1970年代の、COXのDUNE BUGGYです。
箱の絵がとても素敵です。
ラッキーにも、中身は空ですが、当時の燃料缶とバッテリー、スターターコード、プラグレンチ、燃料缶に接続するフィルターキャップとチューブのセット(レースカーキット)が付属していました。
サイズは、1/16くらいでしょうか。CBぶんけんのスカーレットより、少し大きい感じです。
動力はCOXの049エンジンを横に寝かして搭載していますが、スロットルマフラー式になっていて、スピードの調整ができます。始動は小さなリコイルが付いています。クラッチはなく、エンジンから伸びたスパイラルギアに、底面のレバーを動かしてドライブギアをスライドさせて駆動力を伝達させます。フロントタイヤは、角度を調整できるようになっていて、ドロームカーのように円を描きながら走らせることができます。バージョンによっては、専用のラジコンシステムを搭載したものもあったようですが、工夫によっては、他のRCシステムも搭載できそうです。
ボディーはプラスチック製ですが、ディテールはとてもよく、ライトやウィンドウまわり、ダッシュボード、ステアリング、シートなど、とても凝っています。写真のものは、細かなパーツ(ヘッドライトのレンズ、リアテールランプ、ナンバープレートなど)はまだ未装着の新品の状態です。35年以上も前のものですが、タイヤのよれや、メッキの曇りもなく、素晴らしいコンディションです。
1980年代製のモデルになると、シャーシの構造に燃料タンクの追加や若干の変更が加わります。その他、同じCOXのエンジンカーシリーズのコレクションに、JEEPやサンドバギー(レストア中)もありますので、また後ほどご紹介します。

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