一般募集 2億円目標 高千穂鉄道後継新会社
一昨年の台風で大きな被害を受けた
第三セクター・高千穂鉄道(宮崎県高千穂町、TR)からの
経営引き継ぎを目指す民間新会社
・神話高千穂トロッコ鉄道(佐藤公1社長)は14日、
同町で取締役会と臨時株主総会を開き、
開業資金として、
一般の企業や個人から枕木などのオーナーを
21日から募ることを決めた。
同社は
「今後2カ月をめどに2億円を集めたい」
としている。
募集するオーナーは、
枕木(1口2万円)
▽レールを固定する犬くぎ(同1万円)
▽東洋一の鉄道橋といわれる高千穂橋の塗装オーナー(同2万円)。
一般支援金(原則1口5000円)
も募る。
同鉄道をめぐっては、
宮崎県と沿線3市町が2月、
TRから沿線自治体が資産の寄付を受けたうえで
トロッコ社に無償貸与する資産譲渡案を決定。
これを受け、同社幹部が国交省を訪ねた際、
「オーナー制度」を活用するとした資金計画について
具体的な根拠を示すよう求められていた。
TRは昨年9月、国交省に全線約50キロのうち
高千穂‐槙峰間約21キロの休止届と
槙峰‐延岡間約29キロの廃止届を
提出。
トロッコ社は当面、
高千穂‐槙峰間の運行再開を目指しているが、
休・廃止届の猶予期間は今年9月5日までとなっている。
同社は2万円以上の支援者の名前を
最寄り駅に掲示するほか、
支援額に応じて割引乗車券の発行なども
計画している。
問い合わせは
神話高千穂トロッコ鉄道=0982(72)3216。
(西日本新聞)
こういう、伝統ある、価値のあるものを、
無くすことは、悲しいことだよね。
僕は、新婚旅行で、高千穂に行きましたが、
この列車に乗っておけばよかったなぁ。
って思います。
是非、存続の方向でがんばって欲しいです。

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