2015/4/16

肩骨折の重傷を越えて・・・  ピアノ

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昨年12月の門下生コンサートで、特に印象に残ったとか、上達したなどで、お名前が挙がった中に、実は、昨年春先、肩骨折の重傷を負った方がいます。

ピアノの先生ですが、春先に転倒し、複雑骨折でボルトを入れる手術をし、1か月入院するという大変な事態でした。
長く固定された後は、リハビリで少しずつ腕を動かすことから始めなくてはなりませんでした。

やっと腕も動くようになり、ピアノも少しずつ弾けるようになった頃に、今度は、肩に入れたボルトを摘出するための再手術。。そして、また、リハビリから・・・。

本当に、昨年は苦難の年でした。

なのに、返って上達したのです。まさか・・・と思いますよね。でも、事実なんです。

私が手の中の骨(有鉤骨)を骨折した時もそうでしたが、長い間練習ができなかった後だからこそ、練習ということに凄く意識が集中し、なんとなく弾いて終わってしまうような時間の使い方をせず、あの練習も、この練習も、と、工夫した練習をしっかりしたわけです。

結果、トータルの練習期間も練習時間も少なくても、いつもより良い演奏になりました。(練習方法は、その曲にもよりますし、本当に色々なのですが、文章だけでも伝わる基本的なことを少しだけ書くと、丁寧な音楽的なパート練習とか、スローで1小節を感じるなど具体的に色々あります。)


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2015/4/16

タッチ:深いか浅いかだけではなく・・・  ピアノ

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タッチ・・・ピアノの鍵盤に、どう触れるか・・・ですが、日本語では「打鍵」という言葉で分かるように、どう打つかと考えがちです。これ、訳す時に、触鍵と訳せばよかったのかもしれませんね。(^^)

「打つ」という言葉は、スピードの速いイメージにつながります。

スピード速く打っていると、当然深い所まで行くし、無理に浅くしようとしてもコントロールが難しく、スカスカの音になったりします。

スピードも、深さ浅さも、コントロールしながら使い分けると、色々な音が出ます。

深く打つべきか、浅いのがいいのか、という、白か黒か的な感じではなく、真っ白と真っ黒は使わない、つまり、これ以上行かないような深すぎるところへガッと打ったり、鳴らない程浅くはせず、その中間の千差万別のグレーを使いこなす感じです。

そのための出発点ともいえるのが、感触を敏感にすること。

何度も書いた「触ってから弾く」というのは、そういうことなのです。(但し、沢山の指が全部触っていると動き難いです。)

こういうことが自由自在になるには、指先の事だけを考えるのではなく、やはり、体のことも考えなくては、と思います。

そして、タッチを磨く練習は、電子ピアノでももちろん可能です。

誤解を招かないよう、ずっと以前には書くのを控えていましたが、近年の東京での演奏会では、本当に多くの方が、私の音に感動してくださったので、今なら書いても大丈夫かな・・・と思いますが・・・

私の練習は、電子ピアノが多いです。

耳の病気に、大きな音を聴くのが良くないので、耳の負担を減らすためというのも大きな理由ですし、ご近所迷惑にならないように(レッスンだけでも沢山音を出しているので)というのも、理由です。

昔(20年前に買った頃)は、電子ピアノで練習した後は、タッチが悪くなりましたが、今は、当時よりずっと感触が敏感になっていて、タッチのコントロールができるので、ほとんど関係なく、練習できます。

また、キタラでの門下生コンサートで、「最初の方から、もう音が素晴らしくきれいで、びっくりして・・」と言って頂いた出演者の皆さんのうち、複数が、実は、電子ピアノです。


要は、使い方次第、ということです。(^^)


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2015/4/16

選曲:ヒャクマンエンもらっても弾かないという大反対  ピアノ

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ハンガリーの3人の恩師のうちのおひとりがまだ日本に住んでいらした頃の話です。急に決まった3か月後のコンサートで弾く曲のご相談をしたことがありました。

