2010/9/21  23:47 | 投稿者: おるん

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注)本文中にある名称は実在の物・人・団体とはなんら関係ありません。
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 小説内には一部ウェブカレのイベントに近い箇所があります。
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 小説内の設定は必ずしもウェブカレ公式設定と同じではありません。
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◇◆◇34.ホワイトデー


冬の寒さもだいぶ和らいで、暖かくなってきた。
小春日和に卒業式があった。式典には三年生と二年生が出席した。
送辞を生徒会長の薫君が読んで、答辞を副会長の榎本さんが読んだ。
仰げば尊しの歌を聞いて切なくなる。
式典の後、校庭でそれぞれが思い思い、集まって話をしたり、写真を撮ったりしていた。
クラブ活動をしていた人は後輩達から花束を貰ったりしている。

生徒会役員達も校庭で集まるというので、お世話になったし、私も薫君について行くことにした。
「榎本さん、結城さん、卒業おめでとうございます。」
「あぁ、会長。ありがとう。」
「榎本さん、はいどうぞ。」「結城さんも。」
晶ちゃんが榎本さんに花束を渡し、中手川君が結城さんに花束を渡した。
「おう、サンキュ。」「中手川君、ありがとう。」

「いよいよ、私達も大学生か…。あなた達も三年生なんだね。」
「結城さん、何をそんなにしみじみ…。」
薫君が感慨深げにした結城さんを見て言った。
「ん?生徒会、もう終わりだと思ったら寂しくて。丸二年、あっという間だったな…。」
「そうだな、草間なんか、最初、めちゃくちゃ生意気だったもんな。はは。」
「榎本さん!そんなことなかったでしょう?」
榎本さんに言われて取り繕う薫君。
「いやいや、無愛想で誰ともほとんど喋らないし。結城と幼馴染だって知らなかったからさ、何で上級生にタメ口なんだって。」
「あぁ、なるほど。」
薫君は仕方ないと後ろ頭を掻きながら言った。
「でも、会長、最近はだいぶ穏やかな表情をするようになったよね。」
と晶ちゃんが言った。中手川君がうんうんとうなずく。
「…それは谷本さんのお陰かな?」
「なっ!いや、俺は…!!」
結城さんに言われて反論しようとするも、結局言い返せない薫君。
こんな薫君を見れるのはこのメンバーだけ。結城さんが卒業したら、薫君にこんな風に軽口を叩ける人はいなくなると思う。
そう思うと少し寂しい。
「谷本さん、生徒会役員になるんでしょう?」
結城さんが私を見て聞く。
「あ、いえ…。私は今までどおり、外からみんなのお手伝いをしようと思っていて…、立候補しないんです。」
「え?」
結城さんだけじゃなく、榎本さんも中手川君も晶ちゃんも驚いていた。
「そうなの…。谷本さんならよく気が利くし、薫も仕事がしやすくなると思ったんだけど…。」
「…そう思ったんですけど、公私混同とか言われたら、余計邪魔になっちゃうかなと思って。
役員になっちゃったら、公私混同って言われても職務を放り出せないし、逃げ場なくなるじゃないですか。
外からだったら、身を引くこともできるから。」
「…そうね、外からでも十分に支えてくれるわよね。」
みんなの雰囲気がしんみりしてしまった。
「やだ、暗くなっちゃいましたね。先輩達の門出なのに。ほら、写真撮りましょ!!」
みんなで交代で写真を撮った。そして先輩達は謝恩会が催される食堂へ行った。


◇◆◇


残った四人で校舎に入る。
選挙管理委員会が発足されて、職員室横の掲示板に生徒会役員選挙の告示がされていた。
告示を見た薫君が他の二人に言う。
「よし、立候補の届出が必要だな。書類、貰ってくるか。」
「そうだな。俺は副会長になろうと思うけど、問題ある?」と中手川君。
「いいや。安田は?」
「問題ないよ。私は総務に立候補するけど大丈夫?」
「想定どおり。なぁ、中手川。」
「ああ。また一緒に生徒会できるといいな。」
職員室に入って、先生から書類を受け取って出てくる。
そこで彼が私に声を掛ける。
「…桜、立候補しないなら、俺の応援演説をしてくれないか?」
「え…でも…、私が応援したら、反感買わないかな?」
「君が、校内では一番、俺のことをわかってるだろう?」
「…できるかな?」
「大丈夫。桜なら。」
「うん。分かった。頑張るね。」
「よろしく頼む。」

翌週、立候補者が出揃い、選挙公示がされた。
会長・副会長・総務は薫君・中手川君・晶ちゃんが立候補。書記には二年生の女子と一年生の女子が立候補し、会計には一年生の男子と女子が一人ずつ立候補した。
公示には彼の公約が記されていた。
『文武両道、青春謳歌。かけがえのない高校生活をバックアップ。』
一週間後、いよいよ選挙だ。


