2014/12/5

演じる1、ピアノコンサート  ピアノ

先日、雑司が谷でピアノのコンサートを聴いてきました。

ネット上で知り合ったからではなく、長いお付きあいの門下生の、強い強い勧めで決めました。行ってよかったです。

響くホールで音を聴くのは耳の病気に良くないと病院で言われているので、全部は聴かずに失礼でしたが。

素晴らしかったです。

言葉では簡単には説明できないほど、素晴らしかったです。

アマチュアにしては、とか、音大じゃない割には、とかいう話ではないです。

有名なプロの演奏家の演奏でも、ここまで濃い音楽表現には、なかなか出逢えないくらいに、非常に濃い表現で、感動的な演奏でした。

まず、音楽に対する感受性が素晴らしいのだと思いますし、今、師事されている、「海外の音大だけ」で学ばれた先生も、素晴らしいのだと思います。

その素晴らしい表現を支える技術も、タッチの変化や、音と音を繋いで長いフレーズを作っていく繋げ方、絶妙なペダリング等、極めて素晴らしいものでした。

長いブランクがあると知ってしまうと、こういう演奏は「絶対に」想像できないと思います。

本当に、素晴らしかったです。

各曲の演奏前のお話も、とてもよかったです。

これからも、日本の音楽の世界の学歴重視の先入観に負けず、(嫌がらせにも負けないで、)音楽活動を続けて頂きたいと思います。

それは、私が戦い続けてきたものでもあります。地方の無名の短大卒の私が、東京の一流音大卒の皆さんのレッスンをしていることを、(意訳すると)実力ではなく、おだてたり優しくして、人を集めているんだろう的なことを言われたりもしました。
(上手になりたいと思っている皆さんが、そんなことで集まるわけはないです。)

体力が大変なのは膵臓の悪い私も同じなので、お察しします。
でも、できる限りでいいですから、続けてください。

kさんの演奏を聴きたくて集う熱心なファンも既にいらっしゃるようですが、もっと広く人々に聴いてもらって、日本的な先入観から目を覚まさせ、感動を伝えてください。

そして、ご自身も先入観を持たないで頂ければと思います。

ご活躍お祈りしています。



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2014/12/5

感動を共有するのに経歴は関係ない  ピアノ

「アマチュアいじめ」があるのだそうです。

「アマチュアなのに演奏会を開催するなんてけしからん。」的な趣旨のメールが、演奏会を控えたアマチュアの方に届くのだそうです。

なぜ、アマチュアの方が演奏会を開催することが悪いのかとか、そもそも、アマチュアとプロって、どこで線をひくのか、とか、いっぱい疑問があります。

音楽の学校を出た人がプロなら、ポリーニ(ミラノ大学で物理専攻)はアマチュアです(笑)。

逆に、うちの門下生の中には、音楽の学校を出ても、「ピアノは趣味」と言い切る方もいますし、音大を出てもピアノに自信がなくて、普通のお仕事をされていた方も複数います。(現在は、その大部分が、少しずつ自信を得て、ピアノのお仕事されていますが。)


それとも、実力の問題だというなら、多くの音大を出た方と同等や、むしろそれ以上に、素晴らしい演奏をされる、会社員さんや、銀行員さんや、公務員さんや、看護師さんなどを、何人も知っています。
一切の資格を問わないチャリティーコンサートの主催・運営を10年以上もしていると、つくづく関係ないと思います。そこにあるのは、個人差だけです。


音楽の学校を出ても、出なくても、いくつになっても、いくらでも、勉強はできるし、学べばレベルは変われます。

件のいじめメールを受け取られた方も、勉強はされています。海外の音大で学んだ先生から、専門か、趣味か、などという区別のない、熱心なレッスンを受けて学ばれているそうなので、それで充分と思います。

私も、レッスン内容に区別はしません。出身学科も、職業も関係なく、「その人の可能性を、最大限に引き出す」ということだけを考えます。

逆に、趣味の方に、「自分で、ドシロートとか言って自分を差別するのはやめましょう。」とお説教したこともあります。そういう意識は、自分で自分の可能性を削ってしまうから。。

