いきなりですが、実はちょっと前に黒澤明の監督作品にハマっておりました。
昨年の10月だか11月くらいにたまたま何かで黒澤明のwikiをちらっと見る機会が
あったのですが、ちょっと敷居が高いしあまり見るつもりもありませんでした。
「七人の侍」とかも超有名ですが、白黒なのもありビビって手が出ない。
映像創る人なら誰しも一度は見とけと言われる黒澤作品ですが、やはり手が出ない。
丁度アニメ作画関連をいろいろ調べたり見たりしていた頃に、アニメの
「サムライセブン」という作品をTSUTAYAで借りて見たのですが、
これが七人の侍のアニメリメイク作品でした。
まぁ、現代アニメ風になっちゃってて随分と元ネタとは別物になっちゃってるんですが、
とりあえず出てくる人の名前とか役割とかは大体同じなので、じゃぁ元ネタの
黒澤映画にもチャレンジしてみるか、となった訳です。
再度wikiとか見てみると、世界中の映画作家に影響を与えまくっててビビりました。
まぁとりあえず「七人の侍」からいってみますか・・・
TSUTAYAに行くと・・・見あたらない・・・なぬー
ええいもうヤケだ、仕方ないので丁度出てたBlu-Ray版を購入。
うぉ 3時間もあるのかコレ・・・
白黒映画に3時間も持つのか自分? 大丈夫なのか?
引き返さなくていいのか?(謎)
で
見てみると面白いっすよダンナ! 白黒まったく問題なし!
いや、逆に白黒の方が脳内補間入るしカラーよりこっちがいいと思ってしまう。
アニメでの微妙な予備知識もあったので、純粋に初めて見た場合と違うのですが、
かなり楽しんでしまいました。
各キャラも立っているし、バトルシーンも毎回場所や天候などが変わったり
するような話になっていたりして飽きが来ないようになっています。
カメラワークも今のようなCG的な手法と違いますが、これもマンネリにならない
ように工夫されていて迫力あります。
また、時代劇なのですがいわゆるステレオタイプ化されたヒーロー像の時代劇
(例えば水戸黄門とかああいうの)とは全く別物で、セリフとか野武士との戦い方も
なにやら説得力がありました。
私はあまり映画も見てる方じゃないし、技術的にも門外漢なのでアレですが
見る人が見ればもっといろいろ吸収できるんだろうなぁと思いました。
でまぁあれよあれよと見てしまい、結局近所のTSUTAYAで借りられるやつは全部
見てしまいましたw
っとこの調子で感想書いていくとヤバイので、とりあえず忘れないように
見たヤツをリストアップしておきますか・・・(自分用メモゴメン)
・姿三四郎
・一番美しく
・虎の尾を踏む男達
・わが青春に悔いなし
・素晴らしき日曜日
・酔いどれ天使
・野良犬
・醜聞〜スキャンダル
・羅生門
・白痴
・生きる
・七人の侍
・生きものの記録
・蜘蛛の巣城
・隠し砦の三悪人
・悪い奴ほどよく眠る
・用心棒
・椿三十郎
・天国と地獄
・赤ひげ
・どですかでん
・影武者
・乱
・夢
・八月の狂詩曲
近所のTSUTAYAになくて、見られなかった作品。
DVDかBlu-Ray買うか・・・? 別のTSUTAYAとかいう手もあるな
・続姿三四郎
・明日を創る人々
・静かなる決闘
・どん底 (丁度借りようと思った週に貸し出し中になって、未だにそのまま。クソ)
・デルス・ウザーラ
・まあだだよ
(他にもあるのかもしれないけど、wiki見る限りだとここまで)
いくつか自分には合わない作品もありましたが、8割方面白かったのでまた
そのうち見直そうと思います。そのうち感想書くかも。
一気に見すぎたのでどっちがどっちの内容だったかみたいなのもありますがw
あと、面白いといっても現代の純粋な娯楽映画とはちょっと違うので、
そういうのを求めている人には手放しでお勧めはしません。
まぁ、今の映画に飽きた人にはどうぞw

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