先月末から丸井今井本店で開催されている「第31回京都老舗まつり」。
茶道具などの工芸品も気になりましたが
やはり本場のものはお値段が張るものばかり。
ちょっと手を出せる感じではなかったので
いつものように食べ物に走ってしまったQooです。
と言っても、和菓子を厳選(?)2軒のみですけど。
…と言うわけで、2回に分けてご紹介したいと思います。
今回は、「鶴屋吉信」の上生菓子を二つ。
二個用の箱がちゃんと用意されています。

さすが創業200年を超えるお店は
サービス箱もしっかりしているんですね。

上生菓子は、両方ともお一つ368円。
お値段もさすが老舗ですね。

まずは「あじさいきんとん」。

今の季節にぴったりです。

餡玉に、紫陽花を表す色の細かい練り切りを
丁寧に埋め込み、寒天を散らしたもの。
洋菓子には出せない色合いを見ると
日本に生まれて良かったなぁとしみじみ思ったり…。
お味も上品な甘さでおいしゅうございます。
(言葉遣いまで変わってしまいました)
次は「長春」。

薔薇の形がステキです。

白餡の餡玉にずっしりした練り切り。
私、求肥などのもちっとしたものよりも
練り切りのようなものが好みです。
それにしても、上生菓子は見た目も味も繊細ですね。
こういう技術は、ずっと受け継いでいってもらいたいものです。
ふだんは洋菓子を食べることが多い私ですが
やはり和菓子の優しさが時々恋しくなるのはお歳のせいかしら


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