「アート」と聞くと「難しいな」って思っていませんか?
でも、実はそんなに難しいことではないんです。
少し視点を変えるだけで、「アート」はとっても身近なものになります。
ぜひ暮らしの中に「アート」なエッセンスを取り入れてみてください。
いつもの空間、いつもの生活が、すてきに変わりますよ。
このコーナーでは、「アート」を身近に感じていただくヒントをご紹介します。
第1回目の今回は、毛糸を使ってポストカードスタンドを作ってみたいと思います。
何を取り上げようかなぁと思っていたところ、ふと目についたのが「卵のパック」。
スーパーなどで売られている卵が入っている、あのパックです。
これを使って何かできないか、と常々考えていたところでした。
今回は、この「卵パック」と、お家にあった毛糸と組み合わせて
ちょっとしたオブジェのようなポストカードスタンドを作ってみようと思います。
「くるくる毛糸のポストカードスタンド」のつくり方
<材料>
・ 卵パック(スーパーなどで市販されている卵が入っていたパック)
・ 毛糸(お好きな色のもの、毛糸の製品をほどいたものでもOK)
・ 木工用ボンド(スプレーのりも便利)
・ セロテープ
・ ストロー1本(2cm3つ、 5〜6cm1つ、ストローから切り出す)
・ マスキングテープ(あれば、でOK)
<道具>
・ ハサミ
・ カッターナイフ
<つくり方>
1. 卵パックのひと山をハサミで切り取ります。この卵パックの山を2つ重ねて形を切りそろえ、2つを貼付けて1つにします。
2. 卵パックの山の頭の部分をカッターで四角く切り、穴を開けます。
3. ストローは、2cmの長さのものを3つ、5〜6cmの長さのものを1つ切り取ります。
4. 5〜6cmのストローの片方に1センチほど切り込みを入れます。(ストローにマスキングテープなどで模様をつけてもOK)
5. 2cmほどの長さのストローは卵パック内側の底に沿って、3カ所に貼付けます。
6. 卵パックの表面にボンドを塗りながら、下から上へ少しずつ毛糸を巻いてゆきます。このとき毛糸の隙間ができないように気をつけて。
7. 卵パックの上まで毛糸を巻いたら、卵パックの穴に毛糸の先を入れます。毛糸の先端はパックの内側にセロテープで固定します。
8. 切り込みが上になるようにストローを山の穴に通し、山の高さより1センチほど高いくらいの位置でストローを切ります。
9. 内側からストローをセロテープで固定します。
☆ できあがり☆
毛糸は何色でもどんな質感でも、お家に余っているものを使ってもOK。
ストロー部分には、ボンボンやボタンなどをアクセントにつけても、かわいいですよ。
自分流のアレンジをして楽しんでみてくださいね。

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