1978年に、アスターホビーから出ていた、1/41スケール、スチームボイラーのラジコンタグボート、憧れのパーシバランスです^^*
以前、中古物を入手し、完成品として写真などのデータとともにご紹介しております。
しかし、完全なものではなく、デッキやハルのコンディションが今一つで、また、スチームエンジンも2シリンダーでしたので、できれば未組み立ての完全なもので、加えて3シリンダーのスチームエンジンをと、探しておりました。
本体とエンジン関係の取り説も欲しく、過去に入手の船体の、エンジンのスタートはもちろん、船体のレストアやロープの張り方の把握等にも必要でした。
パーシバランスの詳細は、先のレポートをご覧頂くとして、今回は、元箱、取り説を完備した未組み立ての状態と、アスター製の3シリンダースチームエンジンの、概要をご覧ください。
外箱が大きく、写真によく収められていませんので、後ほど差し替えると思います。
本体とエンジンの取り説は、大変貴重なものですが、同じく資料庫にアップロードいたしております。船体の構造などよくわかりますので、ご興味あればご覧下さい。
ただ、元箱も大きいのですが、取り説とは別の展開図のサイズがあまりにも大きく(実寸?)、半畳ほどの大きさの青刷りものが全部で6枚で、サイズから部分スキャンでも困難です。
一応カメラで撮影したJPGファイルをアップしております。構造の把握には十分だと思いますが、歪みがあり、また、小さな文字や細い線が潰れています。
ロープの張りに関する部分は、かろうじてスキャンできましたので、ほぼきれいなファイル(JPG,PDF)が得られておりますので、レストアなどのご参考になるかと思います。
他の部分に関しても、後ほど、できれば大きめのスキャナーで読み取ってみようと思います。
しかし、船体の完成度と言い、ディテールと言い、素晴らしい模型船です。
1978年に発売になって、2年足らずで生産中止になってしまい、今ではキットの希少価値は絶大です。
アルミ一体形成のハルはじめ、生産のコストがかなりかかりそうですが、できれば、末永く生産し続けてほしいものです。
一方、3シリンダーのスチームエンジンも美しく、芸術品の域です。
このアスターホビーのスチームエンジンも、船体と同時期で、生産がごく限られており、本体キット共々、たいへん貴重です。
未組み立ての船体本体と未使用のエンジンで、素晴らしいコレクションです。

10