◇◆◇


放課後、彼が教室にやってきて、声を掛ける。
「なぁ、今日、寄り道していかないか?」
「?いいよ。どこに行くの?」
「まぁ、ついてくれば分かるさ。」

自転車の前籠に二人分の鞄を載せる。後ろの荷台に座るように促されて乗る。
「掴まってろよ。」
彼が自転車を漕ぎ出した。少しして知らない道になった。どこに向かってるんだろう?
「ねぇ、結構遠くまで行くの?」
「もう少しで着く。心配するな。」
自転車が止まったところは、彼の家。
「薫君のお家…?」
「今日が何の日か知っているだろう?」
「あ、ホワイトデー…。」
「ほら、上がって。」
「いいの?」
「あぁ。今日は弟も妹も居るけどな。」
そう言って彼がドアを開ける。
「お邪魔します…。」
「ただいま。」
彼の声に反応して、リビングから妹の梓ちゃんとココアとチョコが出てきた。
「薫兄!!お帰り!!…わぁ!!この人が薫兄の!??」
私を見てアワアワしている。彼と同じ黒髪で色白の女の子。目がクリクリっとして、元気でかわいい。
ワンちゃん達もアワアワ。彼にくっついてきた私が珍しいらしく、ココアはそわそわうろうろ。
チョコは私のことを思い出したのか、私の横で尻尾を振っている。
「梓!失礼だろう。ちゃんと挨拶しろ。」
「ご、ごめんなさい。…こんにちは。初めまして…草間梓です。」
「こちらこそ初めまして。谷本桜です。よろしくね。」
照れ隠しか、ぷいっと向こうに向いて、またリビングに入っていってしまった。
「しょうがないな…梓のヤツ。ほら、お前達も入ってろ。」
彼がため息をつく。お兄ちゃんなんだね。申し訳ないけど笑っちゃいそう。
彼が靴を揃えて家に上がり、ワンちゃん達を追い立ててリビングのドアを開ける。
彼の足に纏わり付いていた犬達が中に入ったのを確認して、梓ちゃんに話しかけている。
「穂は?…まだ帰ってない?そうか。…俺達は上に居るから、上がってくるなよ!」
梓ちゃんが何かを言ったようだけど聞こえなくて。
「ば、バカ!!変なコト言うな!!」
ドアをバタンと少し乱暴に閉めた彼の顔は少し赤かった。
ホント、仲良し兄妹なんだね。かわいい。
「…上に上がろう。」
うつむいた彼が私に言う。私も靴を脱いで揃え、階段を上がった。

