土曜日の夜、なんとなくテレビのチャンネルを回していて
ナゼか「世界一受けたい授業」のところで手が止まりました。
その時点ですでに2時間スペシャルの後半に差し掛かかっていて
4時限目も終わりかけていて最後の5時限目音楽の授業が始まりました。
講師の青島広志さんがオーケストラメンバーと共に奏でながら講義を進めていきました。
青島さんはテレビなどでたまに見かけるハゲチャビン(?)なオジサンなのですがこの方の講義がとてもおもしろくて
今まで覚えられなかった事柄がスルスルと頭に入ってくる感じです。
…ただし、私の頭ではスルスル入ってもスルスル抜けていきますが。
で、この日のテーマはズバリ『脳に効くモーツァルト』。
モーツァルトは来年生誕250周年を迎えるということで
最近ちょっとしたブームのようですが
私は最近見た芝居の中で大好きな役者がモーツァルトの役をしていたということでなんとなく親近感(?)を持っています。
で、本題に戻って「脳に効く」の話。
3500ヘルツ以上の高音域を含んでいる音は、脳に効くそうです。
3500ヘルツというのは秋の夜に鳴く鈴虫の音、風鈴の音など。
モーツァルトの曲は、この高音域の音が多い曲が多いそうです。
彼の曲の特徴の一つとして、一つの和音の次にくる和音が何となく分かるというものがあります。
次の和音に移るのが気持ちいい…違和感なく受け入れられる…
という、普通のことをできた作家のようです。
また、モーツァルトはスゴさはもっともっとあって…
・若い頃から作風が変わらなかった
・曲を書き直すこともなく、あっとゆー間に書き上げる
・5カ国語を話せる
・13歳の時に「ミゼレーレ」という9つのメロディを持つ曲を1度聴いただけで全部楽譜に書き写したというエピソードがある
…などなどいわゆる天才だったようです。
そんな彼の曲はいろんな時代でたくさんの人に聴かれ続けてきたので
その高音域の脳への効能を感じていた人も多かったのではないでしょうか。
そんな話を聞いて今更ながら自分のCDケースに埋もれているモーツァルトを探しだしてBGMにしている私…
少しは脳に効いてくれるかしら


0