2008/6/13

ラジオの話の続き・・「年齢制限考」  ピアノ

第2回(5月)では、コンクールの話をしました。
決してコンクールという戦いの場で勝つためにピアノを弾いているわけではないこと。
大切なのは、演奏を聴いて下さる方々と共に音楽に感動することという考えであること。
でも、そのためには聴いて頂かなくては始まらず、
コンサートに足を運んで、聴いて下さる方を増やすためには、
こういった経歴が必要だから・・ということ。

予想外の収穫として受賞のご褒美で学費全額免除推薦を東京の音楽団体から受け、
モスクワ音楽院へ短期留学させて頂いたこと。
モスクワでの感想色々。。

そして、赤の広場でクレムリンの鐘の音と、遠く近くのいくつもの教会の鐘の音が
重なり合って響きあう様子を実際に聞いて感動したことをお話しし、
その鐘にインスピレーションを得て書いたといわれる
ラフマニノフの前奏曲作品3の2「鐘」をかけました。
演奏は作曲者ラフマニノフ本人の演奏にしました。

第3回の今月は、モスクワ音楽院で学んだ先生が来日されて
東京でマスタークラスと国際コンクールが開催されたこと。
その両方に参加し、レッスンも受け、
コンクールも年齢制限がなかったので大勢のお若い皆さんに混じって受け、入賞したこと。

だから、年齢は関係なく(といっても体力落ちるし、きついですけど・・)
人間は年をとっても伸びる可能性を持っているということ。
それを、もう、あえて「50代の私も」という言葉を入れて自分の年齢を強調してお話してきました。

ただ、
一番言いたかった、「だから、年齢制限はない方がいい」というところまでは、
時間が足りなくてお話できませんでした!!(残念!!!)

でも、この3回のお話を通して伝えたかった、私の気持ちや考えは、
きっとリスナーの皆さんに伝わりましたよね?
伝わったと信じたいです。
単に、私の、ちょっと変わった遅咲き人生の話をしたかったわけではなくて、
「もうトシだから・・」と考えずに、前向きに生きると
思ってもいなかったことができたりしますよとお話したかったのです。

私のHPの「年齢制限考」のページに書いたメッセージをここにも掲載します。


東京には年齢制限のないコンクールが沢山あります。
50代の私が、東京で次々入賞し、演奏活動していることで
札幌の、年齢制限ある企画の関係各位に、「年齢」の意味をお考え直し頂ければ幸いです。

私は(幸か不幸か)独身ですが、
多くの女性は子育てのため、ご自分のことができない時期があります。
子育ての手が離れた時には
もう、年齢制限で道が閉ざされていたら
人生の可能性の芽を摘んでいることになります。

子育てだけでなく、色々な事情で
何も出来ない時期は
多くの人の人生に訪れます。

それを乗り越えた後、
また、音楽に向かえる場が、
そして、人生を切り開く機会が、
少しでも多くあればよいのに・・・と思います。




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