同じ内容を、同じ真剣さで伝えています。

その結果、某大規模コンクールで、会社員さんや看護師さんが、多くのピアノの先生方より高い点を得たこともありました。

でも、必ずしも、そういうコンクールを受けるような難しい曲を弾かなくても、人を感動させることはできるし、良い音楽で感動を共有したいという意志が演奏者にあり、聴きたくて来る人がいるなら、コンサートはそれで成り立つわけです。

感動に学歴は関係ないです。

私のお友達の旦那様は、慶応大卒で国際コンクール優勝のオペラ歌手です。ヨーロッパで大活躍の後、現在、日本の有名音大教授です。海外の音楽院で学ばれたのは、日本のコンクールで得た賞金を使ってでした。
これは極端な例であっても、音楽活動されるのに、音大を出る必要など、どこにも、少しも、ないのです。

コンサートのご成功を心からお祈りしています。
コメント欄に書くには長すぎるので記事にしました。頑張って下さい!(^^)

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2014/11/19

最優秀賞 + 必要なこととできること  ピアノ

前記事で、ピアノの先生が、ピアノの演奏を続けることについて書きましたが、その中で、「別に、コンクール等目指さなくてもいいのです。」と書きました。

本当に、心から、そう思っています。

でも、あるコンクールの、ある地区本選で、門下生のピアノの先生が最優秀賞を受賞したという報告を頂いて、それはそれで、やはり、とても嬉しいです。(^^)

前記事では、お子さんがいても、ピアノを続けられる話を書きました。今回受賞された方は独身ですが、色々なことを乗り越えて、(お休みの期間もありつつも)長い間、コツコツと、ピアノを学び続け、こういう報告をくださるようになって、心から嬉しいです。

しかも、さらに、講評では、審査員のうち2人の先生から「魅力的」と言っていただけたのだそうです。いつも「上手な演奏」というよりも「魅力的な演奏」を目指していたので、とても嬉しかったとか。

もちろん、私も、その言葉、嬉しいです!最終段階でも、「魅力的な演奏」をしましょう!(^^)v

この方にとっては、この最優秀賞は、良い事でした。必要だったと言っても良いかもしれません、自信をもつために。。

でも、ひとりひとり、その時必要なことは違いますし、できることも、違います。子育てや、看病や、ご自分の病気やケガ、他にも色々なことを乗り越えている真っ最中には、コンクールを受ける人をうらやましがることなく、ただ、今より、一歩でも、二歩でも、自分比で向上することだけを目指して、大変な時は時々休みながら、でもあきらめずに、続けることが大事なのではないかなと思います。

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2014/11/16

ピアノの中には妖精が住んでいる  ピアノ

今日は、北海道の東方面や北の方から、飛行機や、夜行バスや、御主人の運転する車に乗って来られた、ピアノの先生方の長いレッスンが続きました。

中には、『小さいおじさん』の話の先生も。。
ご本人の演奏も、今日のレッスンの中で、とても変わってくれて、フレーズの長い、聴き応えのある演奏になりましたが、教える方も、相変わらず頑張って、なかなか言うことをきいてくれない生徒ちゃん達を相手に、一生懸命考えて指導されていて、素晴らしいと思いました。

手に力が入り過ぎて鍵盤の上でつぶれているお子さんに、手の形を直した方が音が揃うとか、良い音になるとか言っても、興味を持って聞いてもらえないので、今度は「妖精がいる」作戦。(笑)

「そんなに手がつぶれていると、妖精が潰れちゃうよ。ほら、苦しがってるよ。」というと、びっくりして、気にしてくれるようになったそうです。
(あ、付け加えるまでもない事ですが、どんな音型も100%卵を持つように・・ではないです。)

呼吸の仕方も、大人のように言葉で伝えても、子供にはなかなか伝わりません。そこで・・「この辺に、キラキラした小さい妖精が飛んでるでしょう?吸い込むときれいな音が出るよ。」というと、息を意識してくれるようになったとか。

もう、なんか、ホントに素晴らしいです。(^^)

ところで、先生が弾いて聴かせると、モノマネになるから弾かない方がいい、、というご意見もあるようですが、良い実例、悪い実例を、例えワンフレーズでも、目の前で具体的に弾いてみせることで、分かってもらえることは非常に多いです。