彼の部屋に通されて、少し待つ。
部屋から出て行った彼が戻ってきた。
「今日はホワイトデーだから…。」
「うん…。」
テーブルの上に小さなケーキと思しき箱と紅茶のセットが並ぶ。
「ホワイトデーは、日本では飴菓子の組合が提案し、広まったとされていて、
返すお菓子はキャンディ、クッキー、マシュマロと種類が多い…。」
「へぇ…、薫君、やっぱり詳しいんだね。」
「返すお菓子にも意味が色々あるようだが、…実はこれがはっきりしない。
バレンタインからずっと調べていたのだが…その、す…。」
「す??」
「す…。…その、好意を意味するお菓子は地方によって違うという結論に辿り着いた…。」
「え?」
それって、もうそんなに照れて言うことでもないと思うよ、薫君。私も照れちゃう。
でも、一ヶ月も前から調べてって、嬉しい。
「…それで、まぁ、苦肉の策でこんなものを作ってみたんだが。」
「これ?ケーキ??」
「あぁ。開けてみてくれ。」
「うん。わぁ…すごい!生クリームにイチゴのトッピングまで!この琥珀色のは何?」
「それは飴細工だ。ただキャンディをあげてもつまらないからな。」
「え?ひょっとして…。」
この琥珀色のリボン、手作りなんだ…。すごい。
「…まぁ、食べてみてくれ。俺は紅茶を淹れよう。」
彼の作ったケーキをお皿に載せ、フォークを持つ。
「じゃあ、いただきます。」
そっとフォークを差し入れ、ケーキを切り出して口に運ぶ。
スポンジケーキの間にイチゴジャムが挟んであると思っていた。
「…ん…?」
なんだか、さくさくする。何だろう??
「…あ…!砕いたクッキーが入ってる!」
イチゴジャムと一緒に砕いたクッキーが挟んであって、イチゴジャムの甘酸っぱさと合う。
「ああ、どうだ?」
「おいし〜!」
「ふむ、良かった。それを思いつくのに二週間掛かったんだ。紅茶はここに置くぞ。」
彼が満足そうに笑ってる。ホントに嬉しい。その辺のお店のケーキよりもずっと美味しいよ。
「ありがと…。あ…、紅茶の上に白いハートが…。」
「手作りのマシュマロだ。砂糖の代わりに浮かべてみたんだが。」
「すごい…これ全部持って帰って眺めていたい…。」
余りの凄さに恍惚としてしまう。惚れ直しちゃう。
「お菓子は鮮度が命だ。できれば早く食べてくれ。その…来年はもっといいものを作るから。」
「え…。」
これより凄いもの?薫君、私、これで十分嬉しいよ。
「実はこれ以外にもお返しがある。
これだ。君がくれた本に対抗したという訳ではないのだが…。」
「あ…、『初心者でも簡単!お菓子レシピ』。」
「俺が毎日付きっ切りで教えてやれれば良いのだが、そういう訳にもいかないからな。」
「ううん、これを読んで勉強する。」
「…バレンタインでヤケドをさせてしまったからな。その責任は俺が負うつもりだ。」
「薫君…。」
責任って、結婚とか!?やだ!想像しちゃうじゃない。
「その…いつか一緒のキッチンで君とお菓子を作れれば…と思っている。」
「…じゃあ、私もこの本を読んで勉強しておくね。」
彼と結婚して、いつか一緒のキッチンで一緒にお菓子作り。幸せそう…。
「もし分からないことがあったら、いつでも聞いてくれ。」
「…うん。」
照れながら言う彼が愛しい。彼も、私との未来を想像したのかな?
「ん…?桜、口の端にマシュマロがついているぞ。」
「…えっ。」
「動くな、取ってやる。」
机の斜めに座っていた彼が手を床について、こちらに寄ってくる。
私の口を指で拭うのかと思ったら…そのまま私の口を舐めた。
「うん、甘いな。マシュマロ。」
好きって言うのに大照れの人がこんなことするなんて、もうよくわかんない。
「バレンタインは…君のチョコが一番嬉しかった。ありがとう。
これからも…、俺の傍に居てくれるか?」
「…うん!」
強引に攻めてくると思えば、控えめだったりするんだから。
あなたの方こそ、ハラハラして目が離せないよ。

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1.出会い
<33.鬼の霍乱? 35.生徒会役員選挙 再び>
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2010/9/21  23:45 | 投稿者: おるん

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◇◆◇33.鬼の霍乱?


珍しく彼が風邪をひいて学校を休んだ。少なくとも、学校を休んだところを私は見たことが無かった。
放課後すぐに学校を飛び出して、電車を乗り継いで彼の家へお見舞いに行った。初めてだけど、何とか地図を見ながら辿り着いた。
表札を見て思った。ホントにすぐお隣が結城さんのお家なんだ…。
インターホンを鳴らすと、弟君が出て、ドアを開けて出迎えてくれた。ご両親は不在みたい。
「こんにちは。谷本といいます。薫君が寝込んでるって聞いたからお見舞いに…。」
「薫兄に?どうぞ。」
彼に似た弟が家に上げてくれた。
弟君、ホントにそっくりだ。背がもうちょっと低くて、さらに少年らしい華奢さ加減。眼鏡じゃないけど。
「薫兄の部屋は、二階の一番端…ちょうどこの真上です。多分、寝てると思うけど…。」
「お邪魔します…。」
「あの、俺、今から塾なんで出かけます。しばらく誰も帰ってこないから、帰るときは戸締りを薫兄に…。」
「あ、はい。忙しい時間にごめんね。」
「いえ、では。」

二階の彼の部屋らしきドアをそっと開ける。
覗いてみると、確かに彼は寝ているようだったので、そのままノックせずに部屋に入る。

彼の布団の傍らにそっと座る。
眼鏡掛けてない。寝てるんだから当たり前か。案外コドモっぽい寝顔でかわいい。
汗かいてる。拭いてあげようかな?
布団の脇にあったタオルを手にとって、彼の額や首筋の汗を吸い取る。
「ん、んん…。」
彼が身じろぐ。
「さくら…、すきだ…。」
ドキッとした。寝言だ。こんなに無防備な薫君。か、かわいすぎる!!
彼の寝顔を覗き込む。頬にチュッとキスをする。
「ん??」
彼が目覚めたようだった。
その瞬間、ガバっと彼に抱きつかれた。
きゃ。小さい悲鳴が声にならない。
思い切り耳の下辺りにキスされた。くすぐったさに思わず声が出る。
「あ、んっ…。」
彼の手が私の身体をまさぐって制服越しに胸を掴む。
「あっ。いやっ、だめっ。」
「!!」
そこで彼の動きが止まった。目を見開いて驚いている。
「え!?あ!?なんで!?」
「ご、ごめん。起こしちゃって。お見舞いに来たんだけど…。」
なんとも説得力のない体勢。今、私、彼に覆いかぶさってる。
「す、すまないっ。」
真っ赤になった彼は、目を瞑って顔を逸らした。
彼の上から退いた私。流石に私も顔が赤いと思う。
「ううん。こっちこそごめん。」
びっくりした…。結構、力、強いんだから…。


