2010/11/14

加計呂麻島 籠オバアとモーニングセット!  ★チャリダーtakaの離島へ行こう

以下は数年前、ある旅行情報誌の「チャリダーtakaの離島へ行こう!」と
言うコーナーで始めて掲載して頂いた、私の記事です。

クリックすると元のサイズで表示します
クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します
名瀬で鶏飯をたらふく食った後、加計呂麻島へ渡る為、古仁屋港へ向かう。
フェリー乗り場のすぐ近くにあるスーパーでとりあえずの食料を買い込んで乗船。
出港を待っていると、さっきのスーパーで見たおばちゃん達がレジに並んでた順に
スーパー袋を提げて乗ってくる。そう、加計呂麻島のおばちゃん達は、フェリーで
古仁屋のスーパーまでお買い物に行くのである。古仁屋の港には水上タクシーって
書かれてある小さい船がいっぱいあって、急なお出かけにはこれを使うらしい。
って事は、フェリーはバスみたいなもんか?お買い物のおばちゃん達はさっさと
車に乗って立ち去り、急に静かになった加計呂麻島の生間港から諸鈍の浜に向かう。

小さい峠をひとつ越えると、ディゴ並木が美しい諸鈍長浜に到着。
ここは、寅さんのロケ地で有名らしく、撮影に使った家や、ひなびた漁港の
あちこちに寅さんの写真入り建て看板がいっぱい!寅さんが今にも出てきそうな
風情のある浜で、さっきのスーパーで買った弁当でも食おうかと座っていると、
大きな籠を下げたオバアが声をかけて来た。私が大阪から自転車に乗って来ました
と言うと、いいものを食べさせて上げるから家に来なさいと言う。

食い物と言われると、すぐについて行く私は、何が出てくるだ?ひょっとして
この籠の中身なんじゃないの?とワクワクしながら、籠オバアの後を着いて行った。
オバアはずっと大阪でおしゃれに暮らしていたが、何年か前に生まれ故郷のこの島へ
帰って来たらしい。“空気も景色もいいけれど、ここにはおしゃれものがないんだよ”
っと言いながら、私の前には白いソーサ付きのカップに入ったインスタントコーヒーと
ジャム付きのトーストが一枚、こじゃれた花柄のトレイに乗っかって出て来た。

ムムッ!?これでゆで卵があったら、まさしく喫茶店のモーニングセットじゃん!
ガク!時はお昼の12時前でたいそう空腹であったが、籠オバアは、まだ朝だからね。
っと満足そうにニッコリ笑った。その後、籠オバアから梅田の何とかって言う
ダンスホールによく行ったとか、何々って言うお店のフランス料理はうまかった、
お前は行った事があるか?と言う質問攻めにあい、多分籠オバアが行ったその
お店達は今は無いだろな〜っと思いながら、旅行ばかりしてるので、街の事は
あまり知りません。ごめんなさい。と何故か謝ってしまった。

“都会に居る時は、いつも田舎を懐かしく思い出していたが、田舎に帰ると都会が
懐かしいね”と籠オバアは言った。籠オバアの目はキラキラして、私は大阪の
ネオン街に居る籠オバアがチラッと見えた気がした!でも、私が何でもある街を
抜け出して、自然と人以外何も無い島に行きたがるように、みんなそれぞれ、
そこに無い物を欲しがってしまうんだろうな〜。

気を取り直して再度出発!走り始めるてすぐに分かったが、この島の海岸線は、
チャリダー泣かせ!しかし、きっつい坂を上り切って、海へ向かう道を曲がるたび、
美しい海岸線が表れる。予想以上の果てしな〜いアップダウンの為、当初の予定地、
実久海岸はもちろんの事、夕日の美しい西阿室海岸にも、とうてい夕方までには
着きそうも無いのであっさり断念!たまたま知り合った船の船長に、伊子茂の
港から、チャリごと乗っけてもらい、次の予定地、請島への船ヒッチ成功!

いや〜しかし、この島きつかった!そう、ここ加計呂麻島は、チャリダー泣かせの
アップダウンと、美し〜い海と寅さんとモーニングセットが入り混じる、おもしろ
不思議うつくし島だった。

瀬戸内町観光協会HP
こころ ゆったり 島時間
http://www.kyurajima.com/


にほんブログ村 旅行ブログ 離島旅行へ
にほんブログ村

taka's parlor のHP!




トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