増水、安倍川花火ピンチ 安全スロープ撤去 国交省の指示受け 30日開催延期も
30日に静岡市で開催される安倍川花火大会の実行委員会は26日、台風7号の接近で安倍川が増水したため、国土交通省静岡河川事務所の指示に従って、見物客らが安全に河川敷に降りるために設置していたスロープの大半を撤去した。スロープの再設置工事が本番までに間に合わない場合、安全対策上の問題から、毎年約45万人が訪れる花火大会は延期になる可能性も出てきた。
同実行委員会は台風が接近してきた25日、同事務所から河川使用時の許可条件に基づき、スロープを全面撤去するよう指示を受けた。26日朝から、安倍川大橋を挟んで南北に設置した2カ所のスロープの撤去作業を開始し、天候が回復し始めた午後5時ごろには橋の南側のスロープはすべて取り外し、北側にかかるスロープの半分を残すのみとなった。
2つのスロープの建設には、5日かかった。予定通りの開催を希望している同実行委員会は、撤去作業の中断を同事務所に要求したが、同事務所は「指示に従わないなら行政代執行も辞さない」と要求を拒否した。
押し問答が続いたが、大雨洪水警報が解除された午後6時半ごろ、同事務所は「水位が低下するまで監視するなら(撤去中止は)やむを得ない」と態度を軟化させ、スロープの一部は残った。
井本実行委員長は「業者には急ピッチで建設してもらうようお願いするが、間に合うかどうかは現時点で五分五分」と不安げな表情を浮かべた。
多数の死傷者を出した4年前の明石花火大会で警察の警備責任が厳しく問われた。大会警備に当たる静岡中央署は「スロープがしっかりと設置されないなら、安全対策上、延期の申し入れをせざるを得ない」としている。
こりゃあ、まずいねぇ〜!!
楽しみにしてる人も多いもんねぇ!!
でも、安倍川の花火の由来は、
戦時中に亡くなった人々の霊の為の送り火代わりなんだって。
だから、決まった日にやって欲しいね。

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