2006/7/3

ラヴェル:ツィガーヌ  音楽

ラヴェル:ツィガーヌ

このブログにも度々でてくる曲ですが、今日はこの曲について述べたいと思います。

近代フランスの作曲家モーリス・ラヴェル(1875〜1937)は、フランスとスペインの間、バスク地方に生まれました。
バスク人には独特の伝統文化があり、魔術や魔術研究の伝統でも知られているこの地域の影響をラヴェルは受けている、という研究者もいます。

生涯、独身を通したラヴェルは不眠症の夜型生活者で、1日中パジャマで仕事をし、夜7時にやっと食事をとり、交通をストップさせた逸話があるほど【奇抜な格好】をしていたそうです。

そんな彼の作品は、殆どの演奏時間は30分以内、40年ほどの作曲期間に約60曲しか残していません。
しかし、作品には駄作が一切なく、隅から隅まで明晰で知的にコントロールされ、全てが完璧である。と言われています。

ツィガーヌは1924年、女性ヴァイオリニスト:イェリー・ダラニーの為に作曲しました。
プレイガールで有名な彼女にことごとく“落とされた”作曲家が多い中、ラヴェルは無視した代わりに、彼女の超技巧をアピール出来る曲を作ったとされています。

【ツィガーヌとはジプシーを意味します。】
曲の初めに、いきなり長いカデンツ・・これはヴァイオリニストの技量を魅せる部分なのですが、作曲者自身が作るものと、他の人が作るものがあり、この曲はラヴェル自身作っています。

このいきなりのカデンツで、彼はダラニーの性格・人格を表したようです。(妖しく魅力的な女だったのかも・・)

この部分が終わると一転してテンポがどんどん速くなり、超絶技巧のオンパレードになります。
楽譜を目で追うのも中々出来ないほど。

私はこの曲が好きで4,5人のCDを持っています。
それぞれ演奏の仕方や表現の仕方が違います。

あっさりし過ぎている人、ネチネチしている人、上手だけどつまらない人。

龍ちゃんは・・・もちろん最高です。

あのカデンツの男らしい表情、後半のニコニコしながらノリノリで弾いてる姿にはやられちゃいます。羨ましいです。
私もあんな風に弾いてみたい!!!


今日はサントリーホール!
ドイツグラモフォンの録音とTBSが入るそうですが、撮ったものをどうするのかは未定だそうです。

今日はどんな演奏をしてくれるのかしらん(““)〜♪☆
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