2011/12/19

何を求めて、何を目指して・・  ピアノ

12日、日本クラシック音楽コンクール全国大会で弾いてきました。
今年はついに参加者(各部門で予選を受けた人)が
10000人を突破したそうです。。。凄すぎ。。。。(^^;)

今月初めにラントシュ先生のレッスンを受けられたり、
自分でも発見があったりで、
先月のコンサートの時よりかなりレベルアップした感じで、
それを思い切り弾いてこようと思ったのですが・・・・

緊張のせいか疲れのせいかミス続出してしまって、
思うような演奏が出来ませんでした。
門下生が沢山聴きに(遠くからも)来てくれていたので、
申し訳なくてどっぷり落ち込んだのですが、
逆にそのことによって、私に何を求めて習いに来ているのかという
「価値観」のようなことがとても分かりました。

私自身はやはり演奏直後はどうしてもミスがショックで心残りだったのですが、
そういう問題じゃない、と、音色が全然違ったとか、
フレーズが長いとか、この曲のよさがわかって弾きたくなったとか、
口々に言ってもらって、そういう価値観が聴けたという点では
いっぱいミスしてよかったのかもしれません。(笑)
そして、そういう価値観の門下生が沢山いることが、信じがたい幸せとつくづく思いました。


片道3時間の茨城北部からコンクールとレッスンに泊りがけで来てくれた
R子さんは翌日のレッスンでも演奏を聴きたいと言ってくれて
コンクール(8分でカット)では弾けなかった全曲(15分)を弾きました。
ぼろぼろとものすごい大泣きをしてくれて、泣きながら、
「昨日の審査員に、これ全部聞かせてやりたい!」と言ってくれたので、
何か、気が晴れた気がしました。
でも、それより、弾きながら、R子さんが泣いているのを感じた時、
リストのバラードという曲を通して、感動を共有できている実感が
ものすごい幸せでした。


私も、門下生も、コンクールを受けていますが、
くれぐれも誤解しないで頂きたいのは、決して、
コンクールで競争することを目指してピアノを弾いているわけではないということです。

コンクールは(色々な理由があって受けていますが)
ひとつの勉強の形というか、自分を磨く手段であって、
「目標」は、聴く人と感動を分かち合える演奏をすることです。
だから、コンクールを受けるような難しい曲を弾かなくても、
音の少ない、一見、易しい曲であっても、
感動を共有できる演奏を目指してレッスンしています。


札幌に帰って来て最初のレッスンは、いつもは年に1回、
夏休みにだけレッスンに来る、アラフォーのお母さん門下生でした。
福島から札幌に、しばらくお子さん達と一緒に避難(放射能から)することになり
それで、今年2回目のレッスンでした。
この数年、私に習って少しずつ弾き方が変わってきて、
自分の成長が実感できて嬉しい、幸せ・・と
輝くような笑顔で言ってくれました。顔が輝いていると言うより、
その瞬間、彼女の人生が輝いているように見えました。

微熱が取れない中で緊張の全国大会を終えて
どっと疲れが出ていた時でしたが、
その「喜びの反射」みたいなものが返って来て、元気をくれました。
音楽の素晴らしさや、ピアノの響きの美しさとともに、
成長する喜びを感じてもらうためにも、レッスンしているのだと思いました。


肺炎やらコンクールやらでお休みしたので、年末年始関係なくレッスンします。
ご希望の方はメールくださいね。(24夜〜27までは東京です。)


P.S.
静岡在住の門下生(ピアノの先生)から、
某コンクールの静岡本選で受賞し、
もう一段上の大会へ進む事になったと報告メールがきました。
コンクールが目標ではないですが、もちろん(!)うれしいです。v(^^)v

27

2011/12/11

もうひとつのコンサート  コンサート

リストの夕べの少し前、遠くから届いた報告メールはとても嬉しい内容でした。肺炎で身動きもままならない状態で、それでも精神的にくじけないよう気を張っていた時でしたから、素晴らしいエネルギーとなってくれました。

愛知県で開催されたコンサートの報告でした。同じ愛知でも、キタラで素晴らしいメフィストワルツを披露してくれたYさんとは別の方で、Yさんの連弾の相方さんのSさんです。お二人ともピアノの先生であるだけでなく、ピアニストとしてもソロリサイタルを含む素晴らしい活動歴がありながら、毎月東京へレッスンに通い勉強を続けています。今回Sさんは、バッハとフォーレでジョイントコンサートの最後に演奏しました。(以下、掲載了解済)


とても緊張しましたが、本番は、先生を思い、心に指揮者を携え、しんと静まりかえって聴いて下さっているお客さまの気配を有り難く感じながら、とても幸せな気持ちで演奏する事ができました。感激で最後お辞儀をしながら涙が込み上げました。本当に本当に先生に感謝です。

そして、早速有り難いご感想をいただきまして..、コンクール入賞経験の大学生の方で

音が鳴ると空気が変わって、ざわざわといろんな情景が伝わってきて、
バッハの音楽をこんな風に味わえるのが幸せで、思わず涙がでてきてしまいました。

他にも、ピアノ・コンサートは初めてというシニアの方の感想で、

他の4人の方々は懸命にピアノを弾いているという印象でしたが、先生の場合は、ピアノから音が自然にあふれでて、それを楽しそうに、微笑みながら聴き入っているように見受けられました。とっても素敵!!


