〜コネタ 751〜
“いい声”は、どんな時に得をする?
仕事柄、取材時にICレコーダーで
録音した自分の声を聞き返すことが多い。
はっきり言って、ロクな声をしていないのだ。
落ち着きがないというか、ガキっぽいというか、
癒されないというか……。
それどころか、キンキンしてる。
自分が女性だったら、絶対にグッとこない。
ただ、周囲に聞くと自分の声に自信を持っている人は少数派らしく。
みんな、“いい声”を望んではいるだろうけども。
そして、ここに面白いデータを発見!
『健康のど飴シリーズ』を販売するカンロが、
同シリーズ30周年を記念して
「声に関する調査」(20〜50代の男女各100人、計800人を対象)
を実施したのだ。
この調査によって浮かび上がった事実がなかなかに興味深いので、
皆さんにご紹介したいと思います。
まずはじめに、
「声がいいと得することがあると思いますか」
という質問。
これについては、
全体の87.9%の人が「そう思う」
(「とてもそう思う」が32.4%、「ややそう思う」が55.5%)
と回答している。
男女別でみると、
特に女性は91.8%の人が得と考えているようだ。
(「とてもそう思う」が33.0%、「ややそう思う」が58.8%)
女性とのコミュニケーションでは、
やはり声が大きく作用するのだな……。
続いて、
「声がいい人は仕事ができそうな印象がありますか?」
という具体的な問いかけも行われた。
結果、「そう思う」と回答した方は71.5%。
(「とてもそう思う」が19.8%、「ややそう思う」が51.7%)
にものぼった模様。
交渉事など対人関係が重要なビジネスの場において、
声の影響は大きいのだろう。
では、もっと踏み込んで
「仕事に役立つ声はどのような声だと思いますか」
という質問も。
こちらは“男性の声”と“女性の声”で
それぞれに集計しているものの、
男女ともに1位となったのは「通る声」。
(“男性の声”76.9%、“女性の声”65.3%)
また、2位も男女ともに「落ち着いた声」。
(“男性の声”72.5%、“女性の声”63.0%)
がランクイン。
だが3位になって、ようやく男女が分かれた。
男性の仕事に役立つ声、第3位は「大きい声」(42.0%)。
一方、女性の仕事に役立つ声の3位は「透き通った声」(58.4%)
が挙がっている。
あ〜、なるほど。わかります。
ただ、私が本当に気になるのはコッチの質問です。
「異性のいい声にキュンとしますか」
というクエスチョン。
ここでは、全体の76.8%の人が「キュンとする」。
(「よくある」が21.8%、「たまにある」が55.0%)
と回答している。
特に女性に限ると、
いい声にキュンとする人は8割を超える結果
(「よくある」が24.3%、「たまにある」が56.3%)
となっており、
異性を振り向かせるためにも
“いい声”は役に立つと再認識。
では、もっともっと踏み込んでいきたい。
「どんな時に異性の声を意識しますか」(複数回答可)
という質問の結果が、堪らなく気になるのです。
まず、女性部門の発表。
第1位は「電話のとき」(48.5%)で、
第2位は「向かい合って話をしているとき」(45.5%)
という結果に。
一方、男性部門は
1位が「向かい合って話をしているとき」(45.3%)で、
2位に「笑い声」(33.8%)
がランクイン。
相手の気持ちを掴むためには、
「会って話しているとき」の声がもちろん大事。
それだけでなく、
男性は「電話のとき」に、
女性は「笑い声」にも気を配る
といいのだろう。
そして、続いて重大な事実を露わにする設問が。
「初対面の異性にキュンとするポイントはどこですか」(複数回答可)
という、遠慮なしの質問が行われたのだ。
結果、男女ともに「顔」(男性:80.5%、女性73.8%)
が圧倒的1位を獲得。
注目は、その次の第2位である。
男性に関しては、「スタイル」(54.0%)が2位だった。
一方、女性の2位には
何と「声」(43.3%)がランクイン!
やっぱり、“いい声”は得をする……。
そして、次の質問も非常に気になる。
「自分の声はいい声だと思いますか」
という、最も核心に迫る設問である。
……やはり、みんなそうでもないらしい。
自分の声に自信がある人は、全体のわずか26.6%
(「とてもそう思う」が4.1%、「ややそう思う」が22.5%)
に収まっているのだ。
男女で比較すると、
若干女性の方が自信のない傾向が見え、
声の重要性がわかっているものの、
女性の方が声に自信を持っていない
という事実も判明している。
私自身を振り返ると、
“声”が魅力的だったからこそ
女性に好意を抱いたパターンが確かにあった。
声は言うまでもなく重要な項目だと、
今噛み締めてます。
だからこそ、うらやましい。
私は、彼らに嫉妬している。憧れている。
何がうらやましいって、
ケンドーコバヤシとか細川俊之みたいな声がうらやましい。
(寺西ジャジューカ)
お世話になったのは、
「
http://www.excite.co.jp/」
エキサイトのコネタです。

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