人前に出していない曲を弾きたかったので、候補は、ちょっとは譜読みしかけたことのある曲の中から、2曲に絞っていました。

シューベルトのさすらい人幻想曲と、バッハ=ブゾーニのシャコンヌ。

楽譜を見た感じも、ゆっくり譜読みしている感じも、シューベルトの方がずっと簡単に思えました。でも・・・

先生は、「あと3か月でさすらい人を弾けと言われたら、自分だったらヒャクマンエン(ここ日本語)もらっても断る。」と猛反対。。

「ピアニストとしても素晴らしかった作曲家たち、リストや、ラフマニノフ、ブゾーニも、どれほど難しく見えても、弾けるように書く。でも、ピアノがヘタだったシューベルトは、無茶を書く。その無茶を弾きこなすには、年月が必要だ。3か月では足りない。シューベルトはもっと先の君のビッグリサイタルのためにとっておきなさい。」とのこと。

譜面はずっとシューベルトの方が簡単に思えましたが、多くの経験をされた世界的ピアニストで、世界最高峰の音楽院の先生が、そこまで仰るなら、やめておいた方がいいのかな・・と考え、シャコンヌにしました。

数年後に、「君のビッグリサイタル」ではなく、活発に演奏活動していた友人たちとのジョイントリサイタルでしたが、さすらい人を演奏した時、先生が「ヒャクマンエンもらっても断る」と仰った意味がつくづく分かったのでした。

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2015/4/16

バラ1を弾くピアニストたち【7、アムラン】ショパン・バラード第1番  ピアノ

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マルカンドレ・アムラン。カナダのピアニストです。非常に難しい曲や珍しい曲を良く取り上げるピアニストです。ピアノを弾く父親の影響で、幼い頃から近現代の曲に接していたという影響も大きいと思われます。

作曲もするようで、そういう視点からも考えているのでしょう。個性的な演奏ですが曲の魅力を引き出し、生かしています。

短い単位で聴くと、テンポがフラフラっと走ると感じるところがあると思いますが、大きなフレーズでカウントすれば、しっかり時間をコントロールしています。なので、ぐいぐいと引っ張られ、ついていけます。

音価の差(長い音は長く短い音は短く)は、つけすぎなくらい大袈裟な時もあり、それも、独特な魅力になっています。

表情豊かというか、変化に満ちたドラマティックな演奏です。コーダは見事にコンフォーコ(炎をもって)でありながら、各声部が整理されて、それぞれの音楽をしていて圧巻です。

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2015/4/14

こんな曲、弾けるようになるなんて思ってもいなかった  ピアノ

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生徒さんの発表会で講師演奏をされるピアノの先生のレッスンがありました。

講師演奏自体、うちにレッスンに来られるようになるまで、全くされたことがなかったので、演奏があるだけでも画期的な発表会なのですが、さらに・・・今までは考えられなかった難しい曲なのです。

「私、自分がこんな曲、弾けるようになるなんて思ってもいなかった。」と感動込めて言ってもらえて、私も感動でした。

ガッチガチに力が入っていた肩や背中や手・・・そんな状態では絶対に弾けるはずのなかった、テンポの速い、難しい曲を、少しずつ弾き方を改善して、今は、弾けるようになってきました。

本当に、上手になって・・・と私が言うと、「はい。(^o^)」と素直に答えてくれて、一緒に笑いました。
そうです、自分で、上手になったと言っちゃっていいんです。事実なんですから。

子供の生徒さん達の演奏の後に、先生がちょっと弾くくらい、どうってことないだろうと思われるかもしれませんが、なかなか大変なことです。準備に忙しいということもありますが、1曲でも、短くても、暗譜で仕上げて、生徒さんや父兄の皆さんに喜んでもらえる演奏ができるかと言うと難しいわけです。

それが、全く講師演奏をしたことがなかった状態から、毎年、何か演奏されるようになり、生徒さん達やその親御さんたちに感激してもらえて、いっぱいメールをもらえるようになった・・・という話も、以前してくださったことがありました。

そういうことができるようになって、凄く幸せだと言ってもらえて、私も幸せでした。


また、感激メールをいっぱいもらえるように、頑張りましょうね!!p(^^)q


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2015/4/14

連弾ユニット誕生♪♪  ピアノ

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東京や大阪でレッスンを受けている皆さんが、札幌の門下生コンサートに出演されることもあります。