目に浮かび、耳に聞こえるような気がしました。東京で、毎回最低2時間、最近は毎回3時間のレッスンをしてきて、素晴らしい吸収力でどんどん素敵に変わるのを見ていましたから。。
Sさんはこうも書いてくれました。


今回の本番で恵先生の音楽の偉大さが、改めて自分の中で確固たる確信と変わり、
先生のお陰で、自分の進んでいきたい道に、くっきりと一筋の光が見えたようです。


偉大だなんて恐縮過ぎますが、私の音楽(表現法)を良いと思ってもらえる幸せを噛みしめながら、永遠に「完成」ということのない、だからこそ底なしに魅力的な音楽というものを、これからも学び続け、追い求め続けていきたいと思います。


コンクール直前になってようやく咳が取れました。出入り含めて8分とのことで前半しか弾けませんが、全国大会に出られることが幸せと考え、心込めて、私もピアノからあふれる音楽を聴きながら、弾きたいと思います。(^^)
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2011/12/3

フランツ・リストの夕べ その3  コンサート


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感想コメントはまだ続きます。今回こんなに多いのは、
終演後、全員ドレス姿でのお客様の「お見送り」をしなかったので、
出番の終わった出演者が着替えて客席で聴き、それで、
出演者からのお礼メールに、私の演奏への感想も書かれていたからです。

「お見送り」は、人数が多いので楽屋ではなくロビーで面会してもらうためと、
ドレスだと出た人とわかるので、知らない人も「よかったですよ」とか
一声かけて下さることが結構あるので、出演者にとって励みになると考えて
慣例にしていました。

でも、今回、私の演奏を客席で聴いたことでの反応があまりに大きく、
感動してくれたことで、モチベーションが上がった人が多いようなので、
もうお見送りはナシにしようと思います。
(以下にも出演者のコメントが多いです。許可済み。)

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今回は、最後のドレスのお見送りをしなかったので、
客席から先生の演奏を聴く事ができました!

感動的な音の世界に引き込まれました。

錯覚なのですが、ピアノが動いてるように見えました。
私の涙腺の緩みからなのか、
音の振動が空間をも揺らして見えたのかはわかりませんが、
本当に心地よく、心に染み渡る音色が空間を包んでいました。

先生に出会えた事に感謝し、そして、これからの自分のビジョンをしっかり持って、
ピアノに向き合いたいと思いました。

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そして、恵先生の演奏は、何度お聴きしても、途中で涙がこぼれ落ちてしまうく
らい本当に感動でした♪
体調が優れない状態であるとは、誰にも感じさせない渾身の演奏でした。
瞬きすらしたくない位、一瞬たりとも目を離したくない気持ちです。
呼吸、ペダル、体が、ピアノと一体になって、全身で音楽を奏でている感じで、
本当に素敵でした☆

そんな方と同じステージに立たせて頂いたと思ったら恐れ多い気持ちですが、
私もいつかあんな演奏をしたいな・・・と、、、これからも頑張っていこうと思い
ました♪

楽屋でも、本当にすばらしい先生にめぐり合えたこと、みんなで感謝していまし
た。楽屋が違う方たちとの交流があまり無かったのが残念ですが、とても楽しい
一日を過ごさせていただきました。

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先生だけ違うピアノで弾いている…?ような、、
なんといっていいのか言葉にできませんが
とにかくバラード二番♪素晴らしかったです(^-^)
演奏も歩き方もお辞儀も
美しい笑顔も、全部ステキで
感動しました。

いつも同じことばかり言っていますが
先生と出逢えて本当にすごく幸せで、
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございますm(__)m
(中略)
また先生の演奏聴きたいです♪

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私は、緊張もしましたが先生の言われている事をすること、
それが自分を助けてくれるということも、よく分かりました。
皆さんにも音楽を伝えられたようで、とても嬉しかったです。

先生の演奏は、本当に美しく、また大きく、
一音一音心に染み入り、素晴らしかったです。

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先生の熱意あふれるご指導のもと、門下生の方々の
真剣な表情も印象的でした。また、1年間で
門下生の方々の演奏がグレードアップしていることにも驚かされました。

そして、先生の演奏は、まるでドラマでも見ているような感じになり、
当然ですが別格で、オーケストラの演奏を聞いているようで、
何とも心にしみる素敵な演奏でした。
体調不良など全く感じさせない演奏に感動しました。

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ただ弾いているだけではピアノは響かないということを普段からうかがっていましたが、
今回のコンサートはピアノが響くか響かないかで
どれだけ演奏効果が違うのかということを相当思い知りました。

 特に、技術的にはあまり問題がないように聞こえるのにあまり響いてこない演奏が
ある一方で、曲の要求するスピードよりは遅いにも関わらずすごくよく響く演奏をさ
れる人がいたのが印象的でした。(中略)

先生の演奏もとても素晴らしかったです。

 バラード2番は今まではっきりしない曲という印象だったのですが、
どういうメロディーなのかが見えて、印象が変わりました。

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その中でも先生の演奏は格別で、何もかも総てを包み込んで下さるような、
強さと慈愛に満ちた演奏で、こうしてメールを打ちながらも思い出して泣いてしまいます。

本当に本当に素晴らしかった。

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