天気 :


気温:18℃ 風向:北北東微風 海況:なぎ
水温 :21.0℃
透視度:内浦ビーチ10〜6m
内浦ビーチは砂地と泥地に魅力があるポイント。
最近ではセミホウボウyg ハナイカ タツノイトコ ツノカサゴyg
ネジリンボウ スジコウイカ その他いっぱい。
名前をよく知らない生物もまだまだいる。
そんな砂地を何の気なしに通過したその真下に、
当然生物は生息している。
フィンで砂を巻き上げてしまう程度ならまだしも、
ろくに中性浮力も取れていない状態のまま、フィンを地面に
押しあてジャンプするように進み、まるでバッファローの集団が
砂煙をあげて進んでいく様を見てしまうと、押しつぶされそうな
気持ちになる。いたたまれない。
煙幕が落ち着くのを待ち、さっきまでその真下だったはずの
生物を見に行くと、やはりというか見つからない。
範囲を広げて眼を凝らすと、自力で移動したとは考えにくい場所
に蹴り飛ばされたごとくポツンと姿があった。
ビギナーが中性浮力のコントロールに慣れていないことに
責める気持ちはない。
撮影するときに着底することも最低限の心掛けを思っていて
くれればヒステリックにもならない。
ダイビング自体が環境破壊だ!と声を荒げるバカではない。
グループであれバデイダイブであれ、そのチームのリーダーが
シチュエーションを理解し、ダメージを少なくして楽しもうと
考えてほしい。
あきらかに中性浮力が取れていない状態に気付けば、
一旦立ち止まり、マシになるようアドバイスしてほしい。
その結果まだ巻き上げてしまっていても、極論を言えば
その意識があってくれればそれでいい。
また次のダイブに上手になって内浦を楽しんでほしい。
最近の内浦ビーチは朝一番10m以上の透視度。
多くのダイバーで賑わい、ありがたく繁盛する週末の昼には、
すでに透視度5m以下。
口々に「仕方ないよね」と苦笑する。
透視度だけの話なら10mだろうが3mでもいい。
割り切って楽しめる。
でもその要因が蹴り上げまくった砂だというなら、
おいおいちょっと考えてよと我慢出来ず言いたい。
まったく無関心無神経なダイバーはどうしたらいいだろう。
『内浦ビーチ』セミホウボウyg -18m 撮影:OM様
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