〜コネタ 718〜
晴れの日の移動中に、充電してくれるバックパック
今年になってから、「いざという時」という言葉が頭から離れない。
いざという時、当たり前に手に入ると思っていたものは、
実は当たり前に手に入らないかもしれないのだ。
この事実に、私は遅ればせながらようやく気付いた。
特に気になってるのは、電気の問題。
携帯電話にしろ、iPadにしろ、ノートパソコンにしろ、
いざという時に充電できなくなったとしたら……。
そんな事態にならないよう、このアイテムに注目してみたい。
オーディオキューブズ株式会社から販売されている
『コンバーターソーラーバックパック』
は、ソーラー発電するバッグ。
今まで、ソーラー充電の腕時計などは聞いたことがあった。
しかし、このバッグは
背面にそのままソーラーパネルを二枚装着している。
そこで発電したパワーは、
携帯電話やiPod、デジタルカメラ等に使用できるのだ。
これが6月25日の発売以来、
予想外の好調な売れ行きを見せているらしい。
人気の理由について、同社はこう考える。
「やはり、震災の影響だと思います。
皆さん、ポータブル機器の充電の必要性を
痛感していらっしゃるようです」
(同社・担当者)
充電方法は、このバッグを背負って歩くだけ。
すると、USBや各種アダプタによって
電気がいつの間にか供給されている。
最大で3000ミリアンペア(携帯電話のバッテリー約3〜4台分)までの
発電が可能なのだが、
ソーラーパネルなので直射日光の下でもフル充電に約7〜8時間かかる。
「ただ、ソーラーパネルには蓄電器が内蔵されているので、
USBで充電してから外出するという使い方も可能です」
(担当者)
なるほど、有意義なアイテムであるということはわかった。
ただ、不安な点もないわけじゃない。
単刀直入に言うと、耐久性が疑わしいのだ。
アウトドアシーンにも対応するようなタフネスを、
このバッグは備えているのかどうか……。
「防水仕様で、紫外線にも耐えうる『繊維600D』を素材に採用しているので、
アウトドア用にもガンガン使っていただけます」
(担当者)
それだけではない。
「ソーラーパネルだけ欲しい」という場合は、
パネルのみの販売も行っている。
それを手持ちのバッグに装着させ、
自作の“ソーラーバック”を製作する方も多いとのこと。
そんな『コンバーターソーラーバックパック』は、
同社のホームページにて購入することができる。
価格は28,350円(税込み)。
また、同社の“ソーラーバック”には他にもレパートリーがある。
「iPadを充電したい!」という方には、
ポーチ型の『スパークソーラータブレットケース』(税込45,150円)
がオススメ。
バッテリーの容量としても、このバッグがiPadに適しているそうだ。
20〜60代という幅広い年齢層からの好評を獲得している、
この“ソーラーバック”たち。
今年という節目を、ある意味象徴したアイテムかもしれない。
(寺西ジャジューカ)
お世話になったのは、
「
http://www.excite.co.jp/」
エキサイトのコネタです。

0