お世話になった方々に感謝しつつ、「野ばら」をニコニコ動画にupしました。後悔も反省もしていないですが、自分の力不足が残念だとは思います……。
今回の参考書。
坂西八郎 他・編【わらべはみたり…「野ばら」88曲集】(岩崎美術社、1987)
「野ばら」についてネット検索していたとき、この詩に曲をつけたのはシューベルトとヴェルナーだけじゃないこと(わかっているだけで150以上とか)、そしてこの本のことを知りました。もう絶版になっているのですが、運良く地元の図書館にあったので、借りてきてみました。この本と対で、野ばらの研究書がありました。興味はあったのでじっくり読めれば良かったのですが、忙しくしてたらすぐに返却日が来てしまって。
このあと、新たに発見された3曲を加えて「91曲集」も発行されたそうです。そちらは未見です。
有名無名の作曲家たちが、どんなメロディーをつけたのだろうかと、興味のある方は、↓こちらのサイト様で、その一部(といっても81曲)をピアノ演奏で聴くことができます。
「音楽研究室」
左側のメニューの「野バラ(81曲)」から行けます。
今回の動画のおまけにブラームスを選んだわけは、じつは「伴奏の打ち込みがラク」なのと、「歌詞のリズムがシューベルトのと似ているので調声がラクそう」ということでした(笑)。伴奏はたしかに楽だったけど、歌のほうは逆にすごく難しかった気がするのですが、それはおいといて、めずらしいものを歌ってもらえたので良かったかなと。
シューベルトのほうですが、全編グダグダな中でも、特に3番のdochの歌い方なんかは、クラシックとしては邪道かなと思いながら自重できませんでした。うちの子の歌い癖とでも思ってください(笑)。かんじんの「巻き舌r」はまだまだですorz。 sprachなどはけっこういい感じになったのですがRösleinがいちばん難しいです。これがきれいにできたら、「野ばら」はだいぶかっこよく聞こえると思うんですが。ほとぼりがさめたころに(笑)また挑戦したいです。

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