
友人と、烏山線のDD51の山あげ祭り号と真岡鉄道のSLの花火臨をかけもちで撮ろうという贅沢プランで出動。ホントは1118の銀河も撮ってから、と思っていたのですが、寝坊してしまい間に合わず。
都内で友人を拾い、一路東北道を北へ。烏山線は初めての訪問で撮影地がわからないので、宝積寺から線路沿いをロケハンしながら進みます。途中の鴻野山〜大金は百人以上はいるだろうという大変な人出でしたが、光線はもっと先が良いだろうと、もっと先へ。大金の先で良さそうな直線を見つけチェック、さらにその先、光線も良く引きも適度な切り通しを発見。こんなV場所なの誰も居ない!ので下り1本目はここに決定。さらにその先もロケハンし、2本目以降の見当もつけます。
先程の切り通しに戻り、炎天下列車の来るのを待ちます。ケータイでネットの掲示板をチェックすると、各所定時通過のようで、昨年のような混乱は無さそう。そうこうするうち、切り通しの周りには7人程。散らばっているので、集まっているという感じではなく、まったりとしています。定刻ちょっと過ぎ、列車は無事通過。ちょっと面の光は弱くなってしまいましたが、スッキリした編成写真をGET。
2本目の宇都宮行きは小塙付近の鉄橋を、川の中から。流れの中に入り、水面ギリギリから列車を見上げます。夏らしいカットになりました。追っかけに挑戦、下野花岡の田んぼで1発、宝積寺の発車をもう1発。
コンビニで昼食後、もう一度烏山付近までロケハン。途中で大金の入場券をGETしましたが、既に硬券はとうの昔に止めてしまったそうで。3本目の烏山行きは下野花岡の築堤から始め、先程の大金の先の直線、小塙の停車の大俯瞰、と追いかけました。
4本目の上野行きは、滝と小塙の間の山間の田んぼで1発勝負。友人の顔を見ると、1日中炎天下で撮影していたせいか真っ赤。周りの方も1日追いかけていたのでしょうか、いい案配に日焼けした人ばかり。JRの保線と地元消防団の混成チームの警備の方も登場、万全を機します。現在の運行情報なども知らせていただき、助かりました。18時前、日もだいぶ傾いた頃に列車は通過。夕方の山中を行く姿をGET。
今日はこれで終わりません。国道を飛ばせば茂木は目と鼻の先。花火大会の臨時でSLが運転され、留置中に花火バック撮れるという毎年恒例のイベント。いつか来たいと思っていましたが、ようやく今年来ることができました。
茂木の駅へ着くと、三脚は多数立っているものの、SLはまだ着いておらず人もまばら。友人も私もまずまずのポジションをGET。やがてSLが到着、続いてSL追っかけ組も到着。あたりは段々暗くなり、SLも転線・方転したものの、なかなか移動せず。19時半になり花火がうち上がり始めてから、ようやく機回し開始。留置場所に停止してからの30分間がバルブタイム。常連のどなたかが持ち込んだライトでSLを照らし、撮影開始。山の上から打ち上げている為か花火は案外高く上がり、列車は以外と小さく写ってしまうのが残念。とはいえ、花火とSL、両方堪能できました。
帰路はSLは追いかけず、ナビの通りに笠間経由で友部ICへ。茂木から近かったのは意外な発見でした。常磐道経由で都内へ戻り友人を降ろし、隅田川花火大会の興奮覚めやらぬ川沿いを通って帰宅。久々に充実した撮影行でした。


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