2009/6/4

別府市への自立支援についての要請交渉報告  活動記録

先日の別府市への要請交渉について、内容をまとめましたので以下に記載致します。
別府市からの正式な回答は6月末となります。回答があり次第お知らせします。

 参加者は、自立支援センターおおいた9名、ぐっどらいふ大分6名、障大協3名、別府身障協、在宅支援ネットの計20名。
 別府市障害福祉課からは、岩尾課長、長谷目さん、岡崎さん(居宅担当)、他1名(女性職員)の計4名。


 交渉内容と話し合いの内容は以下の3点。

1.地域生活支援事業で通勤・通学、帰省の移動支援を行って頂きたい
 

市からの回答として、通勤・通学はこれまで通り認める方向では考えていない。ただ、従来通りの特例として、公共交通を利用する等して作業所に通う知的障がい者の方のトレーニングとして2ケ月限定で許可を出しているとのこと。
 車椅子を使用する重度身体障がい者が公共交通を利用しての通勤時に移動支援を利用できるようにして欲しいという要望はしました。これに関しても正式な回答を出して欲しい(回答があるかは分かりませんが)ということは伝えています。
 次に、宿泊を伴う移動支援については、大分市同様、事前の計画の提出を前提に(緊急の際や役所が閉まっている時は事後報告は可だが、詳細はこれから検討する)基本的に認める方向で検討するということでした。詳細については、課内で話し合い決めたいということでした。この検討段階で我々当事者の意見を聞くようにして欲しいという話しをしましたが、難しいという反応でした。回答内容によっては、また継続して交渉していきますということは確認しました。
 課長さんがしきりに言っていたことは、別杵速見県域などの周辺地域との制度上の平等性やバランスがあるのでという話しをしていましたが、大林さんから、別府市独自で施策を作り、他行政の先駆的な役割を担っても良いのではという問い掛けがあり、とにかく検討させて欲しいというお話でした。
 また、宿泊を伴う移動支援等全般について、社会参加を主とするものなので、利用に関して制約を付けないで欲しいということも伝えました。


2,病院へのヘルパー派遣を行って頂きたい

 入院時のヘルパー利用については、緊急を要する案件であり、看護師不足により家族へ依存している様子や慣れていない介助による急性期のコミュニケーションの難しさ等々の現在の病院看護の厳しい現状や命にかかわる危険性を切実に訴えました。また、現在、別府市のコミュニケーション支援は聴覚障がいのある方のみに利用可能としているというお話しに、国は、頚髄損傷者や筋ジス等の肢体不自由の方も利用できないとは言っていないということも伝えた。
 また、他地域の先進的な取り組み、中でも、宇佐市ですでに行なわれている状況も小野さんからも話しをして頂き、早急に地域生活支援事業のコミュニケーション支援やその他の施策で対応してもらえるよう伝えました。
 回答としては、この場所ですぐには答えられないので、先進事例や隣地域の状況も踏まえ課内で検討させて欲しいということでした。


3,自立支援協議会に障害者を参加させて頂きたい

 自立支援協議会の全体会や定例会、部会等への当事者の参加については、小野さんの方から、宇佐市の事例が話され、3つの部会へは市民が積極的にかかわることができる仕組みができており、行政サイドが積極的に考えている様子が伝えられました。
 僕からは、別府市の協議会の実態が全く見えてこないという厳しい意見を伝え、一部の委託を受けた少人数の組織で会議するのではなく、宇佐市のように当事者やより多くの方が協議会へ参加し、様々な意見を聞く場にしないときちんとした施策はできないという話をしました。
 市側の回答としては、現在、下肢にマヒのある肢体不自由の身体障がいのある方が協議会に1名いらっしゃるが、協議会が機能できていない現状は理解している。委員の任期は2年あり、今すぐ対応するのは難しいが、国からも自立支援協議会のあり方について指針が示されているので考えていきたいというお話でした。

 大分市・別府市で、宿泊を伴う移動支援が利用できるようになる(内容はこれからですが)のは、今回の交渉の大きな成果だと思います。
 1時間を越える交渉となりましたが、これら要請に関して、正式回答は6月末までに出すということでしたので、大分市の回答同様、内容を精査し、必要ならば要請を継続していきたいと考えております。
3



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