冬…全てが嫌いなワケじゃないけれど、やっぱりツルツル路面のイヤさが大きくて気分も沈みがちになります。
ツルツル路面を克服できたら冬ももっと気持ちよく過ごせるのに。
そんなことをもう何年も思っていますが、ツルツル路面は年々悪化するし
私の体力は年々低下して、滑りをこらえることができない。
そんな中、丸井さんの靴売り場でちょっと強力そうなブーツを発見!
「ラ・シェブリー」。
パッと見はシンプルな黒い革のブーツ。
内側がふかふかなのが暖かそう。
でも、それだけじゃない!
靴の底の裏側がこんなにスゴイ!
ボケボケ画像で見にくいですが…
滑りにくさを追求したらしき複雑でこまかなゴム素材の靴底に
なんとスパイクが付いています。
スパイクが付いた靴なんて小学生以来です。
スパイク…確かにスゴイけど、駅の中とかアスファルト路面ではガシャガシャと音がするし、音がする時は常にスパイクの爪が減ってるようで気が気じゃない。
でもやっぱりスパイクはスゴいぞ!と思い、同じような底で革じゃなくて1/3ほどのお値段の物を後日購入…それでも1万円ほど。
「シャブリー」。
はい…完全防水のゴム長靴です。
もう1回言います…ゴム長靴です。
これまた、小学生以来の約40年ぶりのゴム長靴です。
ちょっと短くて表面がスエードなのが、昔とはちょっと違うかな。
で、裏はこんな感じでこまかいゴムとスパイク。
もうね、この靴、やめられません!
ふかふかで暖かいし、スパイクは結構がんばってくれるし。
もちろん、全面スケートリンクみたいなツルツル路面では100%こらえてくれるわけではありません…ちょっと滑ります。
でも、今までなかなか良いと思っていた冬用のガラス入りの靴底よりももっと強力にがんばってくれます。
この靴ががんばってくれるなら、私ももう少しツルツル路面に一歩踏み出す勇気を出せる…そんな気持ちにさせてくれます。
今年買ったこの2足…「ラ・シェブリー」と「シェブリー」…ブランド名を見てもピンと来ていませんでしたが実は私の故郷小樽の「第一ゴム」の製品でした。
そうでしたか…第一ゴムでしたか…ホントに40年来…結局、そこに戻るんですねという気持ちです。
小樽のゴム長靴と言えば、この「第一ゴム」か「ミツウマゴム」。
小学生の頃は、このどちらかの会社のゴム長靴を履いていたものです。
が、長靴はダサいとか思い始めた小学校高学年頃からはちょっとおしゃれなブーツとかに移行し始めて…
イケイケな(?笑)バブルの頃は、普通の夏用のヒールに冬底を貼って凌いだりと
思えばバカなことをしてきたものです。
でも、ここ数年、本当にツルツル路面が苦手になってきて…
そこでようやく気付いたのが「第一ゴムの長靴」。
歴史は繰り返すという感じかな。
でも、ここで出会ったのが、故郷の馴染みのある会社の製品だったことが
なんだかとっても嬉しくて。
一時は「ダサい」と思ったくせにとってもありがたくて。
もちろんツルツル路面も絶対に滑らないわけじゃないけれど
でもちょっとでも安心できると少しは引きこもらなくて済むので
少しは冬を愉しめるかもしれません。
ありがたいことです。
この冬、少しは外に出た記事が書けたなら
それは第一ゴムのおかげです
