VERIO 1/8 M4シャーマンです。
ビンテージ物ではありませんが、5年ほど前に絶版になっており、その造りの素晴らしさから、ご紹介します。
このシャーマンは、ドイツ本国のVERIO社からの輸入に加え、イーグル模型さんが、5年ほど前まで、代行輸入していたものです。
http://www.tankmodel.com/
同社のタイトルは、”Excellent Quality hand made Radio Control 1:8 scale WWUUS Medium Sherman M4A3 E8 model”となっています。
同社は、1/6や1/8などの大型戦車を製作・販売していますが、このシャーマンは中でも人気の高かった、素晴らしい造りのラジコン模型です。まさに、”エクセレント”な逸品です!
総金属製(重量50kg)で、素晴らしい造作のモデルです。
5年ほど前に、イーグルはもちろん、VERIO本社でも完売になり、購入できず残念に思っていました。しばらく探しておりましたが、マニアさんは大切にされるので、まず市場には出てこないだろうとも半ば諦めていたのですが、たまたま、やむなく整理のため放出された方がいて、ここぞと譲って頂いた次第です。
5年ほどほこりをかぶっていたので、むしろリアルさが増したようにも思えますが、若干のクリーニングは必要でしょう。
駆動系は、12v、ツインモーター、ツインギアユニット仕様になっています。
駆動系にはギアードモーター仕様のもの(写真左上)と、強化ギアボックスを用いたものと、2種類あったようです。イーグルさんの輸入のものは後者の方です。メンテナンス性から言えば、やはり後者でしょうか、、。
機械式スピードコントローラーでモーターをコントロースしますので、無段階変速はできないようです。ここは、おりを見て、機械式からデジタル式に交換してもいいかもしれません。
ギミックは、砲塔旋回、砲身上下、主砲発射フラッシュで、すべてサーボによるスイッチングで動作します。チャンネル数は、両モーターのコントロールと合わせて5chです。
ギミックの作動音とエンジンサウンドはありませんが、タミヤのマルチファンクションユニットと各サーボとをパラレルに接続すれば、効果音を活用できそうです。
バッテリーは、動力用メインの12Vの他、受信機用6V、砲塔内にギミック用7.2Vの3種類です。
ところで、タミヤの1/16 M4シャーマンも、そのディテールはじめ素晴らしい出来だと思います。以下の6枚組写真の1/16 M4シャーマン(フルオペ)は、私の駄作ですが、VERIOのシャーマンと比較しても、全く遜色がありません。通常、大きなモデルになると、逆に作りが大雑把になりがち(1/8三共61式など^^;)ですが、1/8というかなり大きなスケールにかかわらず、造作はとても繊細です。それゆえ、インパクトはタミヤ以上かと思います。
で、VERIOのシャーマンとタミヤのシャーマンのツーショットです^^v
写真右上に少し写っているグレーの箱が、シャーマンが入っていった木箱です^^*
オリーブドラブの色は、VERIOの暗い感じの方が純色かもしれません。タミヤのカラーも実車に忠実だそうですが、実車でも日に焼けて色が少し淡く明るくなっているのをサンプリングした結果らしい、、、?
大型戦車をいくつか並べてみました。
手前から、タミヤ1/16 M4シャーマン、関模型1/10 タイガーI、VERIO1/8 M4 シャーマン、三共1/8 61式戦車
いつまで見ていても飽きません^^*
この戦車は、ドイツからも直輸入で買えていたそうで、友人が一台所有しています。
イーグルさんの代理輸入の物は仕様が指定されていたらしく、ギアボックスなどいくつかのバリエーションの中から選ぶことが出来たようで、友人のものとは若干使用が異なっているようです。また、外装品で一点、ジュリ缶が代理輸入のものには付いていなかったようです。そういえば、タミヤさんの1/16シャーマンの外装で兵隊さん以外に最も目に付いた違いです。
1/6スケールは、GIジョーシリーズがありますのでアーミーアイテムは入手しやすいのですが、1/8となると中途半端で、市販されていません。そこで、友人から貴重なジュリ缶をお借りして、複製することにしました。小さな突起や、刻印の文字の模写が心配されましたが、なんとか首尾よく完成です。
あとは、下地にアルミシルバーを塗ってから、オリーブドラブで本塗装し、かるく汚し塗装や剥離・キズなどでリアリティーを演出しましょう^^v
しかし、こうなると、1/8スケールの兵隊さんも欲しくなります^^;
三ツ星の1/9.3の61式戦車はじめ、他もはやくフレッシュアップして、戦力増強を図ることとします^^/

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