小さい生徒ちゃん達だけでなく、例え、音楽科卒のピアノの先生であっても。。

今日も、例えば、ペダルとバスとバス以外の左手の音のバランスをどうするかで、どれほど左手が音楽的になるかということを、ほんの2小節ほど「実演」することで、「全然、チガウ!!」と、納得してもらえました。

ピアノの先生ですらそうなのです。

ですから、お子さんたちは、しかも、日常生活の中で「良いクラシック音楽」が聴こえていることが、なかなかない、日本のお子さんたちには、弾き方(技術)はもちろんですが、音色も、表現も、ちょっと実例を見せて、違いを分かってもらうことで、その後が変わっていくと思います。

1個の音が、全然違う・・二声弾いたらもっと違う・・そういう実演を、するとしないでは、ピアノの楽しさ、素晴らしさの伝わり方は、ぜんぜん違ってくると思います。

そういう「全然、チガウ」ワンフレーズを弾いてあげるためにも、多くのピアノの先生方が、学びに来てくださっていることは、素晴らしい事だと思います。

別に、コンクール等目指さなくてもいいのです。

あまり難しくない、小さな曲を、1曲、美しく仕上げて、コンサートで弾く程度なら、なんとかできます。
上記のピアノの先生は、3人のお子さんを抱えて、一人は、まだ小さくて、抱いて飛行機の座席に座って札幌へきて、ベビーホテルへ預けて、レッスンに来られています。

地元の若いピアノの先生から、「結婚して子供ができても、ピアノって、できるんですね。」と言われて「できるよ♪(^^)」と言えたことが嬉しかったそうで、子供ができたら演奏は続けられないのではないかと思っているピアノの先生方の励みになれたら・・と言って、ブログネタにすること、OK頂きました。


教材研究も大事ですけれど、その前に、ピアノの弾き方、音楽の表現の仕方の研究をする方が、つまり、ご自分がピアノを弾いて学ぶことの方が、生徒さん達の演奏を良くしてあげられると、私は思っています。


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2014/11/13

12月14日(日)札幌コンサートホールKitaraで弾きます。   コンサート

東京のチャリティーコンサートが大変だったので、すっかり準備が遅くなってしまいましたが、コンサートのリーフレット(ちらし)とチケットができました。

この素敵なリーフレットの原稿は、出演者でもある道東・中標津のピアノの先生が作ってくださったものです。(背景は私が探しました。)いつも、本当に、、大変な中で素敵な作品を作ってくださって、感謝しています。

このコンサートでも、昨年のように募金活動をします。

ただ、とても長いコンサートで、終演が夜遅くなるので、昨年のような長いスピーチはできませんから、メッセージをプリントして、プログラム(パンフレット)に挟んで配ろうかとか、今から考え中です。

よろしくお願い致します。(^^)

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2014/11/3

音楽という言語(2)マトリョーシカ  ピアノ

音符の1個1個は、言葉でいえば、ひらがなや、カタカタの、1個1個と同じです。

大抵は、2つ以上つながって、意味のある単語になります。「うみ」、「そら」、「ひと」などなど。。短い単語も長い単語もあります。それをモチーフと言ったり、短いフレーズと言います。

それを見極めて弾かなければ、言葉でいうと・・・

ワタ  シハカ  イシャイン  デス

・・と1個も間違えずに読んでも、人には何を言いたいのか伝わりにくいですよね。全く日本語の分からない外国人に無理やりローマ字で書いた日本語を読んでもらったような感じ。

ワタシハ カイシャイン デス

と、いちいち止まらなくてもいいけれど、まとまりを意識して読まなくては分かりません。


そして、その短いフレーズ(モチーフ)を組み合わせて、ひとつの意味を成す文章ができあがります。文章を長くとらえる方が、ステキになります。


音楽って、弾くときも、多分、踊る時も、スケートで滑る時も、このまとまりを、意識しているのといないのでは、エネルギーや集中力の配分が違ってくると思うのです。


例えば、バイエルのような簡単な曲でも、ちゃんと形があり、文章になっています。

1ページに、4小節ずつ、4段、合計16小節で書かれている場合で言うと・・・

最初の1段の、4小節がひとまとまりで、2段目の4小節も1段目と似ていてちょっぴりどこかを変えられたひとまとまりで、その下の3段目と4段目は、8小節がひとまとまりになっている形がけっこう沢山あります。


