今年は全国的に入梅は早かったそうですが、いつもなら入梅の頃はあまり雨は降らないのですが、このところお天気は雨で、まさに梅雨です。
屋外でのラジコンを満喫するには、仕事のお休みを見つけるのも大変ですが、たまのお休みは雨だったりして、フラストレーションがたまります^^;
そんな時は、屋内でラジコンの整備をしたり、資料を整理したり、はたまた、レストアの宿題をこなしていったりしましょう^^v
地球堂のジープは完成目前です。サーボをどうするか悩みどころですが、車体の方は幌、予備タイヤやスコップなど外装品の取り付けで完了です^^v
で、次なるターゲットは、先般、入手したエンジン駆動の戦車。
はじめは、「映画の特撮で使われていた、ワイヤーロッド式のエンジン戦車」と記憶していたかのようだったのですが、たしか何がしかの雑誌で見たような記憶があり、方々探してみましたが、思い当たっていた雑誌には載っておらず、記憶違いか、
模型の持つオーラによるデジャ・ビュだったのか・・・^^;
詳細な写真は、レストアをはじめながら追って紹介するとして、まずは概要の紹介です。
比較用の小さな74式は1/35スケール。車体がおよそ60cmくらい、重量は10Kgくらいあり、印象的に1/10か1/12くらいです。
材質は、オール金属製。スチールや真鍮やアルミ、ブリキなどが使われています。
砲塔は旋廻可能で、砲身も上下可能です。
数箇所のハッチなどヒンジで開閉可能になっています。
キャタピラは、削りだしや鋳物ではなく、スチール板を一個一個曲げて作ってあり、ピンで連結してあります。ホイールキャップは、ジュースの蓋か何かを利用(裏に絵が書いてある)して作ってあります。
フライホイールには、唯一、KNKの刻印があります。が、エンジンは下ろしてみないとはっきりしませんが、29クラス以上の、2サイクル水冷式です。中央の黒い箱は、メカニカルファン内臓のラジエターです。
天板の転輪を外して、フライホイールに差込み、フライホイールを回転させられますので、エンジン始動システムかと思われます。
センターのクラッチボックスを介し、左右のスプロケットへ2次クラッチで駆動が分配されています。
フロント底面にバンパーがあり、これに障害物が当たると、バンパーが押され、エンジンのスロットルの開度が増すようになっている、いわゆる、ガバナーシステムが搭載されています。
各クラッチには、ロッドがついていて、全て後方に導かれ、ラジコンではなく、ロッドかワイヤーを介して外部から操作するようになっています。
ところどころ、手づくり感が出ているところもあり、生産品ではなく、手作りのワンメイクかと思われますが、精巧かつ計算されて作られているようで、首をひねりたくなります。
さびや大きなダメージは少ないのですが、油汚れが結構ひどいですので、慎重に分解・洗浄して、レストアしていこうと思います。
結構な難物かもしれません^^;
しかし、この車体、何をモデルにしているのか、なかなかのセンスです。
何かお心当たりのある方、ご情報などを頂けましたら幸いです。

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