そうやって札幌で知り合い、昨年の東京のチャリティーコンサートでも一緒にお手伝いしてくださった、関東(と言っても東京から県境2つ越えますが)の同県内に住む門下生おふたりが、連弾ユニットを組んで、名前も付けようという話になっている・・と、サントリーホールのコンサートの後、お茶しながら教えてもらって、びっくりするやら嬉しいやら、でした。(^^)

最初は、元々、その県に住んでいたピアノの先生が、他の県からその県へ引っ越した、ピアノではないお仕事の門下生を誘って、案内する・・なんていうところから始まったそうです。

美味しいものを食べたり、良い景色を見ながら話をするうち、連弾してみたい・・という話になり、2回目にはピアノの先生の方の門下生のお宅で、一緒にピアノ弾いちゃった・・というノリが、もう、ほんとうに素敵!!

で、既に、ある勉強会でお披露目したそうで、次からは連弾ユニットとして名前もつけて活動しよう・・という夢のあるお話し。。


私が、ピアノの先生も、ピアノ以外のお仕事の方も、全く差別も区別もせず、全力でレッスンしていますし、門下生コンサートに出演したり、聴いたりしていれば、音大を出たかどうかと演奏力は関係ないこと、ましてや成長力は、学歴とは全然、全く関係ない事を、皆さんお分かりですから、片方だけ音大を出ているとか、そんなこと気にしません。

あ、逆に数年前、もちろん半分ギャグですが、「野谷恵門下生ドシロート部」とか言っていた皆さんに、「私が差別も区別もしてないのに、そーゆーこと言うのやめましょーよー。」と、ちらっとお説教じゃないけど、言ったことがありました。(^^;)

自分は音大じゃないから・・とか考えてしまうと、自分の「頭の上の漬物石」(成長を妨げる重石)を作ってしまいます。

ピアノの先生でも、演奏力がなくて「こんなんで教えていていいのか・・と、劣等感で・・」などと悩んで、習いに来られた方が沢山いますし、演奏を聴いたお客さんの反応も、音大を出たかでないかとは、全然全く関係ありません。

反対に、経歴の立派な門下生についても、「さすが、留学したから上手なのね。」とは言わないですね、誰も。。

それより、「去年より凄くうまくなった!」という、進化への評価が聴こえてきます。


先入観を、完璧になくすのは難しいことですけれど、なるべく、囚われないようにしたいですね。その方が進化できます。


あ、先入観と言えば・・・「先生って、ピアノの先生っぽくないですね。」と言われて、「え?どういうところが?」と聞き返したら、「ピアノの先生って、ふつー、もっと威張ってる。」と言われて、爆笑したことがありました。

それこそ、凄い先入観。。しかも、そーゆー発言の主が、ピアノの先生なんです(再爆笑)。

(いえ、ご本人はめっちゃくちゃ可愛い、「威張ってない」ピアノの先生です。笑)

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2015/4/14

ちょうど10年前、コンクール始めました。  ピアノ

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2005年1月下旬の週末に、東京で、第1回ロマン派音楽コンクールという、年齢制限のないコンクールを受け入選しました。この写真は、4月に文京シビック小ホールで開催された、同コンクールの入賞入選者の披露演奏会の写真です。

一言二言では説明できないくらい、色々な思いがあり、このまま人生を終わりたくない・・と考えて、東京で、年齢制限のないコンクールを受けました。札幌では、もう、30代の頃から、ピアノの先生や音大生がレッスンに来られていましたから、もしも、緊張のあまり落ちても、その皆さんに恥をかかせることのないよう、札幌とは一切つながりのないコンクールにしました。

年齢も立場もあり、お若い皆さんに混じってコンクールに参加するのは、死ぬほど緊張しました。

あまりの緊張で、コンクールの方は、自分としては悔しい演奏でした。でも、披露演奏会での演奏を聴いて、レッスンを受けたいという方が現れ、それは、東京で入賞演奏会に出るたびに、ほとんど毎回のように増えていきました。

