2007/3/29

恋ぶるい 2  

葉子の中で”神話”が崩れていったのはいつからだろうか?

出張で彼がいなくても、痛くならない 頭。
そこには 彼を頼りとせず 一人歩き始めた葉子がいた。

神を信じた祖母の言うとおり、彼はだらしのない男 明日を考えない男。
でも 神さま 葉子が死を思ったとき救われたのは彼のおかげ。

頼ることをせず 一生彼を面倒みようと・・。

「便器汚すつれあいなれど いるだけでよしとす」
そう思ったあと、この方のつれあいは亡くなられたそうな。
なにもせずとも、いるだけでよしとす、そんな関係があっても良いのでは〜

今 葉子の傍らで、グーグーといいながら寝ている彼がいる。
見る人もなく、テレビで高校野球が流れて・・・
穏やかな時が〜

雨にぬれた地面に日が差して〜
今日一日がまた始まった。

 
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