〜コネタ 151〜
ザクのフィギュアばっかり入っている『ザクマニア』
たくさんあるとビックリするものって、ありませんか?
たとえば、アリが1匹いても何とも思わないけど、
アリがいきなり100匹くらいいたら
「ウワァ!」と悲鳴をあげてしまいそう。
マリモがいきなり10個もあったら
「オワァ!」と叫んでしまいそう。
そして、いきなりザクが15体も出現したら腰を抜かしてしまいそう。
そんなグッズが実在した。
それは株式会社プレックスより発売される『ザクマニア』のこと。
『ザクマニア』は、
「機動戦士ガンダム」に登場した量産型ザクIIやグフなどを
ディフォルメ化したミニフィギュアが1パッケージに
15体入っているグッズ。
第一弾『ジオンの脅威』には
量産ザクIIが14体とシークレット2種のうちいずれか1体が入っており、
第二弾『ランバ・ラルの特攻!』には
量産ザクIIが13体とグフが1体、
シークレットの2種のうちいずれか1体が入っている。
なぜ、こんな“変り種”としか
言いようのない商品を製作したのだろうか?
メーカーにお話を伺ってみた。
「実は、もともとはゲームセンター用の景品として
企画していたんですよ。
よくシャベルですくって穴に落とし、
たくさんゲットできるマシンがありますよね?
それに入れるプライズ品として企画していました。
当初は『人間ピラミッドに情熱を注ぐ組体操マニア』
という名前でしたが……(笑)」
そう、このザクたちを積み上げて、
ザクで組体操させると妙に絵になる。
パッケージの側面には、
“「ピラミッド積み」とは、常に二手三手先を読んでおこなうものだ。”
とか、
“貴様が「積んだ」のではない!
その「フィギュア」の性能のおかげだということを忘れるな!!”
と、ピラミッド積みに対する熱いセリフが。
このフィギュアシリーズは過去にも発売されており、
「仮面ライダー」に出てくるショッカーだらけの
『ショッカーマニア』や、
「ゲゲゲの鬼太郎」の目玉おやじだらけの
『目玉おやじまみれDX』などが発売されている。
では、なぜ今回は「量産ザクII」と「グフ」なのだろうか?
「1つは『ワラワラいて楽しくなれる』キャラを、
2つめは『おチャメなマヌケさ』が醸し出せるキャラを、
という二つの理由からです。
あとは、やはり『国民的キャラクター』
という視点ははずせませんでした」
とのこと。
ちなみに、このフィギュアシリーズを楽しみにしている、
常連のようなファンがいるみたいだ。
メーカーの担当者いわく、
「同じお客様がどれほどいるのかはわかりかねますが、
WEBブログをいくつか見る限り、
リリース済みの商品を引き合いに出している人も目にします。
着実にこのシリーズのファンが増えている感覚がありますね」
では、どんなファンが多いのか?
「ずばり『ヘンなグッズ好き』が多そうです。
なので、性別や年齢はあまり関係ないようです。
ただ、キャラクターの認知、好意度によって
若干幅が変わりますが……。
今回のザクでは、やはり30〜40代の男性が多くなりそうですね」
今後もこのシリーズは発売予定があるようで、今夏発売予定。
キャラについては、まだ公表できないが、
「かなりのキワモノが登場します。
ある意味、ショッカーや目玉おやじ以上に
ショッキングなキャラですよ(笑)。
お楽しみにしていてください!」
という、ヨダレが出そうなメッセージをいただいた。
この商品は、3月下旬より全国雑貨店、ホビーショップ、玩具店で
各1260円(税込み)で発売される。
このザクたちに組体操させて遊ぶも良し、
組体操させてインテリアにするも良し、
使い方は自由自在の『ザクマニア』。
「ヘンなグッズ好き」な方も、そうでない方も、
興味を持った方は是非!
(寺西ジャジューカ)
お世話になったのは、
「
http://www.excite.co.jp/」
エキサイトのコネタです。

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