小樽への訪問は相変らず実家への直行直帰ばかりで記事には出来ていなかったのですが、今回は1箇所だけちょこっと立ち寄ったので記事にしておきます。
今回3年ぶりに訪問したのは「奥沢水源地」。
水の力、自然の力を全身で受け止められる(でも濡れるわけじゃない)素敵な場所…と私は思っていますが、訪問時に誰も居なかったところをみると、一般的にはまだ素敵な場所という認知はされていないのかも。
近づくと聞こえてくる水の音…水量多めなのかかなり力強いです。
確かにちょっと水量多いかも。
力強い水の音がこんなに愛おしく思える場所は、私にはここしかないと思います。
水の音とマイナスイオンの雰囲気だけで心地良すぎるところにこの見た目…完璧じゃないですか?
これ以上何を求めるの?の至福の空間です。
橋の下流は驚くほど穏やか…上流の階段であれほど激しかった水がただただ流れていきます。
やっぱり橋の上流が絵になりますね。
いつまでもここに居たくなる心地よさです。
水階段を見るための水管橋の全景はこんな感じ。
前回訪問時には気づかなかったけれどこの「奥沢水源地水道施設」は2008年の土木学会選奨土木遺産となっているんですね。
脇の石の階段は昔のまま…初夏なのに枯れた茶色い雰囲気…季節感足りないですね。
水管橋までの小路は散りゆく桜…こちらは季節感ぴったりです。
誰も居ない自分だけの世界に浸れたのはとってもとっても嬉しいこと。
でも、こんな素敵な空間を知らない人がいっぱいいるのはもったいないこと。
ちょっとジレンマ。
確かにこの水階段以外何も無いんですよ。
しかも、ここに直結の公共交通機関は無くて…一番近いバスの終点からも歩くと10分以上はかかるので、これだけ見るためにここまで来るかというと… … … どうなんでしょ?という感じです。
でも、この空間で感じる水の音、マイナスイオンの雰囲気、力強い水階段の姿は本当に素敵です。
久しぶりに伺えて本当に良かった…そう思える場所でした
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