ご存知、関模型・松下電池のキャットバギーです^^。
先にご紹介のモデルはGPバージョンでしたが、こちらはEPバージョンになります。
これで、キャットの御三家(キャットバギー標準仕様、キャットバギーR30カスタム、キャットバギーEP)が揃いました^^v
発売時期は、1972年の9月上旬にGP(標準やR30など)。少し遅れて中旬移行にEPが発売になった模様です。1990年7月号のラジコンマガジンに、キャットバギーGP/EPの詳細なカラーの記事が載っており、そこには発売が松下電池なのでEPの発売が先となってますが、当時のラジコン技術に載ってる広告では、都合でEPの発売が遅れる旨のお詫びが記載されていますので、間違いないでしょう。
また、当時の雑誌の広告によりますと、バリエーションが4種類ほどあったようです。
@標準仕様、Aフロント周りの強化やリアのベアリングやエンジン冷却効率アップのエアダクトなど30クラスエンジンにも対応するレース仕様のR30、BR30にリバースギアの付いたR30カスタム、そして、C電動仕様です。私の所有キャットは、@とBとCになります^^v
このキャットEPは完全なる新品キットでした。
箱にはシミがあるものの、欠品なし!タイヤの状態も文句なし!取説デカールもOK!ボディーも劣化なし!パーツの錆びは皆無!で、まさに、タイムカプセルから取り出したかのようでした^^v。
動力の電動は、マブチモーターのツイン仕様で、6〜12Vバッテリーを搭載。
モーターははじめ550クラスかと思っていましたが、違いました。径がもう一回り大きいサイズです。RS-85は当時のマブチの汎用モーターの最大となってました。メインギアはGPは真鍮?でしたが、EPはデルリンと思われる樹脂です。
ベースの取説はGPと一緒ですが、EP用の青刷りの補足取説がつきます。
早速組み立てたい衝動に駆られます、、、^^;
以下は、カタログからの特長の抜粋です。
全長:520mm、全巾:270mm、ホイルペース:295mm
全高:195mm トレッド:前後共200mm
タイヤ(圧力調整式):前輪40Wx100mmφ、後輪65Wx110mmφ
重量 エンジン用2.3kg、電動用2.7kg
【エンジンと電動の共通の特徴】
●初心者が組んでも完全に出来上ります。
●前・後サスペンション及びステアリング関係は半完成になっています。
●フロント・サスペンションはウイッシュボン方式で、スプリングはトーションパー使用。
●タイロット・エンドはポールジョイントを採用しているので、各部にガタがない。
●シャーシ面積が大きくとれているで、メカを積むのに非常に有利です。
●ボディーはヒンジによる開閉式です。
●特に耐水性に重点を置いた構造を採用。
【エンジン用の特長】
●一次減速はベベルギヤ起動。
●二次減速はチエン・ドライブ方式。(懸架装置を含む)
●全金属製のセパレート付タンク入り。
●飛行機用のマフラーが、そのまま使えます。
●使用エンジンは19級。
【電動用の特長】
●チエン・ドライブ方式。
●モーターはマブチ(マブチRS−85)2個使用。またはカバン・スターターのモーター1個。
●搭敲ノ〈ッテリーはマツシタN0.64×2個。
●キット内にはスライド抵抗器ノイズレスコンデンサー、動力電源コネクター付。
●スピード調整用可変抵抗器付
YouTubeにkaoruhorieさんという方が、『ラットバギーとキャットバギー』というタイトルで、貴重な当時の8ミリを編集した両名車の走行動画をアップされていますので、リンクで以下にご紹介します。
素晴らしく貴重な動画ですよね〜^^v

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