07年清涼飲料 2年ぶり増加 コーラ「ゼロ戦争」牽引
2007年の国内清涼飲料市場が、
猛暑の影響などで前年比4%増の16億5500万ケースとなり、
2年ぶりに前年を上回ったことが24日、
サントリーのまとめた市場推計で分かった。
15%増となったミネラルウオーターのほか、
健康志向を背景に頭打ちにあった炭酸飲料が9%増となり、
牽引(けんいん)した。
炭酸飲料は、
日本コカ・コーラと「ペプシ」ブランドのサントリーが、
カロリーゼロのコーラ飲料を投入し、
激しい“ゼロ戦争”を繰り広げたことが、
市場の活性化につながった。
07年の業界の注目を最も集めたコーラ飲料。
業界首位の日本コカは6月に
カロリーゼロの「コカ・コーラゼロ」を投入。
主力3商品の売り上げは過去30年で
最も高いという2けたの伸びを記録した。
同社は「月に1回コーラを飲む人口を増やすことを目標」
(秋山徹郎・TMグループマネジャー)に、
約400万人の無飲層を獲得したという。
これに対し、業界2位のサントリーは、
06年に発売したカロリーゼロの「ペプシネックス」が、
89%増の1380万ケースと急伸し、主力製品に成長。
「ペプシ」ブランド全体でも25%増の2570万ケースと、
過去最高の販売量を記録した。
コーラ飲料市場でのシェアも「初めて20%を超えた」
(山本弘文・常務食品カンパニー副社長)としており、
日本コカのシェアを切り崩した形だ。
08年についても、日本コカは
「コーラと食事」をテーマに
日清食品やキューピーなどの食品メーカーとの
コラボキャンペーンを展開。
サントリーは3月に「ペプシネックス」を一部リニューアルし、
1700万ケースの販売を目指す方針で、
ゼロ戦争はさらに激しさを増しそうだ。
一方、サントリーの推計によると、
07年の清涼飲料市場のカテゴリー別では、
全体の約4分の1を占める無糖茶が1%の微増で、
なかでも、激しいシェア競争が続いてきた緑茶は、
1%減と割り込んだ。
やはり4分の1を占めるコーヒーも
横ばいと振るわなかった。
08年の清涼飲料市場については、
「07年の猛暑の反動などが響く」として、
前年比微減の16億4500万ケースになる
と予想している。
(フジサンケイ ビジネスアイ)
たしかに、この夏は、暑すぎたね!!
コーラを欲しちゃうよね!!
でも、ペプシも美味しいコーラを作ったから、
コカコーラは、あせっただろうね。
僕も一時は、ペプシばかり飲んでましたが、
やっぱ、飽きがくるね!!
で、今は、6:4で、コカコーラですね。
今年もガンガン、貢献しちゃいます!!

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