのりは、アメコミ映画には会わないような気がする」
「『ダークナイト』を観ちゃってるから、普通のアメコミ映画じゃ満足できない」
等々・・・

杞憂でした。
これはナカナカの作品。
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  Watchmen

まずはこの長くて、複雑で、暗いストーリーをまとめあげた脚本に脱帽。
「上映時間163分」
って長編なんだけど、全くその長さを感じさせず、それでいて消化不良にもならないというのは大したものだ。
更にその長さを楽しませるべく、ちゃんと「ヒーロー映画」になっていてカタルシスを感じさせつつ、深いテーマもキッチリ突きつけると言う・・・。
「ダークナイト」に並ぶ離れ業をやってのけてくれている。

そして「ロールシャッハ」。
この不気味で、カッコイイとは全く思えないヒーローに、ラストは思いっきり感情移入。
ちょっと泣けちゃったよぉ(笑)。

加えて劇中歌の趣味がいい。
初っ端の「アンフォゲッタブル」(ナット・キング・コール)の使い方は感心したし、ボブ・ディラン、ジャニス、S&G、ジミヘン等々
そして何より、「レナード・コーエン」。
「やってくれるなぁ」
って感じでしたな。

まあ「続編」はないだろうヒーロー映画。
「観る価値アリ」
です。



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