京商 DASH-9シリーズの、Amphibian Buggy アンフィ・バギー です。
1970年代当時の京商が送り出した、世界初の水陸両用車のエンジンラジコンです。
もちろん、陸上はエンジンバギーとして、水上はエンジンボートとして、操縦できます。
第2次世界大戦のドイツのシュビムワーゲンは水陸両用車として有名ですが、それをモデルにしたものとも聞いています。
当時から、海外でもかなり人気のあったモデルですが、現在ではなかなかいい状態のものにお目にかかれません。
エンジンバギーの歴史を語る上でも、どうしてもコレクションに加えたいモデルで、久しく追い求めておりましたが、この度、縁があって、ようやく入手することができました。
しかも、かなり丁寧に保存されていたようで、欠品もなく、タイヤはじめプラスチックのコンディションも申し分ない、この上なく素晴らしいキットです。
このような状態で残っていること自体が、まず不思議です。
唯一、ウレタンベルトが劣化して、切れていましたが、ウレタンベルト所以の理由で、30年以上も前のものは、まず100%ウレタンベルトは使えません。しかし、ウレタンベルトは簡単に入手〜リペアできるので、問題ないでしょう。
エンジンは15〜20クラスを使用し、プロポは3Chが推奨です。
リターンスプリングを利用した特性スターター、ダクトファン式内蔵型スクリュー、大型マフラー、ヒートシンク、特性エアクリーナーなど、付属しています。
ボディーは樹脂製で、バスタブタイプですが、上下に2分割され、喫水線の位置をアンダーボディーに持ってくることで、防水性を高めています。
また、エンジン部分のユニット、前輪部分のユニットとそれぞれ独立しており、防水性や、整備性を高めています。
舵はどうやってとるのか、、。前輪が舵の役目をしている面白い構造です。
取り説は、以前、RCMGさんからデーターを頂いておりましたので、取り説コーナーにアップしておりますので、詳しいメカニズムやシャーシ構造などはご参照ください。
また、デカールなどもシミもなくきれいですので、おってアップします。
テクニカルデータは以下のようになっています。
全長:500mm ホイルベース:200mm
全幅:240mm ギアーレシオ:7.2:1
トレッド前:290mm スクリュー:34φ
トレッド後:220mm 喫水線:48mm
ふらふら〜と、造りたい欲求にかられます・・・^^;

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