スペシャルホビー 1/72 SG38 完成です。
昨日から、張り線の止端を整え、張り線に#28黒鉄色を塗り、
ツヤ消しクリアでコートを行ないました。

機体は最も簡素なグライダーで、耐空証明の必要も無いくらい。
飛行はゴム索で打ち出し、最大グライド比は時速52kmで
10:1。もしかしなくても、鳥人間コンテストの参加機の方が
良く飛びそう。

単純な角翼、簡素な構造は、量産向きだし、飛行訓練用の
機体として実用性が高そうです。

キットは、2機入りの2in1仕様。個人的には、1機1箱で
発売して欲しかったのです。

操縦席周りのカバーが選択式ですので、1機はカバー付きで
組上げました。説明書では、主翼取付後にカバーを接着する
順番ですが、先にカバーを接着してから主翼を取付ける方が
良いです。見えにくい部分ではありますが、カバー後方上部の
接着跡の整形&塗装が、主翼接着後では非常にやりにくい。

説明書にある張り線をしましたが、これは補強用の物だけ
ですね。実機は、更に動翼用のワイヤーが張ってありますが、
それは省略ですね。

キャノピーが無いのでシートベルトの追加は効果大です。

このキット一番の問題は、デカールシートが1枚しか無い
事で、鍵十字のデカールが大小各1機分しかないのです。
カバー無し機体に小を使うと、カバー付きの機体には大を
使うしか無く、箱絵の塗装機体は作れなくなります。
2機入りキットなら、デカールも2枚欲しかったですね。

2ショットも撮っておきました。カバーの有無で結構印象が
変わりますね。


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