2014/11/19

最優秀賞 + 必要なこととできること  ピアノ

前記事で、ピアノの先生が、ピアノの演奏を続けることについて書きましたが、その中で、「別に、コンクール等目指さなくてもいいのです。」と書きました。

本当に、心から、そう思っています。

でも、あるコンクールの、ある地区本選で、門下生のピアノの先生が最優秀賞を受賞したという報告を頂いて、それはそれで、やはり、とても嬉しいです。(^^)

前記事では、お子さんがいても、ピアノを続けられる話を書きました。今回受賞された方は独身ですが、色々なことを乗り越えて、(お休みの期間もありつつも)長い間、コツコツと、ピアノを学び続け、こういう報告をくださるようになって、心から嬉しいです。

しかも、さらに、講評では、審査員のうち2人の先生から「魅力的」と言っていただけたのだそうです。いつも「上手な演奏」というよりも「魅力的な演奏」を目指していたので、とても嬉しかったとか。

もちろん、私も、その言葉、嬉しいです!最終段階でも、「魅力的な演奏」をしましょう!(^^)v

この方にとっては、この最優秀賞は、良い事でした。必要だったと言っても良いかもしれません、自信をもつために。。

でも、ひとりひとり、その時必要なことは違いますし、できることも、違います。子育てや、看病や、ご自分の病気やケガ、他にも色々なことを乗り越えている真っ最中には、コンクールを受ける人をうらやましがることなく、ただ、今より、一歩でも、二歩でも、自分比で向上することだけを目指して、大変な時は時々休みながら、でもあきらめずに、続けることが大事なのではないかなと思います。

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2014/11/16

ピアノの中には妖精が住んでいる  ピアノ

今日は、北海道の東方面や北の方から、飛行機や、夜行バスや、御主人の運転する車に乗って来られた、ピアノの先生方の長いレッスンが続きました。

中には、『小さいおじさん』の話の先生も。。
ご本人の演奏も、今日のレッスンの中で、とても変わってくれて、フレーズの長い、聴き応えのある演奏になりましたが、教える方も、相変わらず頑張って、なかなか言うことをきいてくれない生徒ちゃん達を相手に、一生懸命考えて指導されていて、素晴らしいと思いました。

手に力が入り過ぎて鍵盤の上でつぶれているお子さんに、手の形を直した方が音が揃うとか、良い音になるとか言っても、興味を持って聞いてもらえないので、今度は「妖精がいる」作戦。(笑)

「そんなに手がつぶれていると、妖精が潰れちゃうよ。ほら、苦しがってるよ。」というと、びっくりして、気にしてくれるようになったそうです。
(あ、付け加えるまでもない事ですが、どんな音型も100%卵を持つように・・ではないです。)

呼吸の仕方も、大人のように言葉で伝えても、子供にはなかなか伝わりません。そこで・・「この辺に、キラキラした小さい妖精が飛んでるでしょう?吸い込むときれいな音が出るよ。」というと、息を意識してくれるようになったとか。

もう、なんか、ホントに素晴らしいです。(^^)

ところで、先生が弾いて聴かせると、モノマネになるから弾かない方がいい、、というご意見もあるようですが、良い実例、悪い実例を、例えワンフレーズでも、目の前で具体的に弾いてみせることで、分かってもらえることは非常に多いです。

小さい生徒ちゃん達だけでなく、例え、音楽科卒のピアノの先生であっても。。

今日も、例えば、ペダルとバスとバス以外の左手の音のバランスをどうするかで、どれほど左手が音楽的になるかということを、ほんの2小節ほど「実演」することで、「全然、チガウ!!」と、納得してもらえました。

ピアノの先生ですらそうなのです。

ですから、お子さんたちは、しかも、日常生活の中で「良いクラシック音楽」が聴こえていることが、なかなかない、日本のお子さんたちには、弾き方(技術)はもちろんですが、音色も、表現も、ちょっと実例を見せて、違いを分かってもらうことで、その後が変わっていくと思います。

1個の音が、全然違う・・二声弾いたらもっと違う・・そういう実演を、するとしないでは、ピアノの楽しさ、素晴らしさの伝わり方は、ぜんぜん違ってくると思います。

そういう「全然、チガウ」ワンフレーズを弾いてあげるためにも、多くのピアノの先生方が、学びに来てくださっていることは、素晴らしい事だと思います。

別に、コンクール等目指さなくてもいいのです。

あまり難しくない、小さな曲を、1曲、美しく仕上げて、コンサートで弾く程度なら、なんとかできます。
上記のピアノの先生は、3人のお子さんを抱えて、一人は、まだ小さくて、抱いて飛行機の座席に座って札幌へきて、ベビーホテルへ預けて、レッスンに来られています。

地元の若いピアノの先生から、「結婚して子供ができても、ピアノって、できるんですね。」と言われて「できるよ♪(^^)」と言えたことが嬉しかったそうで、子供ができたら演奏は続けられないのではないかと思っているピアノの先生方の励みになれたら・・と言って、ブログネタにすること、OK頂きました。


教材研究も大事ですけれど、その前に、ピアノの弾き方、音楽の表現の仕方の研究をする方が、つまり、ご自分がピアノを弾いて学ぶことの方が、生徒さん達の演奏を良くしてあげられると、私は思っています。


