2014/2/14

音楽は面白い〜ショパンを見直す  音楽

今年はかなりの数の作品を練習することになっていますが、その中でもメインとなるソロ2曲はショパンの作品です。

夜想曲第15番 Op.55
 
英雄ポロネーズ Op.53

2曲とも1839年〜1843年にかけての作品です。

「音が元気過ぎます。もっと絶望感に満ちた救いのない音を出してください。」

「歩けないほどの具合が悪い中でも、気品ある立ち居振る舞いを思わせるような、ショパンの誇りを思わせる音を出して欲しい。」

「タバコの煙をくゆらせているようなフレージングで」

私「・・・・・・・・・・・・」

昨日の夜想曲のレッスンでのひとコマです。

無知なんです!私は無知なんです。

ショパンに関してはこれまでも本を読んだりはしてきました。
でもそれだけ。
もっともっと突き詰めて考えないと・・(背景もそうですが、音楽の流れの持って行き方、指の角度、力の入れ具合抜き具合、手首の使い方、腕の使い方、打鍵のスピード、等)・・
【ただの暗いけどちょっとロマンチックな曲】
というつまらないものになってしまうことに、昨日のレッスンで気づきました。


ショパンは恋人のサンドと夏にはフランスのノアンをよく訪れていました。
そして特にこの1839年から1843年にかけてはショパンにとって静かながらも創造的な日々となり、そこで多くの作品を生み出すことになったのです。
しかし、病は着実にショパンの身体を蝕んでいき、恋人から"看病人"となっているジョルジュ・サンドの不満(それでも彼女は我儘なショパンに献身的に尽くしていた)、そしてどんな時でもどんな状態であっても決して自己を崩さないショパンとの間に亀裂が生じ始めている頃でもあったのです。
死への恐怖、誇り、もしかしたらショパンの中で嵐のように渦巻いていたかもしれない・・わかりません。

もう一度、ショパンについて勉強をし直してみようと思います。

これだから音楽は面白い!


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