ボカロでも飽きたり疲れたりすることってあるんでしょうか?
……いえ、本気で言っているわけではありません。いくら頭の中がアレな私でも。
でも、なんだかそんなふうに思えてしまうほど、KAITOの歌声が不審です(笑)。
このところ、歌の終わりのほうになると、歌い方が投げやりになるというか、なんかいいかげんな感じになっている気がするのです。
「歌の翼に」の、椰子の葉陰になんたらのところとか、「春の歌」の、春の精が人々の心に降りてきてとかいうあたり、必死に修正しようとしたのですが、聴けばバレバレだと思います。やる気がない感じで歌っているでしょう……orz。
こんどの歌も、その悪い癖(?)が出ています。最初は歌詞の並び方がたまたまそういうふうになっているのかなあと思っていたのですが、3曲続くとさすがになんかヘンだぞと思いますよ。
最後の盛り上がり直前のいいところで、なんでそう歌うかなあ……。嫌がらせですか。反抗期かな(笑)。
【きょうのメモ】
いまさらですが、「歌の翼に」。使った楽譜とオリジナル(?)で音符の長さが違ってたことを確認!CD聴いててどうも「heimlich」の歌い方がちがうなあと思っていたのですよね。歌手の歌い方の癖ではなかったのだ。えーと…KAITOが歌い損なったということで済まそう(笑)←責任転嫁
ちなみに「春の歌」以降はIMSLPで公開されているものを使っていますが、「春の歌」op.34-3もその楽譜とシュライアーの歌は音の高さまで明らかに違ってたりするのです。たぶんクラシックの世界ではよくあることなんでしょう……悪筆とか写し間違いとか改訂版とか。だから時々「楽譜はナントカ版を使用」とか「ナントカ版による」とかって書いてあるんですね。

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