成績や順位ではなく、披露演奏会での『演奏そのもの』で判断してくださった・・・というのが大変嬉しく、ありがたく、自信にもなりました。

もし、披露演奏会で、「あの人の方が素晴らしいのに、なんで、この人の方が順位が上なの?」なんて思われたら悲しい。。

そういう意味で、「演奏素晴らしかったです。できればレッスンを・・」というメールがどれほど嬉しかったか・・・


最初は、コンクールや披露演奏会のために東京へ行く機会にレッスンしていましたが、すぐに、レッスンのためだけに東京へ行くようになり始め、翌年には、毎月行くようになっていました。

10年・・・東京へ通い続けています。

あっという間でした。

多くの方の、少しでもお役に立てたなら、よかった・・と思える10年でした。

稀にうまく伝わらなかった方には、ごめんなさい、と言いたいですが、より良くなるための方法を提供していくレッスンであって、根本的に否定するようなレッスンは、絶対にしていません。それは、信じてくださいと言うしかないですが。。


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2015/4/14

ミスない演技、演奏が一番?  ピアノ

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ピアノで、音符を、全部、楽譜に書いてある通りに並べて、外さずに弾いて、CDと同じ速さで弾けば、感動できるのか?

スケートで、全部プログラム通りにジャンプやスピンをミスせず転ばず滑り終えれば、素晴らしい演技なのか?

いつも、演奏を聴いたり、演技を観たりして、ある程度以上に耳や目が磨かれた人たちは、否と答えますよね。ノーミスなら素晴らしいわけではない。

ミスをしても、ミスの気になる演技・演奏と、ミスがあっても気にならず、それより感動が残る演技・演奏がある。演技・演奏のレベルの高さや感動の深さと、ミスのあるなしは、全く別の話です。

それが分かるようになると、本当の意味で、演技・演奏が楽しめます。

例えば、スケートに詳しいわけではない私は、パトリックのステップアウトしたジャンプに、加点がついたと最初に知った時、「えっ?!そんなことってあるの?」と、やはりびっくりしたのですが、解説で、「(入り方などが難しかったりして)加点が多く着くジャンプだと、そこからステップアウトの減点をしても、加点が残る場合がある」という理由を聞いて、「なるほど」と納得しました。


ピアノもそうです。ミスした本人はもの凄く気になるし、落ち込むのですが、聴いているお客さんは、一瞬「ん?」と思っても、大事な声部がしっかり出ていて、音楽がたっぷり歌えていれば、感動しながらついていって、ミスは、終わるまでには忘れています。あるいは覚えていても、どうでも良い事になっています。


基礎的なスケーティングや、ピアノならタッチを磨くのも、表現力が変わります。そのスケーティングやタッチで、表現し、音楽や演技が「流れていく」ことが感動につながっていくと思います。

ミスはあったけれど、明らかなレベルの進化のある演奏(の録画)に接して、そう考えました。


そういえば、結弦くんは、最近コーナーの滑りが進化したのだとか・・。「え?金メダリストが、今更コーナーの滑り方?」・・なんて思いそうになりますけれど、今季の、浮いているかのような、ふわ〜っとした滑りを考えると、進化したのでしょうね。