それは、3つのまとまりと考えるより、「一人分の、カップとお皿とスプーン」とよく言っています。3つのものだけれど、3つ揃って、やっと一人分。つまり、ワンセットです。
後半の8小節の(長い方の)フレーズに「大事な、言いたいこと」がこめられています。

最初の2段の方が強い音で書かれていても、どんどん先へ(後半へ)向かって進もうと思って弾き、後半の8小節で、「これがやりたかった!」という感じに思いを込めて大事に、ていねいに弾くと素敵になりやすいです。

その後半8小節が、よく見ると、2小節+2小節+4小節のワンセットになっている場合もあります。そして、さらに良く見ると、その後半の4小節の中に、1小節+1小節+2小節のワンセットができていることもあります。

そういうのを、マトリョーシカ・タイプ、と説明しています。(^^)



バイエルではないのですが、小学校低学年の生徒ちゃんの曲がそうなっていた時、マトリョーシカの話をしたら、なんと(!)、マトリョーシカを知っていてびっくりしました。

知っていてくれたお蔭で、とてもよく分かってもらえて良かったです。形を考えて、どこまでひとまとまりに弾くかを考えて、そして、それぞれの小さいフレーズ(モチーフ)の中の大事なポイントを探して・・・・・

あまり細かい話は文章でだけでは伝わらないので、ここまでにしますが、こういうことを、小さいうちに習っていたら、大きくなったとき、部活や勉強が忙しくなってやめたとしても、気が向いたら楽譜を買ってきて、知らない曲を、自分で考えて、素敵に弾けるようになると思うのです。

だから、音大へ行く行かないは関係なく、「素敵に弾くために、考えるべきこと」を、小さいうちから伝えてあげたいと思っています。

もちろん、モチーフやフレーズの前に、音と音を「つなげる」ためには、どう弾くか・・という技術的なことも、完璧にできなくてもいいから、やはり小さいうちに伝えておきたいことと思います。

今、多くのピアノの先生方がレッスンに来られていることは、ご本人の演奏力を磨くためだけでなく、そういう大切なことが小さい生徒さん達に伝わっていくことだと思うので、大変嬉しく思っています。

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写真は、2006年に、モスクワ音楽院のマスタークラスへ(コンクール入賞の副賞で受講費全額免除で)行ったとき、ホテルから音楽院までの途中の道で見かけた、マトリョーシカの屋台です。

屋台?露店?移動できる感じでしたから屋台でしょうか。。びっくりしました。

ロシアは、とにかくあちこちで、めちゃめちゃ、マトリョーシカを見かけました。ホテルの近くの地下鉄駅には高さ3mくらいの巨大なマトリョーシカが立っていて、胸の辺りに窓が開いていて、タバコ屋さんになっていました。


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3

2014/10/10

音楽という言語(1)  ピアノ

20代までは、音楽とは、感性で「感じる」ままにするものなのだから、そこに理屈を持ち込むなんて邪道だ・・と思っていました。
 
でも、30歳から延べ8年(2+3+3年)お世話になった3人のハンガリーの先生方(おひとりは東京、お二人は札幌に住まわれていました)のレッスンで、度々、「楽譜がこうなっているから・・」という説明の元に、表現のアドヴァイスがあり、そういう目で楽譜をよく見ると、そこは表現のヒントの宝庫でした。
 
さらに、30代半ばから10年間お世話になった、東京の音大でも講義されている作曲家の先生も、非常に的確な表現で、楽譜を根拠に、表現のアドヴァイスをされ、それが、「腑に落ちる」感じで、レッスンの最後には、「私はこういう風に弾きたかったんだ・・」と目から鱗が落ちるように感じました。
 
楽譜を良く見て「考える」ことは、「感じる」ことの邪魔をするどころか、「感じる」ことを助けてくれるものでした。
 
自分の勝手な解釈・・・というのとは、違うのです。
 
某所で、自分の勝手な解釈の押し付けというのではない「伝統の継承」といったものがあるのではないか・・という、素晴らしい言葉で表現されていましたが、まさしく、そういうことだと思います。文章の読み方のようなもの・・・。
 
