「けんじ君の息子」
無事に千秋楽を迎える事ができました。
涼子役を演じました
塩川愛友里です。
けんじ君の春からの続編の
けんじ君の息子。
楽しんでいただけましたか???
涼子ちゃんのことで言うと……
けんじ君の春を見ていた方は
涼子ちゃんキャラ変わった?
って言われますが、
男性恐怖症で性格まで暗くなってしまっていただけで、
もともとは明るく活発な子だったんですよ!
(↑前回自分のセリフでそう言ってます)
けんじ君と付き合って、だんだん明るさを取り戻したんです。
というか、
役づくりをする上で
お客さんに共感してもらえるような
ナチュラルな涼子ちゃんにしたかったので
できるだけ普段の私に近づけてやってみました。
普段のあゆりんじゃん!
って言われることもたくさんあり
嬉しかったりしました。笑
私が特に今回苦戦したところは…
ラストシーンでけんじ君を励ますところ。
いつもの、
「可愛く明るい涼子ちゃん」
ではなく
「母性が芽生え少し大人になった涼子」
の一面を出して。
という演出をいただいていました。
深いところから感情を作り
技術的に言うと
低いトーンから棒読みのような感じで。
って。
なかなかしっくり来るお芝居ができず
そこの部分だけ
安定していつも同じ演技をすることかできませんでした。
何度もダメ出しをされ、
集中稽古の最終日になっても
あまり上手く行きませんでした。
本番までに
ゆっくりじっくり考えてみました。
目の前に
どうしようもなく落ち込んでいる彼氏がいたら
励ましたくなる
何かしてあげたくなる
って思うのは当然ですよね。
同じようにめそめそしたら
落ち込んでいる彼氏が
逆に励ましたり気を使ったりしてしまう。
なので一歩強く大人に
大きな優しさで包み込むように
希望を持たせてあげる。
これって母性ではないのか?
って思ってみることにしました。
ゲネあたりから
なんとなく感覚を掴み始めました。
結果…あ…お客さんにまでこのことが伝わったのかは分かりませんが
自分の中では整理がついてお芝居ができたと思います。
母性とは。
女性とは。
彼女とは。
今回は
たくさん考えることができました。
毎日考えて研究して
とても楽しかったです♪( ´▽`)
衣装にもこだわりを持たせました♪
涼子ちゃんのキャラを壊さないように!
けんじ君との悩みのこともあり、
彼氏の家に行くのにスカートでは行けない涼子ちゃんでした。
赤ちゃんの面倒みるしね。
なんでスカートにGパンはくのー?
って思った方いるとおもいますが
スカートは前回克服したこともあり、
ファッションに取り込みたいって思いです。
しょーちゃんに影響されて
クマちゃん耳のパーカーも着てました( ^ω^ )笑
ラストシーンは衣装ではなく
涼子って人間を見てもらいたかったから
衣装に目が行かないように
ナチュラルな白ワンピ。
うん。いろいろ考えました。
もっとたくさん語りたいけど
長くなってしまったので
このへんにしますm(__)m
見に来てくれたお客様
お手伝いに来てくれたみなさん
森岡さん
森田さん
共演者のみなさん
本当に本当にみなさん
ありがとうございました(>_<)☆
ほんわか
まったり
暖かくなるような作品に
出会えたこと
また涼子として舞台に立てたこと
本当にうれしく思います。
これからもお芝居たくさんやっていきたいと思っているので
みなさん応援よろしくお願いします。
塩川愛友里


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