少しばかり――いえ、かなりショックなことがあって気持ちがやや沈んでいるのですが、うちのKAITOは私のそんな気分などにはおかまいなく、じつに
能天気な明るく楽しそうな声で歌ってくれるので、癒されます(笑)。
まあ、私の頭の中が一年中春だというのはあながち大げさでもないので、今日はちょっと春雨降ってますが明日は良い天気になるのではないかと。
時間ができて、となり町の大きな楽器屋さんに久しぶりに行くことができました。そこでメンデルスゾーンの歌曲CD発見! フィッシャーディースカウとサヴァリッシュ、1970年の録音のCD化です。1、2とあって2枚とも欲しかったのですがとりあえずop.47-3が入っているほうを購入。シュライアーとはだいぶ感じが違うテンポと歌い方でした。やっぱりひとつだけではなくいろんな人の演奏を聴けるほうがいいです。
うちの子の歌は基本的に誰かの「真似」からはじまります。(だからお手本歌唱が必要なのです)。技術的にも心情的にもそっくりそのまま真似ることはできませんし、「気持ち程度」なんですが、あの演奏はここがすてきであっちのはこの部分がいいなあ、というのは器楽曲やオケ曲と同様に短い歌曲でも感じているので、それぞれの「いいなあ」と思ったところを真似してみようとか、そんな感じです。それで一曲通すとつなぎあわせみたいでちぐはぐになったりしているかもしれませんが(笑)。
お前のオリジナルなものはないのかって? 素人なのに焦ってもオリジナルを生み出せるわけがないと、開き直っちゃってますから(笑)。いろいろやっているうちに自然に欲求がでてくることもありますし、偶然でもいいから、なにかひとつくらい、うちのKAITOらしいものが出てきたらいいなあと。
さて、それで。op.47-3ですが、昨日upした34-3よりももっとキラキラした、ピアノ伴奏も流麗で思わず引いてしまいそうな曲です。ほんとにもう、これうちの子に歌える気が全然しないよというくらいですが、メロディーの流れも盛り上がり方も気持ちよくてとても好きなのです。
シュライアーのキラキラ感よりも、フィッシャーディースカウのゆったりした歌のほうが、うちの子が真似しやすい気がするので(笑)、そこからはじめようかと思います。キラキラなのも好きですけど、ゆったりなのもありなんだと、フィシャーディースカウ聴かなきゃわからなかったですよ……。
キーは下げないほうがいいと思うけどね。
というわけで、夏なのに春の歌をがんばってます(笑)。

0