 
あくまでひとつの例ですが、「2回同じことがあったら、2回同じに弾いてはいけない。それが西洋音楽のルールだ。」と、西洋人の先生が仰ると、それだけでも、「なるほど!」と、意識が変わるわけです。そういった、明確で、応用のきくアドヴァイスを沢山頂いて、いつの間にか、楽譜の見え方が少しずつ、変わっていきました。
 
それらは、レッスンでも生かすことができるものでした。バイエルも、ツェルニーも、ちゃんと考えると、まるで別の曲のように、とても素敵に、聴こえました。
 
音楽という言語(language)で語りなさい・・・と、帰国される時(お別れのとき)に、素敵な言葉を書いてくださったハンガリーの先生がいらして、人に語るように演奏しようと思いました。
 
フレーズ・・・文章のひとまとまり・・・をどう設定して読むか、つまり、演奏するかで、雰囲気は大きく変わります。
 
大抵は短くとらえられています。
 
スラー=フレーズ、と思ってらしたピアノの先生が、片手では数えられないと言うと、「もう1人数えてください、(^^;)/ 」と手を挙げた先生も・・(^^) そのユーモアと謙虚さが素敵だと思いました。
 
そうなんです、もっともっと長く作れた方がいい。スラーがフレーズと一致する「場合もある」という感じです。しかも、短いフレーズ、「モチーフ」と私は言っていますが、言葉でいえば「単語」のようなもの。単語を連ねて、文章ができるわけです。
 
つづきます。
 
 
 
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6

2014/10/8

ずんだ ずんだ ずんだ 宮城  ピアノ

タイトルは、4拍子で、ずんだは、「ずん」が長い、付点の(スキップの)リズム、「みやぎ」は3つの音の長さが同じ、3連符です。・・・・冗談です。


レッスンで、幼稚園の年中さんにアナリーゼ(楽曲分析)の入り口みたいな話をしていて、3部形式の曲を「サンドイッチの形」と説明し、まんなか(中間部)をおんなじように弾いたら、パンとパンの間にパンがはさまってるみたいでつまらないよね、と言って、自分でウケて笑ってしまいました。(^^;)

まんなか(中間部)は2小節のモチーフが、音程だけちょっと上がって、2回繰り返されていることを話すと、「おんなじだーー!」と、びっくりして感動してくれていました。

うんうん、その調子♪

「音符が読める」ではなく、「楽譜が読める」子になろうね♪(^^)


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


以前、もっと体力あったころは、東京レッスン中に、3時間くらいでも間があったら、美術館へ行ったりしたのですが、最近なかなかそういうことができなくて、先日も、レッスンと、その合間の自分の練習だけで、何もしないで帰ってきてしまいました。

ただ、池袋で2つ利用しているスタジオのひとつは、すぐ向かいに「宮城ふるさとプラザ」があり、レッスン帰りによく買い物をします。(8時までなので、間に合わない時もありますが)

最終日に買った、今回の自分へのおみやげ♪

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もう、復興に協力などという次元ではなくて、本当に、大好きなんです。特にずんだ饅頭(右)は大が5つくらいつく大好き。ほぼ、ずんだでできているというか、ずんだの塊に薄〜い皮をまとわせた感じで、枝豆の香り豊かな餡が美味しいです。

笹かまぼこのずんだ入り(左)は、初めて見つけて買いました。ほのかな甘みを感じるずんだ入りのかまぼこは、不思議な味です。ずんだ大福(中央)もしっとりした薄めのお餅の中にたっぷりのずんだ餡で、美味しいです。

東京にお住いの皆様、是非どうぞ♪


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3

2014/10/7

○の、その先 〜結弦君も、ツィメルマンも、できたところで終わらない  ピアノ



できなかったら、できるまでやる

できるようになったら、完璧にできるまでやる

完璧にできるようになったら、何度でも完璧にできまでやる



これは、いかにも羽生結弦らしい考え方と思いますね。だから、世界一になったのでしょう。(こういう考えなら、必ず世界一になれるわけではもちろんないですが。)



