プログラミングのための線形代数
本読むの遅いんでなかなか進まないのですが
最近やっと読み終わりました
学生の頃に手順とか用語の名前だけ覚えた線形代数
行列式だのなんたら行列だの一次独立だのホゲホゲの標準系だの・・・
ホント
久しぶりの復習です
この本では、今までいろいろと不思議に思っていたり
以前勉強した範囲だとどうしても論理的に不備があった部分について
いろいろと勉強になりました
この本の監修の先生の授業も受講したことがあるのですが
いやー
もっとこのあたりの楽しさが学生の時にわからなかったのが痛い感じです
こういった数学の書籍に限らないのですが
世の中の解説文書(マニュアルやら教材やら含む)の多くが
分かりにくい、分かりにくい と評判です
でもそれらの文書に書かれている情報に不備があるかというとそうでもない
定義、事実、などについては十分過ぎるほど的確に書いてあります
でも
・それをどうやって使ったら使いやすいのか、それはなぜか
・どうやって使ったらいけないのか、それはなぜか
・使った場合の具体例、応用例。利用される過程の完全な説明
ということが書かれていないか少なすぎることがほとんど。
これらの説明がないと解説の意味が薄れ、多くの場合において
解説している内容をすぐに自分で応用することができないという
要するに解説書の使命を全うできない中途半端な解説書が出来上がってしまいます
まぁそこがまともな書籍はいわゆる「判断基準」が提示できているわけで
大抵良書としてあちこちで評価も高くなっているわけですが
この本はその点なかなか良かったです
ホントうざいくらいに細かい(いい意味で)
久々に良書と出会いました
次は微分方程式あたりの良書を探していますが
なかなかないですそんなものは (´ω`)むぅ

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