
タウラス2という、ガラスを切るダイヤモンドリングソーがあります。
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トーラスと呼ぶところも多いのですが、ギリシャ語で牡牛。ミノタウラス(ミノスの牡牛の意味)やケンタウラス(上半身が人間で下半身が馬)などの名前で神話にも出てくるもので、当社ではタウラスと呼んでいます(^^;
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で、このタウラス2ですが、「扱ってますか?」というお問い合わせをいただいたのが昨年の5月でちょうど1年前のこと。それまで国産のバンドーソーは扱っていたのですが、この機種は当社でもなじみが薄いということで、早速ステンドグラスの問屋さんに問い合わせをしてみました。カタログで調べてみると標準価格が130,000円ほどのようです。「今回は儲けなしでやってみよう」ということで、80,000円ほどの「特別価格」で自信をもってお見積もりをしたのですが、なんと大目玉をいただいてしまいました。
聞いてみると「地元のホームセンターで69,800円で売られている。ステンド専門だと思って問い合わせたのに サプライは何故そんなに高いのか?!」と・・・。これには驚きました
問屋さんの卸値よりはるかに安い価格で小売されていることもそうですが、ステンドグラスの材料・工具などが地方のホームセンターで販売されていることにもビックリです。あとで考えてみると、このことが注文を集め現地に直接注文するという「この指とまれ=指とま タウラス編」を始めたきっかけでした。
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地方のホームセンターなど従来なかったルートでのステンドグラス材料の販売割合も増えてきているようです。また洋書を扱うオンライン・ショップでのステンドグラス関連書籍。手芸屋さんや陶芸屋さんがステンドグラスの材料を扱うケース。あるいはメーカーの直販サイト・・・。昔は教室の先生からしか、あるいはハンズや専門業者などからしか入手できなかったステンドグラスの材料が、さまざまなルートで売られるようになってきました。
このことは、別言すれば、ステンドグラスがより多くの方のホビーとなって広がっていくということを意味するのでしょう。
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当社も価格やサービスなどお客様のご要望にこたえる努力をしながら、当社でなくては出来ない個性をどう出せるかが問われているような気がします。

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