一方、ツィメルマンは、1曲を人前に出すまでに10年かけるそうです。彼くらいのレベルなら、難しい曲でも1か月や2か月あれば弾けるでしょうに。。

つまり・・・できるようになったところから、10年、なのですよね。

あ、できた、弾けるようになった・・・で終わりではなく、そこからが出発だと、私も思うわけです。


最近教えている小学生の生徒ちゃん、ピアノを始めてやっと1年です。連弾(ディアベッリ・旋律的小品集)で、私がいっしょに弾くと、かなり格好よく聴こえるので、弾けるようになって○にする時、「○にはするけれど、弾きたかったら、何回でも持ってきていいよ♪」と言います。

すると、必ず、○になった後も持ってきます。そして、また弾いて、レッスンしていると、さらに、素敵になっていきます。


つまり、弾けるようになった後、「追究」する楽しさを覚えてほしいのです。

ピアノは、○の数や、終わった教則本の冊数に価値があるわけではありません。

素敵な曲を弾き続ける楽しみや「もっと素敵にする」という姿勢を、小学校低学年でも分かってほしくて、そして、それを「自分がしたいから、する」という形で、してほしくて、「また持ってきてね」ではなく、「持ってきてもいいよ」というわけです。

「★★ちゃんが弾きたかったら、何回でもつきあうよ」と。

ねらい通り(笑)、時には、ずっと前に○になった曲と、前回のレッスンで○になった曲と、新しい曲と、連弾3曲持って来てくれたりします。

いつもはお仕事で来られないお母様が、お仕事がお休みの時に見学に来られ、「感動しました。」と言ってくださいました。ピアノを習い始めて1年でも、お母様を感動させる演奏が可能です。

○の数や、終わった本の数を誇るのではなく、追究し続けて、曲の感動を深めることに喜びを見出す人に育ってほしいと思っています。

それはきっと、ピアノ以外にも、良い効果があると思っています。(^^)

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2014/10/5

本物の月光  ピアノ

名曲を、そのままでは難しくて弾けないので、簡単に編曲したものを弾いて楽しむという事は、よくあります。もちろん、そういう風に楽しむのもいいと思います。
ただ、本物の魅力には、遥かに及ばないのは確かで、弾く感動も、遥かに及ばないのも確かです。

数年前に、私より年上世代のバイエルレベルの方が、うんと簡単に、短く編曲された楽譜で、ベートーヴェンの月光の第1楽章を持ってレッスンに来られました。

いわゆる大人の音楽教室のような感じの所で、そういう簡単バージョンの有名なメロディーを、沢山されていたそうです。

その曲でレッスンを始めたものの、調も、音程も、リズムも変えられた「月光」に、私がどうしても耐えられなくて・・・。

本物の月光の楽譜を出してきて、第1楽章を全部弾きました。
その結果・・・「いやぁ〜、ステキ!!全然違う〜!!こっちの方が全然ステキ!!」と、大感激してくださって、簡単バージョンよりずっと手数や時間はかかるけれど、本物の月光を弾くことになりました。

もちろん、ひたすら練習して、弾けるようになってください・・・なんていう話ではありません。

音楽の基礎である時間の感じ方、1拍目の重さなどの話から、声部という概念、各声部を弾き分ける方法、その練習の仕方、技術的な鍵盤への接し方、入っていくスピードや、打つ深さのコントロール、などなど。

そういったピアノの先生方にもお伝えしているような事と共に、もうひとつ重要な勉強が必要でした。

楽譜を読む、ということ。

なぜ、簡単バージョンで弾くかというと、技術の問題の他に、楽譜が難しいというのも大きな理由です。だからといって、読めるようになるために沢山の練習曲を弾いている時間(年月)は、熟年世代にはありません。

書く勉強を並行して取り入れるなどの工夫で、乗り越えました。

期間は長くかかりましたが、書いてある音を、ただ間違えずに弾くというレベルではなく、表現も含めて、弾けるようになりました。

そして、ご事情で数年お休みされた後も、弾けたのです。

現在は、ショパンの、もちろん本物の、ノクターンを勉強中です。

これからまた、1ヶ月か2ヶ月か、ご事情でピアノを弾けない環境に行かれることになりましたが、ピアノがなくても、楽譜を書いたり読んだりして、「楽譜と親しむチャンスにしましょう♪」ということになりました。

きっとまた、一段と楽譜が楽に読めるようになりますね。
11月くらいに、またレッスンでお会いできるのを楽しみにしています。(^^)


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