2014/11/16

ピアノの中には妖精が住んでいる  ピアノ

今日は、北海道の東方面や北の方から、飛行機や、夜行バスや、御主人の運転する車に乗って来られた、ピアノの先生方の長いレッスンが続きました。

中には、『小さいおじさん』の話の先生も。。
ご本人の演奏も、今日のレッスンの中で、とても変わってくれて、フレーズの長い、聴き応えのある演奏になりましたが、教える方も、相変わらず頑張って、なかなか言うことをきいてくれない生徒ちゃん達を相手に、一生懸命考えて指導されていて、素晴らしいと思いました。

手に力が入り過ぎて鍵盤の上でつぶれているお子さんに、手の形を直した方が音が揃うとか、良い音になるとか言っても、興味を持って聞いてもらえないので、今度は「妖精がいる」作戦。(笑)

「そんなに手がつぶれていると、妖精が潰れちゃうよ。ほら、苦しがってるよ。」というと、びっくりして、気にしてくれるようになったそうです。
(あ、付け加えるまでもない事ですが、どんな音型も100%卵を持つように・・ではないです。)

呼吸の仕方も、大人のように言葉で伝えても、子供にはなかなか伝わりません。そこで・・「この辺に、キラキラした小さい妖精が飛んでるでしょう?吸い込むときれいな音が出るよ。」というと、息を意識してくれるようになったとか。

もう、なんか、ホントに素晴らしいです。(^^)

ところで、先生が弾いて聴かせると、モノマネになるから弾かない方がいい、、というご意見もあるようですが、良い実例、悪い実例を、例えワンフレーズでも、目の前で具体的に弾いてみせることで、分かってもらえることは非常に多いです。

小さい生徒ちゃん達だけでなく、例え、音楽科卒のピアノの先生であっても。。

今日も、例えば、ペダルとバスとバス以外の左手の音のバランスをどうするかで、どれほど左手が音楽的になるかということを、ほんの2小節ほど「実演」することで、「全然、チガウ!!」と、納得してもらえました。

ピアノの先生ですらそうなのです。

ですから、お子さんたちは、しかも、日常生活の中で「良いクラシック音楽」が聴こえていることが、なかなかない、日本のお子さんたちには、弾き方(技術)はもちろんですが、音色も、表現も、ちょっと実例を見せて、違いを分かってもらうことで、その後が変わっていくと思います。

1個の音が、全然違う・・二声弾いたらもっと違う・・そういう実演を、するとしないでは、ピアノの楽しさ、素晴らしさの伝わり方は、ぜんぜん違ってくると思います。

そういう「全然、チガウ」ワンフレーズを弾いてあげるためにも、多くのピアノの先生方が、学びに来てくださっていることは、素晴らしい事だと思います。

別に、コンクール等目指さなくてもいいのです。

あまり難しくない、小さな曲を、1曲、美しく仕上げて、コンサートで弾く程度なら、なんとかできます。
上記のピアノの先生は、3人のお子さんを抱えて、一人は、まだ小さくて、抱いて飛行機の座席に座って札幌へきて、ベビーホテルへ預けて、レッスンに来られています。

地元の若いピアノの先生から、「結婚して子供ができても、ピアノって、できるんですね。」と言われて「できるよ♪(^^)」と言えたことが嬉しかったそうで、子供ができたら演奏は続けられないのではないかと思っているピアノの先生方の励みになれたら・・と言って、ブログネタにすること、OK頂きました。


教材研究も大事ですけれど、その前に、ピアノの弾き方、音楽の表現の仕方の研究をする方が、つまり、ご自分がピアノを弾いて学ぶことの方が、生徒さん達の演奏を良くしてあげられると、私は思っています。


最後まで読んでくださってありがとうございます。


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