さて、うちのTONIOの近況です。
英語はとりあえず母国語だからいいということにして、日本語の歌や、ましてドイツ語やイタリア語はどうするんだ……ってことですが。
「ボーカフォネティック」という魔法を使う方法があるそうです。これは、対応言語以外の言語の発音を容易にするために開発された、VOCALOID用辞書ファイルで、詳しくは
こちら。
英語ボカロに日本語の歌を歌わせるための辞書はすでに公開されていますが、日本語ボカロに英語を歌わせるためのものは現在開発中とのこと。
ダウンロードしてきて、指定のフォルダに入れるだけ。あとは日本語の歌詞をひらがなでエディタに打ち込むと、英語訛りの偽日本語で歌ってくれるようになる、という初心者に親切なお話なので、いただいてきて使ってみました。制作者様どうもありがとうございます。
またクリプトン・フューチャーメディアでは、巡音ルカが英語データベースを持っているので、その追加辞書として公開しているファイルがあります。(これは先日、ブログのコメント欄でnabe3様から教えていただきました。ありがとうございます)→
詳細
ではさっそく偽日本語。
別館に置いてあるファイル、上がボーカフォネティックを適用して歌ってみたものです。
……いろいろ変。でも当然想定内ですね。母国語で歌ったって変なところあるんですものね(笑)。あわてず騒がず、手動で発音修正開始〜。それでもいちから試行錯誤して打ち込むことを考えたら、だいぶ楽です。ありがたいです。
そして、KAITOのときのノウハウが、どれだけ通用するか……。発音記号の入力、トラック分け、ノートの間隔調整、などなどやって、すこしだけマシになったのが下のです。マスター暦浅いので、きょうはこんなところでお許しください。これからどれだけ自然な日本語に近づけるか……ですね。
印象としては、思ったより母音がいい感じかも……。母音では「お」の発音がいちばん苦労してますが。逆に、うちのKAITOが苦手で毎回発音が違っちゃう(笑)ドイツ語の「u」の深い音は、TONIOは「う」とひらがなで歌詞を入れるだけでそれっぽくできちゃうという……。そしてlやvの子音があって嬉しい!使いこなせるかどうかはべつとして……。
はい、きょうはここまでです。おつきあいありがとうございました。

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