素晴らしいことです、チャンピオン♪


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2015/3/22

学びに出会う運命の流れ  ピアノ

レッスンというものは、受ける側の、その知識に対する解釈や、

取り込む意欲など色々な要素で、いくらでも意味も価値も変わります。

私が伝えることを取り入れようとして、レッスンを続けている皆さんが

沢山いてくださることを、心から嬉しく思っています。


熱心に学び、素晴らしい成長ぶりの、若いピアノの先生が、

あるピアニストのコンサートを聴きに、東京まで行った話をしてくれました。

その奏法が、私が一生懸命伝えている奏法を、完璧に形にしたような弾き方で、

私がいつも言うことが、あれもこれも全部、理想的にできているのだそうです。

そして、その弾き方で奏でる音楽は、素晴らし過ぎて、

聴き終わってすぐに立ち上がれない程だとか。。

ハンガリーではなく、ロシアのピアニストだそうです。

結局、国の違いより、個人の違いの方が大きいのではないかと、思います。

言葉としては「ロシア奏法」などという言葉がありますが、

ロシアのピアニストが皆同じ弾き方をしているわけではないし、

ハンガリーの先生から教えて頂いたのと同じことを、

ロシア人の先生が仰っていたこともあるし。。


「奏法」ということから、「学ぶ」ということに話が広がりました。

その中で、私の所へ来ようと決意するまで、たった1ヶ月くらいの間に、

運命の流れのように立て続けに色々あって、私に出会ったという話を、

感動して聴きました。


私にも、運命の流れがあったのを思い出しました。

ハンガリーの最初の先生とは札幌でのリスト音楽院セミナーで出会いました。

凄くお上手に弾いている方に「楽譜しか聞こえてこない。

そこに命を吹き込むのが、君の仕事のはずだ。」などと、

とても厳しい事を仰る場面を、複数拝見しましたが、

価値観の在処に共感できたので、その場でご相談し、東京へ伺うようになりました。



そして、その先生から、2番目の先生を勧めて頂いたのです。

「私の友人が札幌に住むから、是非習いなさい。」と言われ、

そんな計画があるのを知らなかったので、驚いて

「お友達がですか?」と聞き返すと、

「そうだ。友人だ。彼は、君とは反対のタイプだから、

習うのはとても君のためになる。」と言われました。

「君は私と同じタイプの人間で、感情で音楽をする。

彼は、構成を先に考え、その中に音楽を入れる。

君にはそれがとても役に立つだろう。」とのこと。

「同じタイプ」だなんて、とてもとても、畏れ多いのですが・・


でも、確かにフィーリングで弾いてしまいがちだった私を、

基本の基本から、辛抱強く、直し、導いてくださった2番目の先生は、

本当に、絶対に、私に必要な先生でした。


習おうと決意してすぐ、マネージャー役をされていた先生からご連絡を頂き、

レッスンが実現しました。

3番目の先生もまた、偶然、2番目の先生からご紹介頂きました。


2番目の先生の帰国が近づいたころ、某大での公開講座を聴きに伺った時、

休憩時間か開演前か忘れましたが、迷い込んだスペースに、

3番目の先生がいらして、そこへすぐに2番目の先生がいらして、

偶然、ご紹介頂くことになりました。

「ノタニさんだ。」と2番目の先生が紹介してくださって、

続けて「私の生徒だ。」と仰るとばかり思ったら・・・・

「とても良いピアニストだ。」と仰ったので、感動で一瞬絶句しました。


最初は一大決心で、、その後は、次々と勧められたりご紹介頂いたりして、、

運命が流れていきました。

それぞれの先生に出会った順番も、奇跡的に私には良かったのです。

私は、本当に、ラッキーでした。その話はまたいずれ・・・


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2015/3/21

バラ1を弾くピアニストたち【6・カツァリス】ショパン・バラード第1番  ピアノ

シプリアン・カツァリスは、フランスのピアニストです。「ショパンを弾く」というタイトルで教育TVでレッスンをしていたことがあるのを、ご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。チャイコフスキー国際コンクール、エリザベート王妃国際コンクールなどの入賞歴があります。

個性豊かな演奏です。普段隠れている(主役ではない)声部、内声(ソプラノやバス以外の内側の地味な役割の旋律)やバスを強調することで、その曲の意外な姿を見せてくれます。ショパンのワルツ集のCDでびっくりした覚えがあります。

演劇に例えれば、脇役を、主役より目立たせる演出と言うと伝わりやすいでしょうか?

そこまで内声を強調して弾いてほしいと、ショパンが思ったかどうかは、また別の話です。

でも、もし、ショパンの意には添わなかったとしても、「この曲には、こういう魅力もあるんだよ。」と見せてくれるような演奏は、それ自体、魅力も価値もあると思います。

実際、ショパンはあらゆる声部が素晴らしい!!

ショパンを弾かれるときは、是非、是非、各声部をバラバラにして、吹奏楽などで言えば「パート練習」をゆっくりしたテンポで、じっくり、その美しさを味わいながら、して頂きたいと思います。

「え?ここに、こんなメロディーあった?」となると思います。そうすることで曲への理解が深まります。



バラードでは、脇役の強調は、ほんの少しですが、もっと内声を強調したワルツ、載せておきます。ひらひらと速いところで、内声を強く弾いています。意外な面白さで、「こういうのも素敵かも・・」と思わせます。(カーネギーホールでの演奏です。)





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