◇◆◇


熱に浮かされた夢の中で桜を抱く夢を見た。
正月のアレ以来、しょっちゅう見る。俺もやっぱり健全な男子高校生な訳で。
目覚めて、本物が居たから驚いた。
どこからが現実だったんだろうか?自分でもイヤラシイと思う。自己嫌悪。
手に残った柔らかい感触。痛くなかっただろうか?ごめん、桜。

「起きて大丈夫なの?」
「あぁ。寝たからか、大分楽になった。熱が下がったんだろう。」
とは言うものの、これ以上動けない。生理現象。寝起きの上にあんな夢まで見て。
「…喉が渇いた。何か飲みたい…。」
「あ、じゃあ、お水汲んでこようか?」
「頼む。下に穂が居ると思うから言うといい。」
「穂君?さっき塾に行くって出かけたよ?」
「そうか。じゃあ今、誰も居ないんだな…。下の台所、冷蔵庫に麦茶があると思うから。コップは適当に水切りから取って。」
「うん、待っててね。」
桜が立ち上がって部屋を出た。ドアがパタンと閉まった。
「ふぅ。」
早く治まれ…。
生理現象だから仕方ない、開き直ってしまえと言われればそれまでだが、彼女は一人っ子…。きっと見たことないよなぁ。見たらきっとその気なんだって言うだろう。これはまずい。
素数だ、素数を数えよう。2,3,5,7,11,13,17,19,23,29,31,37,41,43,47,53,59,61,67,71,73,79,83,89,97…。

カチャとドアが開いて、彼女が戻ってきた。
「はい。お茶持ってきたよ。」
「ありがとう。」
冷たい麦茶が喉を潤す。
「薫君、汗ぐっしょりだよ?着替えないと体、冷えちゃうよ?」
「そうだな…。」
「あ、棚の上に着替えが置いてあるよ?」
「あぁ、母さんかな?」
じゃあ、と彼女は立ち上がって着替えを持ってくる。
「ほら、脱いで。」
「え?」
彼女が俺のパジャマのボタンに手を掛けた。
なに?って顔で俺を見る。
「…。」
「下着まで脱がしたりしないからっ!もう!」
「自分でできるし、下着も替えたいから、やっぱり向こう向いててくれないか?」
たははと苦笑いして言ってみる。
「そだね。コップ、下に置いてくるね。」
彼女は空になったコップを持って部屋から出て行った。

洗いざらしのパジャマが気持ちいい。枕元の眼鏡を取って掛ける。
脱いだ服を持って立ち上がる。まだふらふらする。熱が下がりきっていないのか。
…ダメだな。隅に畳んで置いておこう。夜、誰かに持っていかせればいい。
そしてまた布団に横になる。
生徒会、どうなったかな。比較的何もない時期だが、もうすぐ選挙。少なくとも二名は入れ替わる訳で、引継ぎ資料を作らないといけないのに。

コンコンとドアがノックされた。桜だ。
「もういいぞ。」
カチャとドアが開いて、彼女が入ってくる。
「薫君、大丈夫?」
「あぁ。立ち上がったら、まだふらつくんで横に。」
「熱が上がってきたのかな?」
彼女が俺の額を触る。
「ちょっと熱いかな?」
「あぁ…そうかもな。ところで桜、役員達、何か言っていなかったか?」
「うーん、会わなかったから…。」
「そうか。桜、次の選挙出る?」
「薫君は三選目指すの?」
「まぁ。受験があるから四選のつもりはないけど。」
「そっか、そう思えば榎本さんと結城さん、すごいね。」
「彼らは推薦で進学するからな。」
「…私は選挙に出ないよ。」
「なんで?君なら仕事も分かっているし、と思ったのだが。」
「だって、薫君の彼女だし、公私混同って言われたくないもん。お手伝いなら役員じゃなくても出来るし。大体私に生徒会役員だなんて似合わないよ。」
「そうか…。」
「そろそろ帰ろうかな?また熱が出るといけないし。」
「大丈…、…そうだな。何より君に感染るといけないな。送れなくてごめん。明日は学校で。」
「うん。…あんまりエッチな夢見ちゃ嫌だよ?お大事に。」
「う…。ありがとう。」
最後の最後に爆弾落としていかなくてもいいのに。俺が悪いんだが。

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1.出会い
<32.カカオに罪はない 34.ホワイトデー>
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