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2014/11/13

12月14日(日)札幌コンサートホールKitaraで弾きます。   コンサート

東京のチャリティーコンサートが大変だったので、すっかり準備が遅くなってしまいましたが、コンサートのリーフレット(ちらし)とチケットができました。

この素敵なリーフレットの原稿は、出演者でもある道東・中標津のピアノの先生が作ってくださったものです。(背景は私が探しました。)いつも、本当に、、大変な中で素敵な作品を作ってくださって、感謝しています。

このコンサートでも、昨年のように募金活動をします。

ただ、とても長いコンサートで、終演が夜遅くなるので、昨年のような長いスピーチはできませんから、メッセージをプリントして、プログラム(パンフレット)に挟んで配ろうかとか、今から考え中です。

よろしくお願い致します。(^^)

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2014/11/3

音楽という言語(2)マトリョーシカ  ピアノ

音符の1個1個は、言葉でいえば、ひらがなや、カタカタの、1個1個と同じです。

大抵は、2つ以上つながって、意味のある単語になります。「うみ」、「そら」、「ひと」などなど。。短い単語も長い単語もあります。それをモチーフと言ったり、短いフレーズと言います。

それを見極めて弾かなければ、言葉でいうと・・・

ワタ  シハカ  イシャイン  デス

・・と1個も間違えずに読んでも、人には何を言いたいのか伝わりにくいですよね。全く日本語の分からない外国人に無理やりローマ字で書いた日本語を読んでもらったような感じ。

ワタシハ カイシャイン デス

と、いちいち止まらなくてもいいけれど、まとまりを意識して読まなくては分かりません。


そして、その短いフレーズ(モチーフ)を組み合わせて、ひとつの意味を成す文章ができあがります。文章を長くとらえる方が、ステキになります。


音楽って、弾くときも、多分、踊る時も、スケートで滑る時も、このまとまりを、意識しているのといないのでは、エネルギーや集中力の配分が違ってくると思うのです。


例えば、バイエルのような簡単な曲でも、ちゃんと形があり、文章になっています。

1ページに、4小節ずつ、4段、合計16小節で書かれている場合で言うと・・・

最初の1段の、4小節がひとまとまりで、2段目の4小節も1段目と似ていてちょっぴりどこかを変えられたひとまとまりで、その下の3段目と4段目は、8小節がひとまとまりになっている形がけっこう沢山あります。


それは、3つのまとまりと考えるより、「一人分の、カップとお皿とスプーン」とよく言っています。3つのものだけれど、3つ揃って、やっと一人分。つまり、ワンセットです。
後半の8小節の(長い方の)フレーズに「大事な、言いたいこと」がこめられています。

最初の2段の方が強い音で書かれていても、どんどん先へ(後半へ)向かって進もうと思って弾き、後半の8小節で、「これがやりたかった!」という感じに思いを込めて大事に、ていねいに弾くと素敵になりやすいです。

その後半8小節が、よく見ると、2小節+2小節+4小節のワンセットになっている場合もあります。そして、さらに良く見ると、その後半の4小節の中に、1小節+1小節+2小節のワンセットができていることもあります。

そういうのを、マトリョーシカ・タイプ、と説明しています。(^^)



バイエルではないのですが、小学校低学年の生徒ちゃんの曲がそうなっていた時、マトリョーシカの話をしたら、なんと(!)、マトリョーシカを知っていてびっくりしました。

知っていてくれたお蔭で、とてもよく分かってもらえて良かったです。形を考えて、どこまでひとまとまりに弾くかを考えて、そして、それぞれの小さいフレーズ(モチーフ)の中の大事なポイントを探して・・・・・

あまり細かい話は文章でだけでは伝わらないので、ここまでにしますが、こういうことを、小さいうちに習っていたら、大きくなったとき、部活や勉強が忙しくなってやめたとしても、気が向いたら楽譜を買ってきて、知らない曲を、自分で考えて、素敵に弾けるようになると思うのです。

だから、音大へ行く行かないは関係なく、「素敵に弾くために、考えるべきこと」を、小さいうちから伝えてあげたいと思っています。

もちろん、モチーフやフレーズの前に、音と音を「つなげる」ためには、どう弾くか・・という技術的なことも、完璧にできなくてもいいから、やはり小さいうちに伝えておきたいことと思います。

今、多くのピアノの先生方がレッスンに来られていることは、ご本人の演奏力を磨くためだけでなく、そういう大切なことが小さい生徒さん達に伝わっていくことだと思うので、大変嬉しく思っています。

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写真は、2006年に、モスクワ音楽院のマスタークラスへ(コンクール入賞の副賞で受講費全額免除で)行ったとき、ホテルから音楽院までの途中の道で見かけた、マトリョーシカの屋台です。

屋台?露店?移動できる感じでしたから屋台でしょうか。。びっくりしました。

ロシアは、とにかくあちこちで、めちゃめちゃ、マトリョーシカを見かけました。ホテルの近くの地下鉄駅には高さ3mくらいの巨大なマトリョーシカが立っていて、胸の辺りに窓が開いていて、タバコ屋さんになっていました。


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