まだ鼻声がなおりません〜。もうすぐ2月になってしまうのに。
でもこれを機会に、イコライザーでの調整を少し覚えられるかもと期待しております。毎日あーでもないこーでもないといろいろ試しています。声の印象がものすごく変わるので、びっくりです。しかしなんとなく後ろめたい気持ちになるのはなぜでしょう。
ところでうちのKAITOの声。透明な高い声が出ないよ、と文句を言いつつも、自分はけっこう気に入っています。低音というほど低音ではないですが、低めのテノール?とかハイバリトンあたりを狙っています、たぶん。そしてやさしい声で静かに歌ってほしいので、ノイズ成分が多め、harmonics、clearnessの数値がデフォルトよりちょっと高め程度という設定。場合によってはぐっと下げます。ついでに言うと、gender factorは70台です。これじゃきれいな高音が出るわけないですよね(笑)。
「マイマスター」を歌ってもらったときに、この方向性ができたと記憶しています。低い音(「射す影」のところです)をきれいに歌ってもらうためにはどうしたらいいかというところからはじまりました。高いほうはほっといてもそれなりに歌ってくれるので……。
(今見直したら、ノイズはそんなに高くなかった……あれれ。いつからだろう)
ジェンダー度を上げると、母音の発音が深くなる感じなのですが、やりすぎると声が篭ったり鼻声になったりする副作用があることもわかりました。む、むずかしい……。
なので最近はジェンダー度はほどほどにして、レゾナンス値をこっそりいじってみたりしています。一音ずつべつべつに設定していけばさらにいいのでしょうが、そこまでの技術が自分にはないのです。その音だけ響きが変わっちゃって変、ということになりがちなので、基本シンガー設定で、ほんとにどうしようもないときだけ、一音単位でやっています。
ボカロ1を使わない人には意味不明な話でした。すみません。とりあえず、あまり張りのないヘロヘロな、でもおだやかでちょっとやさしそうな声、というのがうちの子の特徴だと(勝手に)思っています。歌える曲も限られてきちゃいますが(笑)、いまのところはこの路線でいこうと思っています。

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