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スティーリー・ダンの片割れ、ドナルド・フェイゲンが８２年に発表したソロアルバム。１曲目はむかし、ノートパソコンのCMソングとして使われてたっけ。
ジャケットからして、渋くていい感じ。

ポップミュージックにジャズのフォーマットを用いるってのは時々ある手法だけど、例えばウッドベースを使うだとか、ピアノトリオでやってみるとかいう楽器編成をジャズっぽくしてポップミュージックをやるのとは違って、このアルバムで聞かれる音楽は、ジャズのセンスでポップスをやったらこうなったというべき名盤だと思う。そういう意味ではできあがり加減は違うけど、スティングの最初のソロアルバムなんかに近いかな。

それにしても、今聞いてもいい音。
昔、音響学校通ってた頃、先生が「このレコードの音が録音のお手本みたいなもんだ」って言ってたっけ。